
妊娠中や赤ちゃんへが麦茶を飲んでも大丈夫なの?
妊娠中の方や乳幼児へのカフェインやタンニンの量は気になるところです。
カフェイン中毒やタンニンによる貧血などに気をつけている方には知っておきたい情報です。
麦茶にカフェインは?
麦茶にカフェインは入っていません!
赤ちゃんや、授乳期のお母さんが飲んでも大丈夫です。
麦茶は「お茶」と名前はついていますが、緑茶、ほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶などと違いお茶の葉を使っていません。
焙煎した大麦の種子を煎じて作る飲み物ですから、カフェインが含まれていません。
麦茶にタンニンは含まれるの?
タンニン(茶カテキン)なども含まれていません!
お茶特有の苦みや渋みが無い事で小さなお子様にも安心して飲んで頂けます。
タンニンは鉄分の吸収を妨げるために、貧血などが気になる方は摂取に気を付けていると思います。
タンニンはお茶の茶葉に多く含まれている成分なので、茶葉を使っていない麦茶にはタンニンは含まれないのです。
麦茶の成分は?
麦茶の成分
分量 100 g あたり
成分 | 含有量 |
---|---|
脂質 | 0 g |
コレステロール | 0 mg |
ナトリウム | 1 mg |
カリウム | 6 mg |
炭水化物 | 0.3 g |
タンパク質 | 0 g |
ビタミンC | 0 mg |
カルシウム | 2 mg |
鉄 | 0 mg |
ビタミンD | 0 µg |
ビタミンB6 | 0 mg |
マグネシウム | 0 mg |
授乳期のお母さんがカフェインを取ってはいけない理由
授乳期のお母さんは、摂取するものに対して気を使いますよね!
コーヒーなどのカフェインが多く含まれる飲み物はもちろん、緑茶、紅茶、ほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶などのお茶類にもカフェインは含まれています。
玄米茶に関してはお茶の中ではカフェイン量は少ない飲み物です。
カフェインはなぜダメなの?
カフェインには興奮作用があることが知られていますが、授乳期のお母さんがカフェインを摂取すると母乳にカフェインが含まれてしまうからです。
赤ちゃんは、カフェインの分解能力が大人と違って弱く、体外へ排出されるのに時間を要します。
なので、お母さんがカフェインを取り続けて授乳すると、赤ちゃんは取り込んだカフェインを分解できずにため込んでしまう事となります。
これは、妊娠中にも同じことが言えます。カフェインの大量摂取は赤ちゃんへの影響が大きい為に控えた方がいいでしょう。
大人用と赤ちゃん用麦茶の違いは?
市販用の麦茶に赤ちゃん用の麦茶があります。
普通の麦茶と子供用の麦茶の違いについえ調べてみました。
麦茶を販売しているメーカーサイトで調べると、成分表はほとんど変わりません。もちろんカフェインも含まれておりません。
要するに赤ちゃん用の麦茶はただ薄めに作ってあるだけのようです。苦みを抑えて飲みやすいように調整されていると言うことです。
と言うことは、ご家庭で麦茶を煮だして作って薄めれば子供用となりますね!
子育て中のお母さんによると、子供に与える麦茶は「水出し用の麦茶を与えるのは不安」との声も多いようなので、煮だして作る方が多いようです。
煮だした麦茶を白湯で薄めて子供用麦茶となります。
赤ちゃんにはいつ頃から飲ませればいい?
赤ちゃんの水分補給に適しているとはいえ、いつ頃から飲ませたらいいのでしょうか?
だいたい4か月~6か月頃から薄めの麦茶を飲ませ始めている方が多いようです。
離乳食が始まるのに合わせて徐々に飲ませていくようにします。
ミルク以外の味に慣らしていくうえでも、麦茶は安心できる飲み物です。
まとめ
カフェインに関して気になるお母さんも多いようです。
緑茶、紅茶、ほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶などのお茶類の摂取に関しても、カフェインが含まれるとなれば気を使うのですから大変です。
妊娠してから、授乳期まで長い期間、飲み物にカフェインの有無を気にしていてはストレスもたまります。
少量の摂取に関しては、問題がないとされる報告もあるので、大量に摂取しなければ大丈夫ですよ!
ココアに関してのカフェインはこちらの記事です。