ムクドリ撃退!うるさい鳴き声やフンの被害にはレーザーや忌避剤などで対処

ムクドリはとっても身近な鳥です。しかし、ムクドリはうるさくて迷惑な鳥という嫌われもののイメージがあります。ムクドリは、本当に人間に迷惑をかける害鳥なのでしょうか? 

そこで今回はムクドリの生態・習性・被害・撃退法について調べていきます。 

ムクドリの生態・習性

ムクドリはハトとスズメの中間ぐらいの大きさで、全体的にグレーがかった体色をしています。頭や腹は白いところもあり、くちばしと足ははっきりとしたオレンジ色なので、見分けはつきやすいと思います。夜間は群れで集まる習性があるので、電線や樹木にびっしりと集まっているムクドリを見かけた人もいると思います。かつてムクドリは林や森に住んでいましたが、森林開発などによって住処を追い出されて、市街地などの人の住む場所で暮らすようになりました。 

ムクドリは、春から初夏までが繫殖期で、ヒナが巣立つまではつがいで行動して木や家の軒先などに巣を作ります。ヒナが成鳥になる初夏以降に大群化して、夜になると1ヶ所に集まってそこを寝ぐらとします。昼になると分散して郊外の田んぼや公園などの緑と水がある場所でエサを食べ、夕方になると市街地に大群で戻ってきます。群れは10㎞以上の範囲から集まり、数万羽になることもあります。 

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ムクドリによる被害 

ムクドリも昔は農作物につく害虫などを食べてくれる鳥(益鳥)として知られていましたが、現在では植物などを食い荒らしたり、フン害や騒音被害をもたらす害鳥として扱われています。ムクドリは、集団で群れを作るので、落とすフンの量や鳴き声による騒音も相当なものになってしまいます。 

ムクドリのうるさい鳴き声による被害 

ムクドリの鳴き声に悩まされている人は多いと思います。日が沈むころになると、外では大群となったムクドリが「ビャー ビャー」と特徴的な鳴き声でなき、うるさすぎてテレビの音も聞こえないなんてことも。 

ムクドリが集団になって鳴く理由は、安全確認のためと言われています。ムクドリにはタカやフクロウなど(猛禽類)の天敵がいます。それらから身を守るために集団で鳴き声を発することで天敵を寄せ付けず安全確認をしています。 

また、寒さをしのぐためとも言われています。寒くなってくるとムクドリの騒音被害は大きくなってきます。それは寒くなると集団になって身を寄せ合い、寒さから身を守っているからです。 

ムクドリのフンによる被害 

ムクドリは群れで行動して、フンをするときも一斉にすることが多いです。そのため、フン の被害の規模がほかの鳥と比べると大きくなってしまいます。ムクドリに限らず、野鳥のフンにはウィルス・バクテリア・カビなどが混ざっている恐れがあります。フンを片付けるときは、乾燥したフンの粉塵を吸い込んだり直接手で触ってしまうと、ウィルス・バクテリア・カビに感染してしまう可能性があるので注意が必要です。空気中の病原菌を人が吸い込んでしまうと肺で増殖してしまい、ぜんそくなどのアレルギー反応や食中毒で有名なサルモネラ菌による被害も発生してしまいます。 

ムクドリの巣に寄生するダニによる被害 

ワラなどを集め作るムクドリの巣にはダニが大量生産します。保温性のあるワラとヒナのフン尿が溜まった巣はダニにとって最適な環境になるからです。 

ムクドリによる食害

ムクドリは雑食性なのですが、果物をよく食べます。果物ばかり狙うのが農作物被害に見られる特徴で、甘いものが好きな鳥とも言えます。ムクドリは柑橘類に多く含まれるショ糖を消化できないので、柑橘類を狙うことはありません。

ムクドリ撃退 

ムクドリはうるさいだけでなく、さまざまな被害があります。ムクドリ被害で悩んでる人は一刻も早くムクドリを駆除したいと思います。しかし、ムクドリは駆除はしてはいけません。 

それは鳥獣保護法で守られているからです。捕獲したり、駆除してしまうと、罰金を科されてしまう可能性があるので、対策としては追い払うことしかできません。 

レーザーポインターで撃退 

ムクドリは強い光を嫌がる傾向があります。そのため、レーザーポインターはムクドリ撃退に効果が期待できます。 

なかでも光が緑色のレーザーポインターは光が強く遠くまで届き、鳥に対する効果が大きいとされます。ムクドリを追い払うためにレーザーポインターを使うなら、緑色のものを選びましょう。 

ムクドリ撃退に便利なレーザーポインターですが、強すぎる光は人体にも害をもたらすことがあります。とくに目に入った場合は失明してしまう危険性があり、国内ではレーザーポインターの出力に規制がかけられています。 

レーザーポインターの出力にはクラスという規格が設定されていて、人体への影響が少ないのはその中でもクラス1~2だけです。法令に準拠したクラスのレーザーポインターにはPSCマークと呼ばれる表示がつけられているので、購入するときはマークがあるか確認が必要です。

忌避剤(きひざい)で撃退

 ムクドリの止まりそうな場所に忌避剤を仕掛ける方法もあります。忌避剤とは、ムクドリの嫌いな臭いを発する薬剤です。スプレータイプ・固形タイプ・ジェルタイプのものがあります。主成分はハーブ系植物成分(食品添加物)と保湿剤・増粘剤(薬品添加物)・植物油で人や鳥類にも害はないので、安全に使うことができます。

鳥よけネットで撃退 

1番オススメしたいのが、鳥よけ用のネットです。ベランダなどを丸ごと覆うことで、物理的にムクドリの侵入を防ぎます。網目が大きいネットを選んでしまうと、そこから侵入してしまうので、なるべく網目が小さいものを選びましょう。外観が少し悪くなるのがデメリットですが、気にならないのなら使ってみてください。 

剣山・テグスで撃退 

ムクドリが、羽休めに止まれないように、剣山をムクドリが止まりそうなところに置きます。剣山を選ぶときは、針同士の間隔が狭いものを選んでください。隙間が広いと器用に降り立ってしまうことがあります。 

また、テグスをベランダなどに張ることで、ムクドリが止まらないようにすることができます。羽がかすかに触れるだけで嫌がるので、近づいてくることがなくなります。 

まとめ 

大群でやって来るムクドリへの対処法はいまだ見つかっていませんが、家庭にやって来るムクドリであれば対処はできます。早めの対策をして鳥害を防ぐようにしましょう。また、もしムクドリが巣を作ってしまった場合は、追い出すのがとても困難になるため、業者さんに依頼して駆除してもらいましょう。 

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