
麺つゆの賞味期限切れってありますよね。特に開栓後使い切れなっかった麺つゆ。
麺つゆは開栓後は日持ちしないんですよね。
今回は開栓前後の賞味期限と食べてはいけない時の特徴を紹介していきます。
開栓前の麺つゆの賞味期限は?
麺つゆの賞味期限は各メーカーほとんどが1年となっています。
未開封で適正な保存状態であることが条件になりますが、1年間は大丈夫です。
賞味期限切れの麺つゆはいつまで使える?
賞味期限が切れた麺つゆはいつまで使える事が出来るのでしょうか?
麺つゆは未開封であれば1年の賞味期限があるのですが、それを過ぎた場合はどれくらい持つのか?知りたいところです。
麺つゆは傷みやすいものでありますから、賞味期限を大きく過ぎると良くないのは明らかです。
一般的に賞味期限は「おいしく食べる事の出来る」期間としてメーカーが定めるのですが、食べられない訳ではありません。しかし麺つゆに関してはメーカーも「お勧めしません」とはっきり言っています。
もちろん衛生的な問題ではなく味の劣化に関してだと思うのですが、他の商品の場合は「味は保証しないが食べられないわけではない」とすることが多いのに対して、はっきりとおすすめしませんと言い切るのは、傷みやすい性質のものだからでしょうか?
さて、賞味期限を決める場合に必ず安全係数というものをかけて設定されます。
賞味期限の1年を1日でも過ぎたからいきなり味が落ちるわけでもありません。
一般的に賞味期限を決める検査の際には、味が落ちる期間に対して余裕を持って期間を設定するために安全係数0.8を掛けます。
それから推察すると賞味期限1年の物は大体2か月くらいは余裕を持って設定されています。
なので、賞味期限切れ2か月程度は大丈夫な可能性があるという事です。
賞味期限切れの麺つゆを使用する際はしっかりと確認してから使うようにしましょう。確認方法に関しては後述します。
開栓後の麺つゆはどうなの?
麺つゆの賞味期限で一番気になるところは開栓後かもしれません。我が家もそうですが、使い切れなかった麺つゆが冷蔵庫に残っていることよくありますよね。
麺つゆは早いものだと開栓後3日以内に使い切ってくださいと注意書きがあるものもあります。
本来麺つゆは傷みやすいものなのです。特にストレートタイプは開栓後早く傷みます。
糖分やアミノ酸を含んだ水溶液なので微生物が繁殖する環境にとって最高の状態なのです。
開栓後空気に触れた麺つゆはすぐに劣化を始めます。時間が経つほど微生物などは増えていきますのでそれだけリスクが高くなるということです。
・ストレートタイプ 3日
・2倍濃縮タイプ 1~2週間
・3倍4倍濃縮タイプ 1~2か月
アルコール濃度が高くなる濃縮タイプは比較的日持ちしますが、ストレートタイプは日持ちしないので、どのタイプを使っているか確認しましょう。
濃縮タイプでも水で薄めたものは保存期間が短くなります。
傷んだ麺つゆの見極め方
麺つゆが傷んでくると見た目や臭いなど変化があります。
賞味期限が切れたものや冷蔵庫に保管してあった開栓後の麺つゆなどを使う際はしっかりと安全を確かめて使うことをお勧めします。
見た目に関してはまず白い沈殿物などに注意しましょう。カビなどが浮遊している場合があります。時間が経てば経つほど大きくなってきます。その前の状態は液体にとろみがついてきます。とろみがついてきたら傷み始めています。
色の変化が見られる場合も傷み始めているサインです。色が薄くなり白っぽく変色してきます。
キャップの裏にカビなどがついていたり麺つゆの表面に膜が張られている状態もやめておきましょう。
臭いはツンとした刺激臭がある場合はもう腐っています。発酵が進んでいる状態です。このようなときには蓋を開ける時に「プシュ」音がする時があります。発酵が進んでガスが発生しているときにおこります。
その他味に違和感を感じた時にはやめておきましょう。
基本的に傷みやすいものという認識でしっかりと見極めましょう。
迷ったら捨てた方がよい
麺つゆは傷んでいるのかなと思ったら使わない方が良いです。期限切れの麺つゆを使ってレシピなどを紹介しているサイトがありますが、食中毒菌の毒素は火を通しても残ります。
食中毒菌類は増殖するときに毒素を出します。加熱して殺菌をしても菌類は死滅しますが毒素は残ります。
傷みかけている麺つゆをどうしても使わなくてはいけない理由が無ければやめておくに越したことはありません。
コバエトラップに使うなら腐っていても問題は無いと思います。
まとめ
麺つゆの賞味期限は1年間です。
開封後はストレートタイプは3日濃縮タイプは1~2週間濃くなるにつれて長くなります。
麺つゆは傷みやすいのでしっかりと見た目や臭いなどを確認しましょう。
決して無理しないことをお勧めします。