
電気やガスと言った光熱費や、ゲオや昭和シェル石油、そしてローソンやauといったところでポイント活用ができるPonta(ポンタ)。
いくら便利とはいっても、生活スタイルに合わなかったり、生活環境が変化したりすれば、解約という選択肢も生まれるでしょう。
今回は、止む無くPonta(ポンタ)を解約したい場合の注意点について解説します。
Ponta(ポンタ)の解約手続きはリクルートIDとの関係もあり複雑
想像には難くないでしょうが、Ponta(ポンタ)を解約するにあたってネックになるのが、複数に渡るIDです。IDとしては2種類(PontaのIDとリクルートID)、手続き先としては3種類(ポンタカード、リクルートID、Pontaweb)に渡り、複雑です。
また、クレジットカード機能がついたPonta(ポンタ)カードの場合には、更にクレジットカード発行会社にも手続きをとらなければいけません。
意図してかどうかは解りかねますが、ある意味よくできた仕組みです。
Ponta(ポンタ)会員の場合は電話のみであとはウェブで退会できる
退会手続に当たって登録情報を引っ張り出しておくことも注意しなければいけませんが、それよりも気を付けたいのが、ポンタカード会員、リクルート会員(リクルートID)、そしてpontawebでは、退会方法や抹消できる情報が異なってくる点です。
具体的に言うと、ポンタカード会員は電話のみ、リクルート会員は電話でもウェブでも、pontawebはウェブのみでの退会手続きとなります。
それぞれの連絡先
ポンタカード会員、リクルート会員(リクルートID)、そしてpontawebを解約したい場合は下記に問い合わせましょう。
●ポンタカード会員
Pontaカスタマーセンター
フリーダイヤル:0120-0-76682
ナビダイヤル:0570-0-76682
(月~日 9:00~21:00)
☆Ponta Web→引き続き利用可(リクルートIDがある場合)
☆ポンタカード会員
☆リクルートID→引き続き利用可
●リクルート会員(リクルートID)
【電話の場合】リクルートIDサポートデスク
ナビダイヤル: 0570-031-521 または 03-5960-8736
(9:00~21:00)
【ウェブの場合】リクルートIDログインページより手続き
https://point.recruit.co.jp/member/login/
☆Ponta Web→利用不可
☆ポンタカード会員(ポンタカード)→引き続き利用可
☆リクルートID
●pontaweb
https://point.recruit.co.jp/point/
☆Ponta Web
☆ポンタカード会員(ポンタカード)→引き続き利用可
☆リクルートID→利用不可
おさいふPontaはPonta(ポンタ)カードと解約手続き先が異なる
通常のPontaカードを解約する際の連絡先がわかりました。では、2020年8月17日でプリペイドサービスを終了する、通称「おさいふPonta」を解約したい場合はどうでしょう?
結論としましては、Pontaカードの場合とは連絡先が異なります。
おさいふPontaデスク
ナビダイヤル: 0570-064-836
(元日を除く 9:00~17:00)
国際電話、IP電話をご利用の場合は、東京:03-5996-1205 大阪:06-6261-3702
※紛失・盗難に関しては24時間365日受付
auユーザーはauIDさえあればPonta(ポンタ)も解約されることはない
Pontaポイントの連携メリットが大きいので、Ponta(ポンタ)カードを申し込んでいるauユーザーはきっと多いことでしょう。
もし、通話料金の見直しなどでauを解約した場合、そこに紐づいているPonta(ポンタ)ポイントはどうなるのか?と気になる人もいるのではないでしょうか。
あくまでも、Ponta(ポンタ)ポイントが紐づいているのはauIDであって、auのスマートフォンではありません。
従いまして、auIDにさえきちんと登録をしていれば、auのスマートフォンを解約しても、Ponta(ポンタ)ポイントがいきなり消えてしまうことはありませんのでご安心ください。
このことは表裏一体な面があって、もしau解約時にPontaも解約をしたい場合には、別途Pontaの解約手続きをしなければいけない、という事も意味しています。
まとめ
1.Ponta(ポンタ)を解約したい場合、Pontaカードとウェブ(Pontaweb)は完全に連携していないので、それぞれを別途解約しないといけない。
2.Ponta(ポンタ)を完全に解約する場合は、ポンタカード、リクルートID、Pontawebそれぞれで手続きをする必要がある。
3.auのスマートフォンを解約しても、auIDにさえ登録をしていれば引き続きPontaのポイントサービスを利用できる。