
スカートやズボンがまとわりつく
乾燥する季節になるとスカートやズボンが足にまとわりついてくることありませんか?
あれ、気持ち悪いですよね!
原因は「静電気」です。
静電気除去スプレーなどを持ち歩いていれば良いですが、持っていない時などはどうしたらいいの?というこがあると思います。
静電気除去スプレーを忘れてしまった!そんな時ドラッグストアに寄って購入できればいいですが、出来ない時もあります。
静電気除去スプレーって500円前後と意外と金額もするんですよね!
私にとって毎回買うには大きい金額です。
スカートやズボンに静電気はなぜ発生するの?
スカートやズボンにまとわりつく原因は静電気ですが、そもそもなぜ足に発生するかご存知ですか?
静電気は摩擦によって帯電して発生します。歩く際にスカートやズボンの生地がこすれて電気が発生するのです。
生地によっても静電気が発生しやすいものと、そうでないものがあります。
生地の相性によって静電気は発生しやすくなる
実はウールなどの素材でできたスカートはアクリルやポリエステルと相性が悪いのです。
ウールなどの生地はプラスの電気を持っています。対してアクリルやポリエステルなどはマイナスの電気を持っています。
この2つの生地が擦れ合うと電気が発生するのです。
なので、ウールのスカートとポリウレタンのストッキングは静電気が発生しやすい組み合わせなのです。
ウールのスカートを履く際には、同じプラスの電気を持ったナイロン製のストッキングを履くと静電気が発生しにくくなるのです。
・ウールのスカート(+)にポリウレタンのストッキング(-)
・ナイロンのスカート(+)にポリウレタンのストッキング(-)
・ポリエステルのスカート(-)にナイロンのストッキング(+)
上記のように相性の悪い組み合わせを避けて、静電気を抑えることが出来ます。
・ウールのスカート(+)にナイロンのストッキング(+)
・ポリエステルのスカート(-)にポリウレタンのストッキング(-)
静電気を簡単に除去するには?
出先でスカートやズボンがまとわりついてしまった時、簡単に静電気を除去する方法を紹介したいと思います。
ファブリーズやリセッシュを使って静電気を除去する
ファブリーズやリセッシュなどの消臭剤があれば、それをスカートの中にシュッと吹きかけます。
静電気は乾燥した状態に帯電しやすくなります。
逆に水分があれば溜まった電気を空気中に放出してくれます。
ファブリーズやリセッシュなどに含まれる水分が、電気を逃がす役割をしてくれます。
柔軟剤を薄めてスプレーすれば、静電気の発生を抑えることが出来る
柔軟剤で洗濯すれば、静電気の発生を抑える効果があります。
柔軟剤は摩擦を減らしてくれるので、擦れて電気が発生しにくくなります。
スプレーボトルなどに水と柔軟剤(少量)入れて持ち歩けば、簡易的な静電気防止スプレーとして使えます。
ハンドクリームを使った静電気除去方法
ハンドクリームでも静電気を抑えることが出来ます。
ハンドクリームを手に取って良く伸ばします。
ハンドクリームを塗った手で、静電気の発生している足や太腿部分を2,3回擦ります。ストッキングの上からでもOK!
これだけで静電気の発生を抑えてくれます。
ハンドクリームは持っている女性は多いでしょう。この方法を実践できる女性は多いと思います。
ハンドクリームの成分にはグリセリンが含まれています。
そのグリセリンは保湿効果を持ち空気中に電気を逃がしてくれる役割をしてくれます。持続時間も8時間程度あるので効果的です。
何もなければただの水を使う
ファブリーズやハンドクリームを持っていない方は、水で濡らしてみましょう。
スカートやズボンをびしょびしょにするわけにはいきませんが、水で濡らした手で足や太腿部分の静電気が発生している箇所を擦ってみましょう。
乾いてしまうと、また帯電してしまいますが、応急処置として考えれば使える手です。
何もしないよりはマシになるはずです。
まとめ
静電気のバッチっと来る感じ嫌ですよね!
私は嫌いです。
衣類が電気を発生しやすい素材だと体に電気をためてしまい、バチッと来るので電気をためないようにしないといけません。
その為には、水分で電気を空気中に逃がしてあげる事が解決方法の一つです。
静電気を逃がしてあげれば、スカートやズボンがまとわりつくこともなくなります。