豆腐の賞味期限切れはどれくらいまで食べれる?保存方法と種類の違い

豆腐の賞味期限って長いものがあったり短いものがあったりなんか不思議です。そんなお豆腐の賞味期限の違いの謎といつまで食べられるのか?調べてみました。

豆腐の賞味期限の違いは?

お豆腐によって賞味期限が長いものと短いものがあります。昔はお豆腐屋さんが自転車やリアカーで家の近くまで売りに来ていたものですが、最近ではその様姿をあまりみることなくなりましたね。

スーパーに並んだお豆腐を見ると賞味期限がまちまちなのは知っていましたか?一見同じように見えるのですが、実はお豆腐の製法が違う為賞味期限の長さが違うのです。

お豆腐の種類によって賞味期限の長さが変わる

木綿豆腐と絹ごし豆腐が違う事は皆さんも知っていると思います。用途によって使い分けたりするのですが、実は木綿豆腐と絹ごし豆腐の賞味期限の長さを大体同じなんです。

実は木綿豆腐と絹ごし豆腐の他にもう一つ充填豆腐と言うものがあります。この充填豆腐は賞味期限の長さが他のお豆腐に比べて少し長いんですね。

木綿豆腐や絹ごし豆腐が製造日より3日~5日程度に設定されているのに対して、充填豆腐の場合は長いもので半年くらい持つものもあります。

賞味期限の長さの違いは製法にある

それでは、なぜこんなに変わるのでしょうか?カギは製法にあります。

お豆腐の作り方は大豆を水に浸した後、すりつぶして窯で煮ます。豆乳とおからに分けた後、豆乳に塩化マグネシウムなどの凝固剤を加えて固めて豆腐を作ります。

充填豆腐は豆乳を冷やした後直接容器に投入して凝固剤を入れ密封した後、容器ごと加熱して殺菌するので賞味期限が長くなるのです。

この製法の違いが、普通のお豆腐と充填豆腐の賞味期限の長さの違いです。

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賞味期限を過ぎたお豆腐はいつまで食べられる?

賞味期限切れのお豆腐はいつまで食べられる?と言う疑問は多くの方が持ちますね。と言うのも賞味期限と言えばおいしく食べられる期限を指しており期限が過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありません。

それではいつまで食べることが出来るのか?解説していきたいと思います。

まずは、お豆腐の種類を確認します。製法の違いによってそもそも賞味期限が大きく変わるので、1週間くらい過ぎても問題ないものとそうでないものを見極める必要があります。

木綿豆腐や絹ごし豆腐の場合

一般的に3日~5日の賞味期限が設定されている木綿豆腐や絹ごし豆腐ですが、当然数日過ぎたところですぐに食べられなくなる訳ではありません。

お豆腐屋さんで買ってきたお豆腐の場合は、冷奴などの生で食べる場合はその日のうちか出来るだけ早く食べるようにします。お豆腐屋さんで買うお豆腐は、数日たってっ食べる事を想定していないので、出来るだけ早く食べるようにしましょう。

火を通して食べるなら3日くらいなら問題ないようです。

スーパーなどでパックに入っているお豆腐であれば賞味期限プラス3日程度は問題ないでしょう。

もし3日以上過ぎても食べてみようとするなら後述する見極め方を参考にしっかり確認しましょう。

お豆腐の保存方法は水を替えながら

水が空気に触れているとどうしても劣化するスピードが速くなります。

お豆腐屋さんで買ってきた豆腐は一回加熱して水に浸けて冷蔵庫で保管します。毎日水を替えるようにしましょう。必ずラップなどで包み空気に出来るだけ触れないようにします。空気に触れた分だけ劣化が早くなります。

スーパーで買ってきたお豆腐はパックに入れたまま保存します。因みに中に入っている濁った水ですが、緩衝材の役割をしているので保存料などは含まれていません。

賞味期限切れの充填豆腐の場合

充填豆腐の場合は賞味期限を多少過ぎても食べること出来ます。ただし、注意しなくてはいけないのが製造日から賞味期限がどれくらいの期間設定されているか?これをしっかりと確認します。

もともと、長い期間保存できるように製法が工夫されているので、問題ない事が多いのですが、長期保存用に作られたものと、そうでないものがあります。

ネット上にある1ヵ月過ぎても大丈夫だったという情報は、長期保存の物であれば食べれることもあります。賞味期限が半年以上の期間が設定されていれば、1ヵ月くらい賞味期限切れでもリスクは少ないかもしれません。

ただし、もともと1週間程度の賞味期限の豆腐を1ヵ月過ぎて食べるのは危険です。

充填豆腐と言ってもメーカーによって保存する技術に差があります。まずは賞味期限がどれくらいの設定であるか確認してから食べるようにしましょう。

賞味期限が過ぎたお豆腐を食べる際は火を通して食べるようにした方が良いでしょう。

賞味期限切れのお豆腐こんな時は食べるのはやめよう

臭い:酸っぱい臭いがするものはやめておきましょう

色:お豆腐が傷んでくると黄色く変色します。変色しているものはやめておきましょう。

触って:糸を引くようになっていたら食べるのはやめておきましょう。

その他お豆腐のパックが膨張している状態もやめておきましょう。中で発酵してガスが溜まっている可能性が高いです。

基本的に水分を多く含むお豆腐は傷みやすい食材です。体調を崩す事の無い様十分に確認しましょう。

まとめ

賞味期限切れのお豆腐は我家でも良くあります。3個でパックになっているお豆腐って最後の1個を食べる時に賞味期限が過ぎていることが多いんです。

そのほとんどが充填豆腐なので、健康被害にあったことは有りませんが、木綿や絹ごし豆腐の場合は気を付けた方が良いですね。

因みに味は充填豆腐は製法上どうしてもえぐみが残って落ちるそうです。

美味しいお豆腐は出来てすぐに食べるのが良いですね。

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