
引っ越しや転職など、環境の変化によって消費行動に変化があるのはよくあることです。その際に、これをまで使っていたポイントサービスにすっかり縁が無くなった、なんてこともあるでしょう。
今回は、大手ポイントサービスPonta(ポンタ)に関するポイント統合について触れていきます。
複数のPonta(ポンタ)ポイントを統合したい場合
Ponta(ポンタ)のポイントを統合しようとする場合、大きく分けて次の2パターンでしょう。ひとつは、複数あるPonta(ポンタ)ポイントを1つのPonta(ポンタ)ポイントに統合するパターン。もう一つが、別のポイントをPonta(ポンタ)ポイントとして統合するパターンです。
Pontaweb内で複数のPontaポイント統合の可否判定および統合手続きが行える
複数あるPonta(ポンタ)ポイントを統合する場合は、公式サイトPontaweb内にある専用ページ(https://www.ponta.jp/c/togoido/)を活用するのが良いでしょう。
こちらのページでは、どの種類のPonta(ポンタ)カードがポイント統合または移動ができるのかの診断をしてくれるほか、同ページ内でポイント統合および移行の手続もできる、大変便利なページです。
プリペイドタイプ「おさいふPonta」はポイント統合不可
2020年の8月17日でプリペイドサービスを終了する「おさいふPonta」ですが、こちらは、他のPonta(ポンタ)カードへのポイント統合ができませんので注意してください。
ただし、ポイント移行であれば、「ローソン Ponta プラス」のみ移行が可能です。
正直なところ、「おさいふPonta」に関しては、いま使っているカードのポイントを使いきる選択をした方がよいでしょう。
au WALLETポイントをPonta(ポンタ)に統合
他社ポイントとPonta(ポンタ)ポイントの統合で、最もホットなのはこれでしょう。auのポイントサービス「au WALLET」のポイントがPonta(ポンタ)に統合できるようになりました。
NTTドコモがdポイントに、ソフトバンクがTポイントにポイントを統合できるのと同様の関係で、auのポイントをPonta(ポンタ)へと統合できるようになったのです。auユーザーは、通話料などで得たポイントを、Ponta(ポンタ)という共通ポイントに変換できることによってポイントサービスの恩恵がより受けられるようになったということです。
更に、auの電子決済アプリである「au PAY」を使うことにより、ポイント統合のメリットだけではなく、Ponta(ポンタ)ポイントを循環する運用も可能になりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
リクルートポイントをPontawebやPontaアプリ経由で統合
また、老舗的なところで、Ponta(ポンタ)にポイント統合可能な大手ポイントサービスとして忘れてはいけないのが、リクルートグループが発行しているリクルートポイントです。
ただ、こちらについては、Ponta(ポンタ)の会員サイトであるPontawebに登録する際、リクルートIDの入力が必須になっている関係で、最初の段階で統合されているも同然なので、ポイント統合手続きが非常に楽なことも利点でしょう。
また、リクルートカードを持っている方は、リクルートポイントをPonta(ポンタ)に統合することを意識すれば、より所持メリットを実感できるようになると思います。
詳しくは、こちらの記事の第2章(第2項)をご覧ください。
●まとめ
1.複数のPonta(ポンタ)カードを保有している場合、Pontawebの専用ページ(https://www.ponta.jp/c/togoido/)を使えば、統合可否の照会からポイント統合の手続きまで簡単にできる。
2.「おさいふPonta」のポイント統合はもうできない。ただし、「ローソン Ponta プラス」へのポイント移行ならできる。
3.auのポイント(au WALLET)とリクルートポイントは、ほぼワンタッチレベルの手軽さでPonta(ポンタ)ポイントに統合することができる。