
花粉除去には空気清浄機
花粉の季節空気清浄機は大活躍です。
あのにっくき花粉を除去してくれるすごいやつです。
しかし、そんな空気清浄機も置く場所によっては力を発揮できずにいるらしい。
空気清浄機の効果を最大限に発揮できるような置き場所をご紹介。
空気清浄機の仕組みは?
空気清浄機の仕組みはすごく単純です。
室内の空気を取り込んで、フィルターを通して花粉やほこりなどを除去して、綺麗になった空気を部屋に送り出す家電です。
もちろんフィルターなどは研究に研究を重ねた結果素晴らしいものが装着されています。
でも、基本的には単純な仕組みなのです。
吹き出し口は上向きになっています。
吸い込み口は、メーカーによって多少違いますが、シャープは背面に吸い込み口がついていて、パナソニック、ダイキンは全方位から吸い込みます。
取り込む空気に花粉が入っていれば綺麗になって排出されるということです。
空気清浄機はどこに置く?
花粉対策として空気清浄機を置く場合どこに置けば効果的でしょうか?
部屋の中に花粉が入ってくる経路は、主に外出時に洋服などについた花粉と窓からの侵入、洗濯物などが考えられます。
玄関からの侵入に対して
花粉が体についている場合、家に入る前にしっかりと洋服についた花粉を払ってから入るようにします。玄関先にブラシなどを置いておくといいでしょう。
全部取り切れるわけではないのと、払うのを忘れて入ってくれば、家の中に花粉が入ってしまいます。
花粉の進入路の一つとして玄関という事です。
そこで、空気清浄機を一台玄関先に置くというのは効果的です。
人が通るたびに、舞い上がった花粉を吸い取ってもらうのは、それ以上の侵入を防ぐのに効果的です。
花粉の時期だけでも、玄関に1台置くのはいいでしょう。
リビングや寝室のどこに置けばいいか?
リビングや寝室に入り込む花粉は窓からや、洗濯物です。
暖かくなると空気の入れ替えで窓を開けておきたくなります。湿気などを外に出す為にも窓を開けて空気の入れ替えをした方が良いのですが、それと同時に花粉も家の中に入ってきます。
洗濯物も外に干していれば花粉が付きます。取り込む際には軽く花粉を落としてから取り込むようにしましょう。
そうはいっても当然部屋の中まで花粉は入り込みます。やはりすべての花粉を落とすのは難しいですから。
それでは、部屋の中のどこに空気清浄機気を置けばいいのでしょうか?
ズバリ壁際に置くことが効果的な置き方です。
風を循環させることが、効果を上げるコツです。
空気清浄機が吸い込んだ空気は上方向に吹き出します。
汚れた空気を下から吸い上げ、綺麗な空気を上に出すのです。
綺麗な空気は壁沿いに天井まで吹き上げられ、天井を伝って反対側の壁に当たり床に落ちてきます。
床に落ちた空気は床の埃や花粉などを巻き込み空気清浄機に戻ってきます。
この様に空気が循環することによって部屋の空気を綺麗にします。
そこで、注意したいのはこの気流が変わるものがある場合です。
エアコンや換気扇は空気の流れ変えてしまいます。
なので空気清浄機の置く場所にも工夫をします。循環する空気の流れを考えて設置するようにしましょう。
換気扇は外へ空気を出すので、空気清浄機は換気扇がある場所の反対側の壁に置くようにします。
エアコンがある場合は季節で置く場所を変える
エアコンは夏と冬では気流が変わります。
夏の冷房は水平に吹き出します。冷たい空気は下に集まるので冷房効率を考えると上方向に吹き出すようになります。
そこで、空気清浄機はエアコンの下に置くようにします。
そうすることによって、部屋の気流がスムーズに流れ、より効率的に空気を綺麗にしてくれます。
暖房はその逆になり、暖かい空気は下方向に吹き出します。
なので、空気清浄機はエアコンと反対側の壁に置くようにします。
これが、効率の良い配置になります。
まとめ
空気の流れを作るために扇風機やサーキュレーターのようなものを併用するのも、効果が上がります。
特に花粉は床に溜まりますので、ある程度風量がないと浮かび上がりません。
空気清浄機の反対側から風を送り、室内に気流を作るとより効果的に花粉を除去できます。
部屋の中までマスクが手放せないのは辛いですからね!せめて家の中くらいは花粉を忘れたいですよね。