
賃貸物件に住んでいて、シャワーヘッドやシャワーホースが壊れてしまったり、もっと機能性があるものに交換したい時に、自分でやっていいのか悩みますよね?
今回は賃貸物件でのシャワーヘッドやシャワーホースが壊れた時の対処方法とシャワーヘッドやシャワーホースの交換のやり方を調べてみました。
壊れた時の対処方法
賃貸借契約が終わる時に、「原状回復」が必要になります。しかし、原状回復とは、「借りた状態に戻す」ということではありません。
例えば、新築マンションを2年間借りて、契約が終わった時に新築と同じ状態に戻すことは不可能です。必要なのは「本来あり得る状態に戻す」ことであって、「普通に生活した場合の2年後の状態」になっていれば問題ありません。
普通の使い方をしていた場合「経年劣化」「通常損耗」による変化は借主が負担するものではありません。管理会社(不動産屋)に連絡してみましょう。
機能性があ機るものに交換したい時
賃貸物件でもシャワーヘッドやシャワーホースを交換しても大丈夫です。
しかし、先ほどお話したように、退去するときに「原状回復」が必要なので、必ず「取り付けてあったシャワーヘッドやシャワーホースは大事に保管しておく」必要があります。
紛失したりして原状回復が出来ない場合はシャワーヘッドやシャワーホース代を「実費請求」されたり、「保証金から引かれる」場合もあるので注意が必要です。
どうしても気になる場合は、交換する前に、管理会社(不動産屋)に相談してみてください。

シャワーヘッドの効果と機能を知る
シャワーヘッドには色々な効果と機能が付いてる者があります。自分の求めている効果や機能をよく調べてからホームセンター、インターネットなどで購入しましょう。
そこで「節水効果」「低水圧を上げる」「マイクロナノバブル」「塩素除去」「マッサージ」などの効果や機能をご紹介していきます。
節水効果
シャワーヘッドを交換すると、なぜ節水効果があるかというと、シャワーヘッドの穴や仕組みに秘密があります。
水の量が少なくてもシャワーヘッドの穴の数を調整して、水量を集約して水圧を高めるタイプもあります。少量の水でも水圧が強くなるので、普通に使用でき節水もできます。
低水圧を上げる
もともとの水道圧が弱いマンションや、マンションの上の方の階で水圧が上がらないなどの低水圧のシャワーの水圧を上げる効果があるものがあります。
水圧を受けた小さな穴から放出されるシャワーは、交換前の水流より強い力を持っているので、皮膚や毛穴の皮脂汚れや洗浄液を綺麗に洗い流してくれます。
また、肌を強い水流で刺激するので、心地良い刺激が得られます。
マイクロナノバブル
マイクロナノバブルと呼ばれる超微細な泡を発生させることができるシャワーヘッドです。
マイクロサイズより小さい気泡は水中に長時間留まり、ゆっくりと上昇しながら収縮していきます。
その過程で毛穴に入り込んだ細かい汚れを吸着して取り除いたり、体の保温効果を高めたりするなど、さまざまな効果があります。
塩素除去
シャワーヘッド内にろ過材が内蔵されており、水道水の残留塩素を除去できる効果があります。ビタミン C、亜硫酸カルシウム、活性炭などのろ過材で塩素をろ過してくれます。
除去率は約50%~100%まで様々なものがあります。水道水の塩素の臭いが苦手な人や肌や髪に体を洗いたい人にオススメです。
シャワーヘッド交換のやり方
シャワーヘッドの交換なんてやったことないし、特殊な工具や知識が必要だと思ってる人も多いと思いますが、実はとても簡単に交換できます。
シャワーヘッドはシャワーホースの金具にねじ込まれているでけなので、特殊な工具を使わなくても、「シャワーヘッドを手で捻って外す」「新しいシャワーヘッドを取り付ける」これだけです。
ただし、取り付け手順は簡単ですが、古いシャワーヘッドで取り付け部分がくっついていえ外れにくかったり、メーカーによって取り付けサイズが合わなかったりする場合があるので、今ついているシャワーヘッドをよく調べてから購入、交換しましょう。
シャワーホース交換のやり方
シャワーホースのメーカーと長さを確認する
シャワー水栓のところにメーカー名や品番が書いてあるか確認します。シャワーホースの長さも測っておきます。
また、シャワーホースを取り付ける混合水栓にはサーモシャワー混合栓、シングルシャワー混合栓、ツーバルブシャワー混合栓の3タイプがあるので、こちらも確認が必要です。
シャワーホース交換に必要な物を購入する
シャワーホースはホームセンターやインターネットなどで購入できます。ホームセンターは、現物が見れて、店員さんにも相談できます。
各メーカー対応のアダプタつきのシャワーホースを購入すれば大丈夫です。品番などが分かっている場合は、インターネットで調べると、安価な物もあるので、インターネットで購入もオススメです。次にシャワーホース交換に必要な工具を購入します。
モンキーレンチがあればモンキーレンチでもできますが、ジョイントのスライドを調整して、あらゆるサイズのナットをしっかりと掴むことができる、水まわり専門のウォーターポンププライヤーがオススメです。
シャワーホースを交換する
シャワーホースだけの交換なら止水栓を閉める必要はありませんが、混合水栓ごと取り外す必要がある時は止水栓を閉めます。次にシャワーヘッドをシャワーホースから外します。
シャワーヘッドが外れたら、元栓部分のホースについてるナットを、ウォーターポンププライヤーなどで外します。
次に購入したシャワーホースを混合水栓にジョイントします。
そのままジョイントできない場合は、対応しているアダプタを水栓側に取り付けてからシャワーホースを接続します。
最後にシャワーヘッドを取り付けて交換完了です。
まとめ
1シャワーヘッド、シャワーホースを交換する時原状回復ができるように、外したものをとっておく。
2必要な工具やメーカーや品番、自分が求めている効果や機能を調べてから購入する。
シャワーヘッドやシャワーホースの交換はそんなに難しいことではありません。
自分に合った効果や機能を見つけて有意義なバスタイムを送ってみてはいかがでしょうか。