床掃除の中でもフローリングは気を遣う

床の材質がクッションフロアのようなビニールであったり、Pタイルであればそんなに気にせず掃除も出来ますが、フローリングとなると気を遣います。

フローリングの床は掃除の仕方を間違うと、素材自体を傷めかねません。

使える洗剤の種類や水拭きはダメだとか何かと言われるフローリングです。

なぜ、ダメなのか?と言うと木は水を吸ってしまうと変形したり割れたりしてしまう可能性があるからです。

しかし、掃除の仕方がないわけではありません。

正しい掃除の仕方をすれば、フローリングも綺麗に保つことが出来ます。

フローリングの構造を知ろう

日本農林規格はフローリングを、木材を継ぎ合わせた一層のみで構成された「単層フローリング」と下地材と化粧材を張り合わせた「複合フローリング」に分類する

出典:wikiペディア

フローリングは日本農林規格(JAS)によって規格が定められています。

単層フローリングは「無垢材」が使われているものを指します。

無垢材が使われている「単層フローリング」の場合は手入れ方法を大きく変わります。

使う木材に寄っては無塗装で使われているものも多く、この場合はオイルステインや天然ワックスなどでお手入れをするようになります。

自宅の床が単層フローリングを使っていれば分かると思いますが、間違った掃除の仕方をするとシミになってしまう可能性や変形、割れ等があるので掃除には十分に気を使います。無垢材は特に水分を嫌うので拭き掃除にも注意が必要です。

複合フローリングは合板が使われており、表面に0.3~2mm程度の厚さの化粧加工用の木材を張ったものを指し、無垢材より扱いやすいとされています。

表面に合成ワックスなどが使われていることが多く、何も加工されていない無垢材よりは水にも強いのですが、合板とは言え木材ですので基本的に水分を嫌います。

一般的に多く使われているのが、複合フローリングです。

フローリング床掃除の手順はこうする

それでは、フローリング床の掃除の仕方を紹介していきたいと思います。

基本的には表面に加工がされているか、ワックスがかかっているフローリングであるという前提の掃除方法です。

普段する掃除とべたつきを感じる時と黒ずみなどの汚れが目立ってきた時の3つに分けて考えます。

普段のフローリング掃除

    1.掃除機をかける
    2.乾拭きの雑巾がけをする

埃をしっかりと掃除機で吸い取った後乾拭きを行うだけで十分です。

掃除機をかけるのは後が良いとする方もいますが、先に埃を吸い取ってから拭き掃除を行うようにした方が掃除が楽になります。

埃が多いと拭き掃除が大変になるばかりか、隅や溝にゴミを追いやってしまい時間がかかってしまいます。

クイックルワイパーを使う場合は普段はドライシートのみを使うようにします。

モップを使う場合も乾いたモップを使うようにします。

フローリング掃除では水拭きは極力避けるのが基本で、床を傷めないようにするコツです。

べたつくフローリングの掃除方法

    1.掃除機をかける
    2.水拭きの雑巾がけをする(雑巾は固く絞る)
    3.乾拭きの雑巾がけをする

足の裏の皮脂の汚れなどが溜まってべたつく床になってしまいます。

こうなると乾拭きだけでは厳しいので、水拭きを行うようにします。

雑巾は固く絞ってから使うようにします。モップを使うときもしっかりと水を切ってから使うようにします。

クイックルワイパーはウェットシートを使って掃除をします。

水拭きをした後は素早く乾拭きを行います。フローリングに浸みこまないように気をつけます。

1,2週間に一度くらいのペースで水拭きを行えばべたつかずに綺麗に保つことが出来るでしょう。

フローリングが黒ずんできた時の掃除方法

    1.掃除機をかける
    2.中性洗剤を水で薄めて黒ずんだ部分に吹きかけてスポンジなどを使い汚れを落とす
    3.水拭きで洗剤をしっかり拭き取る
    4.乾拭きの雑巾がけをする

フローリングは時間とともに黒ずんでくることがあります。

原因はいくつか考えられます。何回もワックスを重ね塗りしていたり、油汚れが固まって黒ずんで来たりします。

この様な時は洗剤を使って掃除をしますが、中性洗剤を使う理由は後述します。

スプレーボトルに2,3滴の食器用洗剤を垂らして使います。(汚れがひどい時には洗剤の量を増やしてください)

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キッチン回りの黒ずみを落とす

キッチン回りは料理をしている時の油が飛び跳ねたりして床が汚れやすいところです。

飛び散り油が原因でフローリングが黒ずんでしまう事があります。

重曹やセスキ炭酸ソーダなどのアルカリ性の洗剤は使い難い

飛び散り油は酸性の汚れなので重曹やセスキ炭酸ソーダを使って汚れを落としたいところですが問題があります。

フローリングに使われるワックスも酸性なのでアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと同時にワックスを剝がしてしまう事になります。

ワックスが剝がれたら、塗ればいい事ではあるのですが頻繁にワックスがけを行うのはかえって汚く見える原因となってしまいます。

その様な観点からもあまりお勧めできないのが重曹やセスキ炭酸ソーダを使った掃除方法です。

中性洗剤を使う

今回紹介している食器用洗剤はなぜ油汚れを落とせるのか?と言うところですが、食器用洗剤には界面活性剤が含まれているからです。

界面活性剤の働きによって水と油を混ぜ合わすことが可能となり、油を浮き上がらせて汚れを落とすことが可能になります。

界面活性剤を含んだ中性洗剤であれば、ワックスを剥がす事もなく油汚れを落とすことが出来きるので黒ずみ汚れも落とせるのです。

ワックスはどれくらいの頻度で塗る?

フローリングの掃除をする上でワックスはどれくらいの頻度でかければいいのか?疑問に思う方も多いかもしれません。

ワックスはフローリングにとって大切な役割を果たしてくれています。

水分から守ったり、傷がつかないようにしたり、光沢を出したり、汚れを付きにくくしたりと、たくさんの効果を期待できます。

ワックスの塗り過ぎは逆効果

しかし、そんなワックスですが塗り過ぎると黒ずみの原因となってしまいます。

一般的にはワックスを重ねて塗っていく事が多いと思います。

ワックス表面に浸みこんだ汚れの上に更にコーティングをしていく事になるので、回数を重ねるごとに黒ずんできてしまいます。

ワックスの頻度は1年に1度で十分

それではどれくらいの頻度でワックスがけを行えばいいでしょうか?

キッチン回りや、人の往来の多い場所では1~2年に1度くらい行えば十分です。

目安としてはフローリング表面の光沢が無くなってきたらワックスをかけてあげます。

往来の少ない場所では2~3年に1度くらいでも問題ないでしょう。

ワックスの剥離は?

ワックスを剥がすには、専用の剥離剤を使うことになります。剥離剤はアルカリ度の高い薬剤となりますので、フローリングにかかる負荷は大きいものになります。

ワックスの剥離は掃除のプロでも気を遣う仕事です。

最近は手軽に剥離剤を手に入れることも可能ですが、そんなに頻繁に行う必要はありません。

一般家庭では5年~10年に1度ワックスの剥離を行えば十分と言えます。

まとめ

普段の掃除で乾拭きを行っていれば、フローリングに汚れが溜まることも少なくて済みます。

水拭きの回数が少なければ、フローリングを傷めずに済みます。

黒ずみ汚れが出来てきた時には中性洗剤を使って落としましょう。

ワックスは必要最低限かけるようにします。

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