
冷感効果があるものや保湿効果があるものなど、さまざまな効果がある敷きパッド。
快眠を得るために使用してる方も多いのではないでしょうか?
毎日使用している敷きパッドの洗濯の頻度や洗濯のやり方が解らない方も多いと思います。
そこで今回は敷きパッドの特徴・洗濯頻度・洗濯のやり方を調べてみました。
敷きパッドの特徴
敷きパッドはベッドマットレスや敷布団の上に使う寝具のひとつです。シーツやベッドパッドの上に敷きパッドを敷くので直接肌に触れるものです。自分に合う快適な敷きパッドを選べば快眠が期待できます。
敷きパッドの大きな役割は、マットレスや敷布団を汗や汚れから守るということです。
人は寝ている間に、体温調節のためにコップ一杯の汗をかくと言われています。敷きパッド無しで眠ると直接マットレスや布団に汗が染み込み、汚れやカビ・臭いの原因になってしまいますので敷きパッドはとても重要です。
接触冷感
夏用の敷きパッドで、夏には最も期待される機能です。
しかし、接触冷感というのは一晩中冷感が続くような素材ではなく、あくまでも「接触」冷感であるということです。触るとヒンヤリと感じることができる素材です。
睡眠学的見地から考えると、身体を冷やして眠ることは良くないので、接触冷感くらいが丁度いいといえます。
素材によっては2・3分もしないうちにヒンヤリ感が無くなってしまうものもあるので、注意してください。
吸汗性・吸放湿性
とても大事な機能で、ヒンヤリ感の持続性に大きく関係します。
寝汗には2種類あり、液体として流す汗と気体として放出する汗があります。つまり敷きパッドは液体の汗をしっかりと吸水(吸汗性)し、気体の汗を吸湿(吸放湿性)できるものがいいです。汗処理機能がしっかりとしていれば、睡眠中の体温をスムーズに下げられ、快眠が期待できます。
消臭・抗菌防臭
臭いが気になると熟睡どころではありません。汗臭・体臭などが気になる人には大事な機能です。
消臭は臭気成分事態を除去、緩和することです。また、抗菌防臭は細菌の繫殖を防ぐことにより、細菌により発せられる臭いを防ぐことなので、臭いを消す効果でいえば抗菌防臭より消臭の方が強力です。
敷きパッドの洗濯頻度
夏の暑い時期には、1~2週間に1回、冬の寒い時期は2週間~1ヶ月に1回は洗濯するのがいいと言われています。
洗濯するのがめんどくさいという人は、敷きパッドの上にシーツを敷けば2~3ヶ月に1回洗濯すれば大丈夫です。
夏の暑い時期
夏場は汗の量が多くなるので出来れば1週間に1回がいいです。また、子供は汗の量が多く、寝ている時間が大人より長いので最低でも1週間に1回洗濯するようにしてください。
また、敷きパッドを洗濯しない日は掛け布団を外し、敷きパッドに染み込んだ汗や湿気を発散させて乾燥させてください。
冬の寒い時期
冬場は夏場に比べて汗の量が少なくなるので、2週間~1ヶ月に1回くらいで大丈夫です。
冬の場合も敷きパッドを洗濯しない日は掛け布団を外し、敷きパッドに染み込んだ汗や湿気を発散させて乾燥させてください。
敷きパッドの洗濯のやり方
前処理する
まず最初に洗濯表示を見て、自宅で洗濯できるか確認します。「洗濯OK」や「手洗い」のマークがついていれば自宅で洗濯できます。
洗濯できるか確認できたら、目立つ汚れが付いてる部分に直接洗剤をつけて前処理をします。汚れの範囲が広い場所は、洗剤を水で薄めた洗剤液を柔らかいスポンジに含ませ、汚れになじませます。
季節の変わり目にしまう前の洗濯では、目立つ汚れがなくても前処理しておけば長期保存で発生する黄ばみや臭いを抑えられるのでやっておきましょう。
洗濯機に入れる
前処理を終えたら、洗濯ネットに入れて、洗濯機で洗います。敷きパッドの汚れている部分が外側になるようにジャバラ状に折りたたみ、ロール状に丸めてネットに入れます。
次にネットに入れた敷きパッドを洗濯機に入れます。「毛布」または「大物洗い」のコースを選択して、洗剤投入口に洗剤を標準使用量でセットして、スタートして水を溜めます。
水が溜まったところで洗濯機を一時停止します。敷きパッドは水に浮きやすいので、5~6回しっかりと押して沈めてください。
敷きパッドを干す
時間をかけるとカビや臭いの原因になってしまうので、できるだけ速く乾かすことを心がけます。
物干し竿っを2本使ってM字干しにしたり、物干しハンガーなどでジグザグに干したり、ハンガーで隙間を広げたりして干します。くっつかないように隙間を開けるのがポイントです。
部屋干しの場合は、扇風機などの風をあてて速く乾かしてください。
まとめ
1敷きパッドの特徴は接触冷感・吸汗性、吸放湿性・消臭・抗菌防臭の効果がある
2敷きパッドの洗濯頻度は夏は1~2週間に1回、冬は2週間~1ヶ月ぐらいでよい
3敷きパッドの洗濯のやり方は、ネットに入れて、毛布や大物洗いのコースで洗濯する
4敷きパッドは水に浮きやすいので、水が溜まったら一時停止して5~6回沈める
5敷きパッドはなるべく速く乾かす。M字・ジグザグ干しなどがよい