
もうすっかり定着した【エコ(ECO)】という言葉ですが、みなさんは身近でどんな風に実践してますか?
トイレットペーパーの芯や食パンの袋、コーヒーの残りカスやみかんの皮など普段捨ててしまうものを再利用したら、エコという名の節約にもなりますね。
そこで今回は捨てる前に再利用7選を紹介していきます。
トイレットペーパーの芯
何気なく捨ててしまっているトイレットペーパーの芯。アイデア次第でとっても便利なオシャレなものに再利用できます。これからは捨てずにインテリアグッズを作っていきましょう。
延長コードカバーに
延長コードの収納は、ぐちゃぐちゃになって絡まったりしてイライラの元になりますね。そんな時にトイレットペーパーの芯を使えば、キレイに収納できちゃいます。
トイレットペーパーの芯そのままだとオシャレじゃないので、マスキングテープでデコレーションします。簡単ですよね。
コード収納のポイントとしては、スカスカだとカバーが外れてしまうので、トイレットペーパーの芯にキッチリハマるぐらいにコードを束ねてください。
また、短いコードを収納する場合は、トイレットペーパーの芯を短くカットして使ってください。
トイレットペーパーの芯と麻紐で壁掛けラダー
トイレットペーパーの芯を使った壁掛けラダーは、トイレットペーパーの芯に、好きな色を塗って乾かして麻紐を通して結ぶだけなので、とても簡単にできます。
台を作ってミニサイズの写真を飾ったり、ミニチュアのフィギュアを飾ってもオシャレになると思います。ぜひ試してみてください。
トイレットペーパーの芯に麻紐を巻きつけてフェイクグリーンをあしらうだけで、ナチュラル感たっぷりのオシャレなインテリアになります。
トイレットペーパーの芯 麻紐 グリーンプランツ ラズベリーピック 木工用ボンド
作り方は、トイレットペーパーの芯の片方の淵にボンドをつけて、そこに麻紐を巻きます。
そのままクルクルと巻き付けて、反対側の淵にもボンドを塗って、麻紐を巻いてくっつけます。
そこに麻紐を通して引っ掛けられるようにして、フェイクグリーンを通して飾ったら完成です。
グリーンだけでもいいですが、造花などを使うと華やかになったりしますので、いろいろアレンジしてみてください。
保冷剤 を再利用
洋菓子などを買った時に付いてくる保冷剤。いつか使えると思って冷凍庫の肥やしに。その冷凍庫に貯まっている保冷剤は、実は違うことに使えるんです。
保冷剤を温めてカイロに
保冷剤と言われていますが、実は温めても使えます。
保冷剤カイロの作り方はとても簡単で、40℃ぐらいのお湯に2~3分湯煎するだけです。適度な柔らかさ、温かさがあるので、アイマスクにもオススメです。
電子レンジで温めるのは、オススメしません。破裂したり、火傷したりする危険性があるので温める時は、電子レンジを使わずに湯煎で温めましょう。
虫よけに
保冷剤はほとんどが水からできています。水と水溶性ポリマーと呼ばれる化学製品を配合したもので、これは市販の芳香剤や消臭剤にも使われています。
作り方は簡単で、容器に保冷剤の中身と、虫が嫌いなハッカ油を入れて混ぜるだけ。
これだけで簡単な虫よけ芳香剤ができるので、いらない保冷剤で作ってみてはいかがでしょうか。
食パンの袋は臭いが漏れない
みなさんは食パンを食べ終わった後の袋どうしてますか?そのまま捨ててしまっている人もいると思いますが、まだ使い道があるんです。
そのままま捨てずに、ぜひ再利用してください。
生ゴミなどを入れるゴミ袋として
食パンの袋実はとても消臭効果に優れていて、臭い漏れもないんです。
臭いが気になるのは、夏場の生ゴミや赤ちゃんのオムツ、ペットのトイレシートなどこれらを入れて、口を縛ってしまえば、臭いが漏れず捨てられます。
さらに、コーヒーの残りカスを中に入れればより消臭効果が増します。
レジ袋が有料になった今、食パンの袋をゴミ袋の代わりに使ってみてはどうでしょうか。
コーヒーの残りカス
コーヒーをドリップした後に、どうしても出てしまうコーヒーのカスですが、そのまま捨ててしまっていませんか?コーヒーのカスには消臭効果や除湿効果などもあり、とても優秀なんです。この残りカスを有効に使って快適な生活を送りましょう。
消臭・除湿に
コーヒーの残りカスは、臭いを吸着するので活性炭よりもアンモニアの脱臭効果が優れているそうです。
コーヒーのカスを日光などで乾燥させてから、玄関や靴箱、冷蔵庫などさまざまな所に使えます。
冷蔵庫では、空き缶などに乾燥させたコーヒーのカスを入れて置いとけば、消臭効果が期待できます。
