この記事は賃貸物件オーナー視点の記事です。

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フレッツ光ネクスト全戸加入プラン【入居者向け】手続き注意点まとめ

物件オーナーと販売側での価値観は違う

時代の流れでインターネット無料になっている賃貸物件は増えています。

だからと言って、賃貸経営が厳しい中この様な設備に投資して良いものかは悩むところです。

家賃下落が進む中、本当に全戸加入プランを導入する理由はあるのだろうか?

NTTの思惑と管理会社の思惑、そしてオーナーの思惑それぞれが微妙に違うものです。

賃貸経営をしている方を見ていると、成功する人と失敗する人は、はっきりしています。

「すべて管理会社に任せている」このパターンは一番危険です。

今は良いかもしれません。しかし、ちょっと賃貸経営が傾くと「管理会社へ何とかしろ!」と言うだけです。

どうにもできない管理会社は開き直って、「ほかに行ってくれ」と切り捨てます。

親しい不動産管理会社さんに言わせると「新築から10年は誰でも埋められる」そこから先が問題だと、一括借り上げの場合のトラブルも10年過ぎてからです。

一括借り上げの契約は10年過ぎたら2年ごとに家賃見直しですよね。

家賃の値下げは管理会社にとって当たり前です。「嫌だったら契約延長しません」法律的には正当な権利を行使しているだけです。リスクは全て物件オーナーです。

農家さんが相続対策として賃貸経営する場合、利益度外視みたいな面もあります。「固定資産税が払えて借金を払える金額さえあればいい」これでは近隣の家賃相場は下がるばかりです。

管理会社に取って、この様なお客さんは修繕費や設備投資とやりたい放題です。最初から利益度外視ですし全て任せていると言われれば何でも売れますからね。

不動産管理の営業マンの離職率が高い事を考えれば、分かることです。

全ての管理会社がそうだとは言いません。現にオーナーに寄り添い真剣に資産運用を考えてくれる不動産管理会社さんも沢山います。

全戸加入プランのような商品もオーナー自らが考え導入決めた方が良いでしょう。リスクを負うのはオーナー自身ですからね。

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全戸加入プランを導入したらどんなメリットがあるの?

全戸加入プランの導入することで考えられるメリットを紹介していきます。

インターネットを利用する層に対しては強い

インターネットと言っても、固定回線ばかりではありません。スマホユーザーもインターネットを利用します。

この様に考えると、対象となる人数はかなり多くなります。


出典:総務省HP

この表は総務省が平成28年に発表したインターネットの普及状況です。

見てわかる通りインターネットが必需品となっているのが分かります。

全戸加入プランの導入は、パソコンを持っている層とスマホを持っている層に有利に働きます。

光回線を契約する人にとっては、その回線料金が無くなります。スマホを使う人はwifiを使って安いプランに変更出来たり、通信制限で追加料金を払わずになるかもしれません。

同じ条件で全戸加入プラン導入物件と導入していない物件のどちらに入るか?と考えた時にインターネットを利用する層は導入物件に行くでしょう。

空室対策としては、強力な武器となるでしょう。

初期投資がかからない

全戸加入プランは初期の導入費がかかりません。(契約料が少しかかります)

リフォームやオートロック、防犯カメラなど何かと出費が多い賃貸経営ですが、全戸加入プランの設備導入費は月額利用料のみで導入が可能です。

また、契約から5年を過ぎたらいつでも止めることも出来ます。

通信インフラの殆どが光ファイバー1本で

全戸加入プランは光ファイバーで提供されるため、インターネットはもちろん、電話、テレビと言ったサービスが利用できます。

ひかり電話は利用する入居者に料金がかかります。テレビ、プロバイダー契約はオーナー負担、入居者負担が選べます。

映像サービスは有料チャンネルのサービスを入居者が個別に契約できるようなります。4K放送に対応したコンテンツも光経由で視聴することが出来ます。

全戸加入プランを導入した時のデメリットは?

メリットだけを見れば導入した方が良いように思えますが、デメリットもあります。

空室であっても料金が発生する

全戸加入プランの料金は1棟ごとの契約となり、空き室があっても料金がかかります。

最低利用期間の設定がある

最低利用期間が5年となっているため、途中解約には違約金が発生します。

導入できない物件がある

全ての物件に提供できるわけではありません。4世帯以上の物件で光配線方式で提供できる物件となります。

全戸加入プランの申し込みを行うと、NTTが物件の設備調査を行いその結果提供できないケースもあります。

世帯数が小さいと割高である

世帯数が多くなるほど一部屋当たりの単価が下がるため、4世帯や5世帯の物件では割高感があります。

まとめ

空き室があるから導入を考えるオーナーと満室だから導入を考えるオーナーがいます。

前者は空き室を埋めたいという気持ちです。後者は満室のうちに設備投資を行いたいというオーナーです。

どちらにしても自分で考えて判断されるのが良いでしょう。

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