
警備員をダブルワークとして選ぶ人も増えています。
実際に警備員でダブルワークをする人はどんな感じで働いているか?紹介します。
警備員とのダブルワーク両立する為の時間について
ダブルワークをする人は昼間の仕事が定時で終わる事が多く、空いた時間に警備員の仕事を考える人が多いでしょう。
その他個人事業主の方も多くいます。個人事業主の場合は比較的に時間に融通が利くために、働く人が多いように思います。
ダブルワーカーにとって2号現場は人気
警備員の仕事でも夜勤中心に働く人が多く、時間も短い可能性がある2号警備につく人が多くいます。
施設警備などは定時で働くことが多く拘束時間が長い為に、ダブルワーカーの人は工事現場などの2号警備で働くのが適しています。
工事現場の場合は終了時間が仕事終わりになることが多い為、定時前に帰れる上に給料は1勤務分もらえるので、時給に直すと結構な金額になることが多く在ります。
現場にもよりますが、早く終わる現場は深夜の2時くらいに終わる事もあるので、家に帰って3時には寝ることが出来ます。
もちろん定時ギリギリまで工事する現場もありますし、日によっても変わりますので何とも言えませんが、早く終わる現場は多く在ります。
工事現場でも建築現場は定時が多くなります。道路工事現場や鉄道工事現場などは比較的早くに終わります。
鉄道工事場は集合時間も終電近くになることが多いので、ダブルワーカーにとっては最高の現場と言えるでしょう。
ただし、そのような現場は人気があるので新人が配置されるのは大変かもしれません。ダメもとで会社に希望を言う事は出来るので伝えてみるのも良いでしょう。
体力的な問題は?
ダブルワーカーにとっては、体力的な問題も心配です。昼間働いて夜も働くとなると睡眠時間が心配になります。
あまり睡眠時間を削って健康を害してしまえば意味がありません。
寝れない現場もある
警備員は楽そうに見えて大変な現場も沢山あります。ただボーっと立っているだけの現場はそんなに多く在りません。
歩行者誘導であれば、声をかけ続けなくてはいけませんし、車道に出ての車両誘導は気を付けないと事故になります。
気を張った状態で長時間いるとかなり疲れます。
上述した時間などを十分に考えて仕事する事が大切です。
施設警備の仮眠は寝れるわけではない
良く誤解されるのは、施設警備の仮眠時間があるという事です。施設警備の場合は仮眠時間を取れることを聞いて希望する人が居ますが、あれは「当務」と言って24時間勤務する人が途中仮眠する時間があるだけで、夜勤だけの人間は仮眠時間は取れませんので注意が必要です。
睡眠が取れる楽な仕事もある
厳しい事を先に書きましたが、そんなに大変な現場ばかりでもありません。現場によっては休憩時間が多く寝る時間を取れるケースもあります。
配置人数が多い現場では、休憩要員が多くなり1時間おきに休憩できるような現場もあります。
保安警備などは2時間に1回巡回してくれればいいよと現場監督に言われることも実際にありますので、すべて現場次第という事になります。2時間に1回の巡回などは体力的には大したことないので、ダブルワーカーにとっては最高の現場と言えるでしょう。
ダブルワーカーの税金はどうなの?
ダブルワーカーの場合は確定申告が必要になります。
主な収入をどちらにするかのも寄ってきますが、警備員が副業である場合は、社会保険等は引かれません。
一旦所得税などは引かれるので、申告して取り戻す事になるケースが多いです。
副業としての税金は税率も高いので、他の人に比べて所得税の金額は高くなりがちです。主たる収入が少ない場合は、結構な金額が戻りますが、主たる収入が多ければ、戻る金額も少なります。
個人事業主の方は本業の申告時に税理士に相談して一緒に済ませている方も多いようです。
住民税等は会社によって変わりますが、私の知っている限りでは、給与天引きの会社は少ないようです。
まとめ
警備員はダブルワークする人が多い仕事です。時間が短かったり、体力的に負担が少なかったりとやりやすい環境があるからです。
ただし、現場に左右されることが多いので注意が必要です。楽な現場はみんなが行きたいので、倍率は高いでしょう。
税金はその人によっても変わりますが、会社側もダブルワークしている人になれているので、面接時に相談してみると良いでしょう。