マヨネーズの賞味期限切れいつまで食べる事が出来る?なぜ腐らないかも解説

マヨラーって知り合いの中に一人はいるんじゃないかな?と思うくらいマヨネーズ好きって多いですよね。

マヨネーズは半固体状のドレッシングなんだそうです。そんなマヨネーズの賞味期限について解説します。

マヨネーズの賞味期限はどれくらい?

マヨネーズの原料はJAS規格で決まっているって知っていましたか?

日本では日本農林規格でいわゆるJAS規格でしっかりと決められておりマヨネーズを名乗るには卵、酢、食用植物油と調味料など決められた原料で作らないといけないんです。

また食用植物油の重量割合も65%と決められていて、これらから外れるとマヨネーズという商品名では売れないんですね。

その為、マヨネーズには保存料などは一切使われていません。

そんなマヨネーズの賞味期限ですがキューピーのマヨネーズを見てみましょう。

未開封であれば450g以下のボトルが12ヵ月700g以上のボトルが10ヵ月となっています。

保存料が使われてない割には長いと思った方は多いのではないでしょうか?

傷みやすい卵を原料に使っているのに賞味期限が1年あるってすごいことです。

マヨネーズはその主成分にお酢や植物油と食塩と微生物が繁殖しにくい成分が含まれており、実は傷みにくい食品なのです。

さらに、キューピーの実験によるとサルモネラ菌や大腸菌、黄色ブドウ球菌などをマヨネーズに添加して行った実験で24時間でこれらの菌類が死滅したとの結果が公表されています。

恐るべき殺菌力です。

保存料を使わなくても1年間賞味期限があるのも納得です。

開封後は冷蔵庫に1か月程度で使い切るようにしましょう。

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賞味期限切れのマヨネーズはいつまで食べられる?

賞味期限切れのマヨネーズはいつまで食べる事が出来るのでしょうか?

マヨネーズが傷みにくい食品であること先述の通りです。しかし永遠に食べる事が出来るわけではありません。

長期保存によって油が分離したりすれば傷んでしまいます。

家庭で手作りするマヨネーズは日持ちしません。その原因は「撹拌が十分でない」「酢が少ない」「水で薄まっている」「サルモネラ菌減少までの時間が足りない」などの理由から食中毒の原因になると言われています。

未開封の商品であれば蓋もしっかりとされ空気や微生物などが入りこむ余地も無いので賞味期限を多少過ぎても食べる事が出来ます。

但し、マヨネーズの保存方法が適切であればという話になります。

マヨネーズの保存方法は?

マヨネーズは常温で保存が可能です。常温とは5℃~30℃程度のことを指しています。

しかし、この範囲を超えても下回ってもダメなんです。

高温になると油などが変質したりします。植物油は直射日光もダメです。

逆に冷蔵庫に保存して0℃を下回ると油などが分離してしまいます。一度分離した油は元に戻りません。

マヨネーズの保管場所は冷蔵庫のドアポケットや直射日光の当たらない冷暗所に保管するようにします。

賞味期限切れのマヨネーズはいつまで?

しっかりと保存された未開封のマヨネーズなら賞味期限を過ぎても問題なく食べる事が出来るでしょう。

賞味期限はおいしく食べる事の出来る期間なので、過ぎてもすぐに傷むわけではありません。

1年の賞味期限であれば1.2倍の期間は食べる事が可能でしょう。

賞味期限はメーカーが定めているのですが、傷むギリギリで定めているわけではありません。余裕を持って定められているので、2~3ヵ月は過ぎたところで問題なく食べる事が出来るでしょう。

それ以上賞味期限が過ぎている商品はしっかりと中身を見極めてから食べる必要があります。

保存状態が悪ければ賞味期限内であっても、しっかりと確認したほうが良いですね。

マヨネーズの見極め方は?

それでは、マヨネーズを傷んでないかの見極め方法ですが見た目、臭い、味としっかりと確認する必要があります。

見た目に油分が分離している状態ではマヨネーズの殺菌能力は衰えています。お酢の効果がしっかりと行きわたらないなどが考えられます。

臭いは卵が腐った臭いの時はやめておきましょう。ツンとする臭いはお酢の臭いもあるので判断が難しいかもしれません。

少し舐めてみて味に違和感があればやめておきましょう。

まとめ

マヨネーズはJAS規格によって定義されている材料しか使う事が出来ない。

保存料などは使っていないが、殺菌力が強く微生物類が繁殖できない状態である。

賞味期限は10ヵ月~1年です。

賞味期限切れはしっかりと確認してから食べるようにしましょう。

保存する際は常温では直射日光を避け涼しい場所で保管するようにします。冷蔵庫に保管する場合は冷気が直接当たらないようにドアポケットなどに保管しましょう。

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