乾燥パスタやマカロニの賞味期限切れはいつまで食べる事が出来るのか?

乾燥パスタやマカロニは優れた保存食品という認識だと思います。備蓄品を買う際にはパスタなどを選ぶ人も多いはずです。何せパスタの賞味期限はインスタントラーメンなどよりはるかに長い期間が定められているからです。

そんなパスタやマカロニの賞味期限について調べてみました。

乾燥パスタやマカロニの賞味期限はどれくらい?

乾燥パスタやマカロニの賞味期限ですが2020年に変更がされています。それまでは36か月とされていた賞味期限ですが37か月に伸びています。

賞味期限切れを食べる時に重要な目安となるのが賞味期限です。賞味期限が短いものはそれなりに消費出来る期間も短くなります。

賞味期限が長ければ長い程賞味期限が切れても食べる事が出来る可能性が高いという事なので覚えておくといいかもしれません。

今回賞味期限が伸びた理由ですが2020年1月にマカロニ類の経年変化に係る検証試験から3年6か月「食品衛生上の問題及び食味に優位性のある変化(劣化)が認められない」との結果が得られたために賞味期限の延長が各メーカー行われています。

3年6か月という期間問題ないと判断されたのに賞味期限が3年1か月となっている理由ですが、賞味期限を決める際に合格した検査期間に安全係数を掛けて計算されているからです。

今回用いられている安全係数は0.9です。

合格した検査期間42ヵ月に0.9を掛けると37か月となるわけです。

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賞味期限切れの乾燥パスタやマカロニはいつまで食べる事が出来るか?

賞味期限が切れてしまった乾燥パスタやマカロニ類ですが、どれくらい過ぎても食べる事が出来るのか気になるところです。

賞味期限はあくまでおいしく食べる事が出来る期間なので過ぎても正しく保存されていれば食べる事は出来ます。

パスタやマカロニ類の場合は少なくとも42ヵ月の試験に合格しているのですから未開封であれば賞味期限半年くらい過ぎても問題ない可能性は高いという事です。

もともと水分活性の低い食品なので傷みにくい食品ではあるのですが、ある程度の目安として実験結果から推測してみると賞味期限切れ半年くらいは問題ないとなるのです。

それ以上過ぎた場合でも食べる事が出来る可能性はあります。

最終的には自分で判断して食べる事をお勧めします。

パスタの保存方法は?

パスタやマカロニの保存方法はどうしたらいいでしょうか?

パスタなどの製品は湿気が苦手です。乾燥めんなどに共通して言えることですが、麺が湿気を吸ってしまうと傷んでしまいます。

物が腐るには水が必要なのですが、乾麺は腐るに必要な水分を含んでいないために、長期保存が可能となっています。

その為に開封後であっても保存するときには乾燥剤などを一緒に入れておくと長持ちします。

温度変化が激しい場所も避けましょう。温度変化が激しい場所は結露が発生して麺についてしまうことがあるからです。

例えば冷蔵庫に保管していたパスタを常温の場所に出すと麺の表面に結露が発生してしまいます。この結露がパスタなどに染み込んで腐らせたり、味の変化を起こします。

パスタを保存する際は一定温度で湿気の少ない場所に保管するようにしましょう。

賞味期限切れのパスタやマカロニを食べる際に注意することは?

賞味期限が切れているとわかったらまず十分に確認してから食べるようにしましょう。

外袋に穴などが開いていないかしっかりチェックします。穴が開いているときは、コクゾウムシやシバンムシといった虫が混入していることもあります。

また、袋に穴が開いている場合は湿気が入り込んでカビなどが生えている場合もあるので気を付けましょう。

少し食べて味に違和感があればやめておきましょう。

賞味期限切れのパスタなどは自分で確認して問題ないと判断してから食べるようにしましょう。

まとめ

パスタやマカロニ類の賞味期限は37か月です。

賞味期限切れのパスタは42か月程度は問題なく食べる事が出来そうです。

保存する際は湿気に気を付けてなるべく温度が一定になる場所を選びましょう。

食べる際はカビや虫に気を付けてしっかりと確認しましょう。

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