
イオンが運営するポイントサービスであるWAON。
そのポイントの使い方について、要素ごとに分解しながら紹介をしていきたいと思います。
今回は、現金払いで貯まる方のポイントである、WAON POINTについてです。
まずはWAON POINTの登録を!登録はウェブサイト「smart WAON」から
WAON POINTは、流通大手であるイオングループが運営するポイントサービスで、WAON POINTの加盟店にて、ポイントを使ったり貯めたりできます。
WAON POINTを貯める&使えるためのツールとしては、「WAON POINT カード」「イオンカード(WAON一体型)」などがあります。
WAON POINTは、そのままでは使えません。まずは、これらのカードなど、同ポイントを活用するためのツールの情報登録をしなければならないのです。具体的には、WAON POINTの会員サイトである「smart WAON(スマートワオン)」(https://www.smartwaon.com)への会員登録が必要になります。
WAON POINTはWAON POINTカードなどで貯めたり使えたりできる
WAON POINTは、WAON POINTの加盟店(https://www.waon.net/shop/)、1ポイント1円にて利用することができます。「WAON POINT カード」や「イオンカード(WAON一体型)」などを用いてポイントを貯めるまたは使う、といった流れになります。
WAON POINT カードは、2020年4月より、現金専用のカードとなりました。イメージとしては、クレジットカード機能を持たない、TポイントカードやPonta(ポンタ)カードを思い浮かべれば良いと思います。
WAON POINT加盟店の買い物で200円ごとに1ポイント貯まる
当たり前ですが、ポイントを使うためには、まず貯めないといけません。WAON POINTの加盟店で、WAON POINT カードや、イオンカード(WAON一体型)などをレジで提示しましょう。200円の買い物金額ごとに、WAON POINTが1ポイント貯まります。
電子マネーWAONを活用すれば200円ごとで2ポイント貯まる
より効率よくWAON POINTを貯めるためには、電子マネーWAONを使うという方法があります。電子マネーWAONは、「電子マネーWAONカード」や「イオンカード(WAON一体型)」などで使えます。
電子マネーWAONを使うことで貯まるポイントは、基本的にはWAONポイントになります。しかし、「電子マネーWAONカード」や「イオンカード(WAON一体型)」など、電子マネーWAONが使えるツールを予めWAON POINT会員に登録をしておくと、WAON POINT加盟店で買い物した際には、WAONポイントではなくWAON POINTが貯まります。
この手法を活用すると、WAON POINT加盟店で、電子マネーWAONを使って買い物をすると、200円ごとにWAON POINTが2円貯まります。
WAON POINTカードは簡単につくることができる
いくら、電子マネーWAONを使うと効率が良いからといっても、肝心のWAON POINT カードを持ってなければ無意味じゃないか?
そう思う方もいるでしょう。しかし、その心配は杞憂です。なぜなら、WAON POINTカードの発行はとても簡単だからです。
WAON POINTカードの発行は、イオングループの店舗(イオン、マックスバリュ、まいばすけっと、ミニストップなど)で、発行手数料無料で行っています。イオングループの店舗に足を運びさえすれば、簡単に手に入るのです。
WAON POINTを貯める際の注意点!「お客様感謝デー」の特典対象外
「WAON POINTを貯める」際に、気をつけたいことがあります。それは、WAON POINT(WAON POINT カード)が、イオングループの販促キャンペーンとして定番となっている「お客様感謝デー」の特典の対象外になっている、という点です。
電子マネーWAONは「お客様感謝デー」の特典対象
通常の買い物ポイント(200円ごとに1ポイント)は貯まるのですが、ボーナスポイントほ付与や割引が対象外となります。
「お客様感謝デー」での恩恵を受けたい場合には、「電子マネーWAONカード」や「イオンカード(WAON一体型)」で買い物をしてください。
「お客さまわくわくデー」ならWAON POINTが2倍貯まる
ただ、WAON POINTがイオングループ店舗の買い物で一人負けなのか状態なのか、というと、決してそういう事ではありません。
毎月5日・15日・25日に催される「お客さまわくわくデー」でWAON POINTカードを提示すれば、WAON POINTが2倍貯まります。
WAON POINTの使い方は6通り
WAON POINTがある程度貯まったら、お得に買い物をするために、貯まったポイントを使うという行為が欠かせなくなります。
WAON POINTの使い方は、次の6通りになります。
- WAON POINT加盟店の買い物時に利用する
- 「smart WAON」で商品と交換する
- 家族や友人とWAON POINTをシェアする
- 貯まったWAON POINTを寄付にあてる
- WAON POINTを電子マネーWAONに移行する
- WAON POINTを「エムアイポイント」に移行する
WAON POINTの最も無難な使い方は買い物時にレジで提示すること
