
100均などでさまざまな種類が売っていて、きっとどの家庭にも1つはある製氷皿。
製氷皿は、氷を作るための器ですが、実はいろいろな使い方があります。作りすぎた料理の保存や、収納ケースにも役立ったり。
そこで今回は製氷皿の活用術9選を紹介していきます。
自家製冷凍食品
お弁当などによく利用される冷凍食品ですが、おかずが小分けの状態で冷凍されているので、少量でいろいろな種類を入れたいお弁当にはとても便利です。
ですが、スーパーの特売などを活用して買っても少しお値段がかかってしまいます。やはり手作りの安さには勝てません。
毎日のお弁当作りや仕事から帰ってすぐの夕食作りなどに作り置きのおかずがあると便利ですよね。
製氷皿の1ブロックの大きさは、お弁当のおかずにピッタリです。少量から作れるので、普段の食事作りで食材が余ったらついでに作っておくと便利です。
お弁当用にお惣菜などを冷凍する
まず、アルミカップを製氷皿に敷きます。ここにお惣菜を入れて冷凍します。
使うときは、アルミカップで凍ったままお弁当箱に入れれば、食べるときには解けているのでわざわざ解凍しなくても大丈夫です。夏場などは傷みにくくてオススメです。
電子レンジを使って解凍したいときは、アルミカップから出して、皿などに置いて加熱します。アルミカップではなくて、紙製やシリコン製のおかずカップであれば、そのままレンジ加熱も可能です。
冷凍するお惣菜ですが、ひじきの煮物やきんぴらごぼう、ほうれん草の胡麻和や切り干し大根などのちょこっとした和風総菜がべんりです。また、スパゲッティや焼きそばなどの麵類を同じように凍らせておくと、お弁当箱のちょっとした隙間に大活躍します。
ハンバーグ・焼売などのひき肉料理
ハンバーグなどのひき肉料理なら、こねるときはビニール袋を使い、成形するときに製氷皿に絞り出せば手を汚すことなく簡単にキレイな形を作れます。
しかも、1個ずつ使う分だけで取り分けられるのでとても便利です。もちろん製氷皿ごと冷凍保存もできます。
また、焼売の形をキレイに成形するのにも役に立ちます。
製氷皿に焼売の皮を敷いてそこにビニール袋でこねたひき肉を絞り出すだけで簡単に焼売が作れます。
大根おろし・生姜の保存
大根や生姜をすりおろすのは意外と重労働ですよね。
余裕がある時に多めにすりおろして、製氷皿に入れて冷凍しておけば、忙しい時やちょっと使い時などにとても便利です。
使用するときは、風味を損ねないように自然解凍します。
大根おろしの裏ワザ
1大根を適当に細かく切る
2ミキサーに切った大根と水を少量入れる
3ミキサーかけ、おろし状になったらリードを敷いたざるの上にあける
4軽く水気を切ったら完成
このやり方は風味は少し落ちますが、とても簡単に早く大量に作れるので、お店でもやっている方法です。生姜でやる場合はミキサーにかける時間を少し長くすると、繊維が残らず
また、ミキサーではなくフードプロセッサーを使うと水を使わずにすむので、風味も落ちないのでオススメです。
家で簡単寿司
酢飯を製氷皿にキュッと詰めてひっくり返すと、可愛いサイズのシャリに変身します。お好みの寿司ネタをのせれば、子供のホームパーティーでも食べやすいミニサイズのお寿司が作れます。また、お弁当に混ぜご飯やケチャップライスを成形して入れても可愛いおにぎりになります。
離乳食の冷凍保存に
子育て中の方には離乳食は必ず通る道ですね。離乳食のグッズも大手メーカーで購入するとなると、結構な出費になってしまいます。そんな時に製氷皿が大活躍します。離乳食はまとめて作って、冷凍ストックするという流れが当たり前になってきたため、100均でも離乳食用の製氷皿なども出始めたので、是非使ってみてください。

スイーツを作る
製氷皿を使ってお弁当の冷凍食品やお寿司などさまざまな食べ物を紹介してきましたが、製氷皿は可愛らしいスイーツも作ることができます。
ポン菓子おやつ
お米のポン菓子とカラフルなスプリンクルを使って、可愛いデザートが作れます。
ポン菓子(6カップ) マシュマロ(1袋) バター(大さじ1) お好みのカラースプリンクルとチョコレート
1溶かしたバターの中にマシュマロを入れて一緒に溶かし混ぜる
2そこにポン菓子を入れてよく混ぜる
3製氷皿にオイルスプレーなどで油をひき、2を入れ冷蔵庫で冷やし固める
4固まったら製氷皿から外し、底面に溶かしたチョコレートをつけて、カラースプリンクルをくっつけて完成
子供と一緒に作るのも楽しいですし、毎日のおやつにもオススメです。
生イチゴチョコレート
製氷皿で作るとチョコレートをたっぷり楽しめることができます。
製氷皿分のイチゴ チョコレート340g
1イチゴを洗って水気を拭き取っておく
2チョコレートを湯煎で溶かして、なめらかになるまでよく混ぜる
3製氷皿の2/3の高さまでチョコレートを入れ、イチゴを入れる
4冷蔵庫で1時間冷やし、チョコレートが固まったら完成
収納ケースとして
製氷皿はどこの家庭にもあると思いますが、蓋付きのものが売られているのを知っていますか?
蓋付きの製氷皿は、氷を作るときにゴミやホコリが入る心配がなく、重ねて冷凍庫に入れることができるので、とても便利に使えます。
最近では、大きな氷や細かい氷、長い氷などいろいろな形ができる製氷皿も出ており、いずれも100均などで簡単に手に入れられます。
こうした蓋付きの製氷皿は、氷を作るのはもちろん、それ以外にも収納ケースとしても素晴らしい使い方ができます。
ボビンの収納、アクセサリーの収納、ビーズの収納など、小物の収納にはもってこいの蓋付きの製氷皿を使えば、無くしやすい小物をスマートに収納できます。
野菜やハーブのプランターの代わりに
製氷皿はなんとガーデニングにも大活躍してくれます。
1くぼみの底にそれぞれドリルで穴をあける(箸か鉛筆が通るくらい)
2くぼみに土を入れ種をまく
3芽が出てきたら、そのままテーブルに上などに飾る
大きな野菜を栽培するときは、芽が出るまで製氷皿で育てて、そのあと植え替えます。
まとめ
氷を作る器の製氷皿もさまざまな使い方がありますね。
自家製冷凍食品やミニ寿司、スイーツや収納グッズ、プランターなんてこともできるので生活様式にあわせて使い分けていくことがオススメです。