シャンプーの使用期限が過ぎたものを使っても大丈夫か?見極め方は?

使用期限が過ぎたシャンプーは使っても大丈夫なのか?疑問に思ったことありませんか?

使用期限が過ぎたシャンプーが使えるのか?その見極め方などを紹介します。

シャンプーの使用期限はどれくらい?

シャンプーの使用期限ってご存じですか?実は容器に記載されていないものが多いんです。

日本の法律では製造後3年間変質などが無ければ記載義務が無いのです。

使用期限が記載されていないシャンプーは3年以上は大丈夫という事になります。

しかし、一部オーガニックシャンプーなどの防腐剤を使っていない商品はこれに該当しません。

オーガニックシャンプーの様な商品は使用期限が決められています。使用期限が1年~2年程度の商品は良くあります。

使用期限とは未開封で適切な保存が行われている場合なので、すべてがこれにあてはまるわけではありません。

高温多湿になる場所や直射日光に当たる場所などはシャンプーが変質する原因となり、消費期限前であっても変質する可能性があります。

パラペンが使われている商品は使用期限が長い傾向

防腐剤としてパラペンが使われているシャンプーは使用期限が3年のものが多くなります。

パラペンが使われているとカビの発生や微生物の繁殖を抑える効果が期待でき長期保存が可能になります。

一部でパラペンによる健康被害などが言われますが、防腐剤として80年近く化粧品などに使われており、安全性が高いことは間違いないでしょう。

また、防腐剤の使用が気になる人のために、パラペンの使用量を抑えたりしているメーカーもあります。

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使用期限切れのシャンプーはいつまで使えるのか?

使用期限が3年あるシャンプーはどれくらいまで使えるのでしょうか?

使用期限が記載されていない時点で3年は問題なく使う事が出来るのですが、それを過ぎた場合はいつまで使っても大丈夫なのかを見極めるのは大変です。

パラペンの使用量を抑えている商品は、それだけ使用期限も短くなるでしょうし、しっかりと使っている商品であれば適切な保存によって10年程度持つ商品もあるでしょう。

ここら辺は商品によって差がある為、それぞれに見極める必要があります。

シャンプーが腐るとどうなる?

シャンプーは未開封であれば殆ど腐ることは無いのですが、開封した後などは腐ることもあります。

開封後は1年程度が使用期限と言われていますが、実際のところ高温多湿のお風呂場では、腐る可能性は無いとは言えません。

腐ったシャンプーの見極め方

シャンプーは腐ると粘り気が無くなり水のようになったり、サラサラとしていたものが、ドロッとなったりと変質します。

また、腐った臭いがしたり本来の香りとは違う臭いがする時は要注意です。

間違って使ったらすぐに健康被害があるとは考えにくいのですが、気持ちのいいものではありません。

また、腐ってしまったシャンプーは洗浄効果が落ちてしまい、洗髪しても水で洗っているのと効果が変わらないなんてこともあります。

開封後は出来るだけ早く使う

未開封であれば微生物などが侵入する可能性はほとんどないのですが、開封後は雑菌が混入する可能性があります。

また、詰め替えなどを利用する際に容器をしっかりと洗浄しないで使っていると、短期間で腐ってしまうなんてこともあります。

よくあるのが、全部を使い切る前に次の詰め替えをしてしまう事です。雑菌が混入していると足した分も早くダメになってしまいますので、容器をしっかりと洗ってから詰め替えるようにしましょう。

まとめ

シャンプーで使用期限の記載がないものは未開封で3年です。

オーガニックシャンプーなどは、使用期限が短いので記載されているケースが多い。

使用期限が過ぎても未開封なら使う事が出来る可能性が高い。

臭いや手触りなどを確認して使うようにしましょう。

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