ここからは、上記で挙げた5通りの使い方について細かく説明していきます。
まずは、最もオーソドックスと思われる、「WAON POINT加盟店の買い物時に利用する」方法についてです。
いまはイオングループ中心だが徐々にグループ外店舗も増加
正直なところ、WAON POINTの加盟店(上記リンク参照)を見てお察しの通り、WAON POINTの加盟店は、現状の多くはイオングループの店舗であり、幅という点ではまだまだな印象です。しかし、同ポイントが2016年にスタートした、後発組のポイントサービスであることを考えると、その事業主体も加味して、潜在性は充分と考えられます。
それが一部顕在化してきた、と言えるのではないかと思うのですが、徐々にイオングループ外の加盟店も増えはじめています。
- THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)
- サカゼン
- コスモ石油
- ニッポンレンタカー
- マジックミシン
- ミスタークラフトマン
- サカイ引越センター
- ツヴァイ
といったところが該当します。
使い方は至ってシンプルでレジ会計時に提示するだけ
WAON POINTカードの店頭での使い方は実に簡単です。レジにて現金で会計を済ませる際に、レジ係の方にカードを渡すだけでOKです。プラスチック製のTポイントカードやPonta(ポンタ)カードと同じです。
会員サイト「smart WAON」で商品と交換をする
WAON POINT2つ目の使い道が、同会員サイトである「smart WAON」で、商品と交換をすることです。
今ですと、人気キャラクター「My Melody」とコラボによる限定商品(ポーチやカバンなど)があるほか、魚沼産コシヒカリや宮城産ひとめぼれといった食品、ツインバード製の家電製品、ドイツ・ヘンケルス社製の包丁など、様々なアイテムと交換できます。
家族や友人とWAON POINTをシェアする
3つ目の使い道が、ポイントのシェアです。これは、オンライン上でのやりとりとなりますが、会員サイトの「smart WAON」および「smart WAONアプリ」を活用することで可能となります。
家族間でWAON POINTをシェアする
「smart WAON」で設定をすることで、家族間でのWAON POINTのやりとりができるようになります。ただし、お察しのように、各家族が会員登録(smart WAONウェブIDの保有)することが前提となります。
これを行えば、smart WAONサイト上でも紹介されているように、家族みんなのポイントを合算して、母の日にお母さんに花束を買ってプレゼントをする、といったことも可能になります。
アプリを使って友人とWAON POINTをシェアする
アプリ「smart WAONアプリ」を使えば、自分が貯めたポイントを友人とシェアして、ポイント合算して買い物をすることなどができます。
smart WAONアプリは、AndroidにもiOSにも対応しているのですが、iOS(iPhone)の場合、予め「smart WAON」にて会員登録を済ませておく必要があるので注意してください。
貯まったWAON POINTを寄付する
4つ目の使い方は、いまとなってはポイントの使い方として定番になりつつある、寄付するという使い方です。
こちらも、商品の交換や家族間でのポイントシェアと同様に、「smart WAON」サイト上にて手続きをする必要があります。
寄付のメニューはその時々で違いますが、ミャンマー学校建設支援募金や、日本テレビ系列の「24時間テレビ」のチャリティー募金、国内の災害地への支援基金などがあります。
WAON POINTを電子マネーWAONに移行する
5つ目の使い方は、WAON POINTを、もう一種類のWAONのポイントである、WAONポイント(電子マネーWAON)に移行することです。
WAON POINTを電子マネーWAONに変えるためには、WAONステーションを活用します。WAON POINTをWAONポイントに変え、更にそのWAONポイントを、電子マネーWAONに変えるのです。WAONステーションであれば、この一連の手続きをワンストップで行うことができます。
WAON POINTを「エムアイポイント」に移行する
最後に紹介する(6つ目の)使い方が、WAON POINTを「エムアイポイント」に移行することです。エムアイポイントとは、三越伊勢丹グループが運営する、同社独自のポイントサービスです。
WAON POINTとエムアイポイントは、2社間でポイントの相互交換ができるのです。ポイント交換は1,000ポイントからで、以降1,000ポイントごとに、最大で99,000ポイントまで交換ができます。凡そ3日間程度で手続きが反映されます。
なお、エムアイポイントと交換をする際には、三越伊勢丹WEB会員への登録が別途で必要となりますので注意してください。
まとめ
1.WAON POINTを使えるようにするためには、まずウェブサイト「smart WAON」にて会員登録を済ませる。
2.WAON POINTを賢く貯めるには、電子マネーWAONカードも保有し、電子マネーWAONカードでWAON POINTを貯めて、WAON POINTカードに移行する方法(電子マネーWAONカードは200円ごとに2ポイント貯まるため)もある。
3.WAON POINTの使い方で特徴的なのが、他人とポイントをシェアできること。この特徴を活かして、複数人でポイントを出し合って買い物をすることもできる。