
警備員になる為に資格が必要なのか?不安に思っている人も多くいるようです。その辺を実際に現場でどれくらい必要とされるか紹介します。
警備員になるには資格は絶対に必要か?
警備員には様々な資格が必要とされることがあります。実際私自身も10以上の資格を有しています。
それでは、警備員になった時どれだけ資格を持っていたか?と聞かれれば答えは0です。
何一つ資格なんて持っていませんでした。
あるのは運転免許証くらいです。警備員には運転免許が無くてもなれます。
警備員になる為に必要な資格はないという事です。資格取得は警備員になってから取得すればOKという事です。
警備員になって必要な資格は何?
警備員に必要な資格と聞かれると、まずは自分がどんな仕事に就きたいか?にもよります。
施設警備なのか?それとも工事現場なのか?イベント警備なのか?それぞれ必要な資格が変わってきます。
しかし、資格自体無くても出来ることはたくさんあります。と言うより資格者は多くの場合現場に1人いればOKという事が多いので、短期のアルバイトで資格を取る必要はありません。
施設警備なら施設警備2級や道路工事なら交通誘導2級、イベント警備などは雑踏警備2級と必要な資格が変わります。また有資格者の配置が義務付けられる場所で必要なだけです。
無資格者でも現場で仕事をすることは可能です、有資格者の指示に従って警備業務にあたればいいのです。
逆に絶対必要な現場もあります。鉄道現場で線路内に立ち入るような仕事は列車見張り員などの資格が必要となります。
線路内に立ち入るためには、有資格者でないと仕事が出来ません。
自分がどんな現場で働きたいかによって、資格を取ればいいという事です。
資格を持っているメリットは?
資格を持っているメリットは、資格手当がつくことが大きいかもしれません。殆どの警備会社で資格者は資格手当をもらうことが出来ます。
有資格者は無資格者に比べ千円~2千円程度に日給が良くなります。その分責任も大きくなります。
しかし資格者の多い会社の場合は、自分がその現場の資格者として配置されるとは限りません。その場合は資格者であっても資格手当をもらえない場合もあります。
逆に資格者が少ない会社だと、資格の必要な現場に呼ばれることが多くなり仕事が増えます。
とにかく稼ぎたいと思う方は資格取得をした方が良いでしょう。
資格を持っていてデメリットとは?
しかし、メリットばかりではありません。先程書いたように資格者の少ない会社だと、資格者は資格が必要な現場に優先的に配置されることが多くなります。
その為自分が気に入った現場であっても、そこを外れて他の現場に回されることがあります。
例えば国道の工事現場などは、交通誘導2級と言う資格が必要となります。当然その現場に必要な要因となる訳ですが、休みの日に他で資格者が必要となればそちらに呼ばれて休みが取れないなどがあります。
もしくは資格者2人が現場にいる場合は1人が資格者として配置されるわけですが、その現場が非常にいい現場とします。資格を使わなくても良い現場ならそこにいたいと思うのですが、他に資格者が必要な現場が出来るとそちらの現場に移動させられるといった事があります。
資格手当をもらうより魅力的な現場もあるという事です。
また資格者を必要とする現場は大規模な現場になることも多いです。
道路で言えば、車の通りが激しい現場になるという事です。国道や高速道路と言った工事現場に配置されることが多くなります。手当をもらっても合わないと思う事はたくさんあります。
資格を持っていないと不利になる?
はっきり言って警備員をやるのに資格が無くても問題はありません。
自分が責任者として頑張っていきたいのであれば資格を取ることをお勧めします。資格手当が責任に見合うかは会社によって違いますのでご注意を。
資格取得を全面的に支援してくれる会社も多く在ります。会社が負担してくれて取得できるなら取っておいても損はないかもしれません。そのような会社は資格者も多数抱えているので、デメリットで上げたような事は少ないかもしれません。
資格手当をもらうこと以外で不利になることはほぼないです。仕事を優先的に資格者に回る会社もあるかもしれませんが、多くの場合はその人の仕事ぶりが評価されると思います。
まとめ
資格を持っていても持っていなくても警備員は出来ます。収入を少しでも増やしたいなら資格取得を目指してもいいかもしれません。
ただ資格を持っていなくても、そんなに不利になることはありません。