
貯めたポイントで買い物をしたり、連携している他のポイントに交換できたりなど、色々な使い方ができるTポイント。その中でも、より良い使い道があるとすれば、一体どのようなものなのでしょうか。
今回は、Tポイントのより良い使い道について検証をしてみたいと思います。
Tポイントの使い道で特におすすめなのがファミマとウェルシア
やはり、基本となるのは買い物時の清算にポイントを使用して、実質的な支払いを押さえていく方法でしょう。なにより、この方法なら、いわゆる「使いっぱぐれ」を防ぐこともできます。中でも筆者的にオススメしたいのが、ファミリーマートとマルエツ、そしてウェルシアの3店舗です。
ファミマやマルエツでの買い物にTポイントを充当する
基本的に、Tポイントを買い物で使用する場合、1ポイント1円で使用できます。正直なところ、Tポイントをいくら効率よく貯めるとはいっても、基本的には2桁から3桁(数十ポイント~数百ポイント)を行き来するのが現実でしょう。
そうなった時に、効いてくるのが普段使い的に消費している店舗での活用だと思います。Tポイントが使えるコンビニやスーパーで、食材や飲料を買うのに充てるのが良いでしょう。つまりは、ファミマとマルエツでの買い物です。
特にファミマオリジナルのハンカチ購入に充てるのがおすすめ
中でも筆者がオススメしたいTポイントの使い道が、ファミマならではの商品である、今治タオルのハンカチと、メガネ拭き&スマホの液晶画面拭きにもなるハンカチ購入でのTポイント充当です。
販売価格としては税込みで600円強の金額になりますので、貯まったポイントをうまく使えば、ワンコインで購入できて、よりお得です。とくに、昨今の状況ですと、手洗いは大事になりますし、汗をかきやすい夏場はハンカチの携帯が欠かせません。
ちなみに、いまコンビニエンスストアは、ファミマに限らず色々ユニークなハンカチを取り扱っていて、エコバッグとして使えるハンカチなども販売しています。
毎月20日にウェルシアでTポイントを使って買い物をすると150%の価値
日用品購入でのTポイント利用で、もう一つ押さえておきたい先が、大手ドラッグストアであるウェルシアです。
ドラッグストアですので、ファミマやマルエツのように、普段の買い物としてTポイントを使いやすいのもそうなのですが、毎月20日は、ポイント(200ポイント以上が条件)で買い物をすると、1.5倍の買い物ができるというキャンペーンを展開しています。つまり、Tポイントを200ポイント使うと、300円相当の買い物ができるということです。1.5倍ですから、当然、使うポイントが大きければ大きいほどお得です。
また、Tポイントを貯めるうえでもウェルシアはお得です。毎週月曜日にはポイント2倍キャンペーンを展開しています。
営業職や学生にオススメしたいTポイントの使い道が吉野家での利用
最後に、筆者が個人的にオススメしたい使い道が、牛丼チェーン大手の吉野家での活用です。同店のキャッチコピーでもある、「早い、美味い、安い」にあるように、“早い”清算を済ませたい際に、Tポイントはとても便利です。
食事代の端数を、Tポイント払いで済ませるのです。そうすれば、電子マネーの残額に端数が残ることはありませんし、現金で清算する場合にも、小銭を探す手間が省けますので便利です。意外と重要だと思います。
タイム・イズ・マネーです。
Tポイントの使い道で外せないネットの活用
Tポイントに限った話ではないのですが、賢いポイントの使い道を吟味するにあたって、やはりネットの活用は欠かせません。ネットを制する者がポイント活用を制す、といっても過言ではないようにすら思えます。
具体的には、Tポイントと連携をしているYahoo!が展開しているYahoo!公料払い(ネットで公共料金の決済ができるサービス)や、Yahoo!ショッピングでの様々な買い物、そして、後述しますが、ネットバンク(ジャパンネットバンク銀行)の活用などが挙げられます。
Yahoo!公金払いは支払いにTポイントを充てることもできる
Yahoo!公金払いは、ガス・水道といった公共料金や、住民税・自動車税などの税金の支払いを、ネット上で行える(クレジット決済できる)というサービスになります。
通常、一括払いでの支払いが基本となるこれらの料金が、クレジットカードを使うことで分割払いも可能になるのは魅力的な点と言えるでしょう。更にその料金に、Tポイントを貯める・使うという選択肢も与えられているという優れものです。
また、公共料金や税金以外にも、国民健康保険や介護保険、NHKの受信料、そして、ふるさと納税の支払いにも対応していて、割と広い用途となっています。
Yahoo!ショッピングなどのネットショッピングでの会計に充てる
ネットショッピングでの利用も効果的です。全体を網羅しているYahoo!ショッピングやLOHACOなどのほか、シマホネット(島忠・HOME’S)やカメラのキタムラネットショップ、ネットオフなどの専門サイトまで、Tポイントが使えるネットショッピングサイトは計13サイト(Tポイントを貯めるのみも含めると15サイト)あります。
条件付きながらTポイント申請でスルガ銀行のローン支払いへの充当も
また、これは条件がかなり限られますが、スルガ銀行でのローン支払い(元本返済)にTポイントを充てることもできます。Tポイント1につき、1円の支払いが可能です。
ただし、そのためには、同行の「Tポイント付リザーブドカード」に加入していることが条件となります。
Tポイントを現金に換えることも使い道のひとつ
最後に紹介したいTポイントの使い道が、現金化です。
ジャパンネットバンク銀行での口座開設、または上記のYahoo!ショッピングで買った商品券やギフトカードを金券ショップで交換することによって、Tポイントを現金に換えることもできます。
ただし、換金率が100%を切るので、損得で言えば明らかに損です。なので、緊急の時以外はあまりおすすめできないのが正直なところです。
詳しくは、以下の記事の「4.Tポイントを現金へ交換するならジャパンネット銀行とYahoo!ショッピング」をご覧ください。
まとめ
1.Tポイントは1円単位(1ポイントごと)で使えるので、基本的な使い道としては日用品の会計に充てることをおすすめしたい。
2.中でもコンビニやスーパー、ドラッグストアがおすすめ。具体的には、ファミマやマルエツ、そしてウェルシアといった先。
3.ネットでの買い物でTポイントを使うのも賢い使い道のひとつ。Yahoo!公金払いなら、光熱費や税金、保険料の支払いでTポイントを使うこともできる。