コーヒーのカスを除湿作用のある新聞紙に包んで靴箱に入れておけば、乾燥・脱臭剤として使えます。
また、魚焼きグリルをキレイに洗って拭き、乾かしたコーヒーのカスを敷いておくと、次に使う時の魚の臭い防止になります。
肥料や防虫対策に
コーヒーのカスは、活性炭に似て表面に細かい空隙をもっていて、土に混ぜることで通気性の改善や、微生物の住処となる効果があるとされています。
プランターに土を用意する段階から、コーヒーのカスと土をしっかりと混ぜて十分に発酵させることで、肥料として使えます。
コーヒーを使った防虫対策はこちらへ

かまぼこ板 を再利用
かまぼこの板は一般的には、モミやシラベといった香りのない白くて滑らかな木が使われていますが、移り香を楽しむためにスギが使われることもあるようです。
これらの木から作られるかまぼこの板は、かまぼこの乾燥にあわせて水分を一定量に保つ働きをしています。
よく見ると強度もありなかなか立派な無垢の素材です。そんなかまぼこの板を使って、箱型につなぎ合わせて収納ボックスにしたり、プランターにしたり、コースターやスマホたてにしたり、いろいろな木製の製品に変わるので捨てずにリメイクしてみましょう。
みかんの皮 を再利用
冬の日本の風物詩と言えば、こたつにみかんですね。おいしくみかんを食べ終わった後のみかんの皮、みなさんまさか捨ててないですよね?実はみかんの皮にはとっても嬉しい活用方があるんです。おいしく食べた後は賢く使いましょう。
美容にもいいみかん風呂
食べ終わった後のみかんの皮を洗濯ネットや生ごみ用のネットに入れて、お風呂に入れるだけで簡単にみかん風呂になります。みかんの皮には水垢防止の効果もあるらしいです。
日本伝統のみかん風呂に入って、体の芯から温まってはいかがですか。
みかんの皮でお掃除
みかんの皮には、水垢・石鹼汚れ・油性ペンなどを落とせる効果がある他、ツヤだし効果もあるのでワックスの代わりにも使えます。
みかんの皮洗剤を作って油汚れや水垢汚れを落としましょう。
水500ml みかんの皮5個分 重曹300g スプレー容器
1 鍋に水500mlを入れる
2 みかんの皮をちぎって鍋に入れて、15分程煮る
3 熱いうちにザルなどでこし、重曹を加え混ぜる
4 冷めたら、スプレー容器に入れて完成
その他にも、器に水とみかんの皮を入れて、レンジでチンして、ダスターなどでサッと拭くだけで簡単に電子レンジの掃除ができます。また、油性ペンの汚れもみかんの皮でこするだけで落とせます。
他の電子レンジの掃除の仕方はこちらへ
他の油性ペンの落とし方はこちらへ
気の抜けた炭酸水
飲み残した炭酸水、気が抜けてしまって栓を開けた時のシュワシュワ感もなくなり、何だかおいしくないから捨てようとしてませんか?
しかし、発泡力が弱くなっても、体にいろいろといい効果がある二酸化炭素がしっかりと含まれているので、気が抜けていてもただの水ではないんです。
肌に付けてキレイになりましょう。炭酸コスメは気になっているけど、ちょっと高いからまだ使ったことがないという人は、自分のお肌に合った市販品に負けない自分だけの炭酸コスメを作ってみましょう。
ジェルパック
炭酸水約400ml キサンタンガム5g グリセリン15g ペットボトル500mlサイズ1本
1 ペットボトルに炭酸水を入れる
2 グリセリンとキサンタンガムをよく混ぜ合わせる
すぐに固まるので手早くサッと混ぜるのがポイントです。
3 固まりかけてジェル状になったものをペットボトルに入れる
ジェル状のものを入れたら、ふたを閉めてよく振ります。
4 冷蔵庫に入れる
数時間おきに1、2回振ってください。
5 一晩寝かせて完成
うまくジェル状になっていなければ、もう一度よく振って、もう一晩寝かせてください。また、炭酸水量を調節することでジェルの硬さを変えることができます。
拭き取り化粧水
炭酸水100ml エタノール1cc エッセンシャルオイル1滴 ペットボトル500mlサイズ1本
1 ガラスの器などでエタノールとエッセンシャルオイルを混ぜ合わせる
2 混ぜ合わせたものをペットボトルに入れる
3 ペットボトルに炭酸水を入れる
4 ふたを閉めて静かに回すような感じで振って完成
炭酸化粧水なら肌のくすみが取れ、明るく柔らかい肌になります。
また、炭酸ジェルの拭き取りに使えば炭酸効果が倍増します。
まとめ
今まで捨てていたものが、見事に活躍してくれましたね。
捨てるものを上手に再利用することで、エコにもつながります。
みなさんも身近なもので再利用して、エコな暮らしをしてみませんか。