
高速道路などの有料道路で「現金を出す手間を省ける」「料金所を止まることなく通過できる」などのメリットでETCカードを使っている人も多いと思います。
現在では多くのカード会社で取り扱われており、イオンからも【イオンETCカード】が発行されています。
このイオンETCカードは、イオンでの買い物でお得になるイオンカードに付帯できるETCカードとして便利に使うことができるなどのメリットも多いカードです。
しかしイオンカードは知っていても、イオンETCカードはよく分からないという人も多いと思います。
そこで今回はイオンETCカードの概要やメリットなどを解説していきます。
イオンカードが発行するETCカードとは
イオンカード発行のETCカードには、クレジットカードと分離型の「ETC専用カード(追加カード)」とクレジットカードと一体型の「イオンETCカード」の2種類があります。
ETC専用カード(追加カード)
ETC専用カード(追加カード)とは、クレジットカードとは別にETCカードの機能だけを持ったカードで、分離型カードとも呼ばれています。
ETC専用カードは、クレジットカードにETCカードを紐づけして、ETCカードの利用代金はクレジットカードと同じ口座から引き落とされる仕組みになっています。
すでにイオンカードを持っている人は、追加でこのETC専用カードを申し込む事ができます。
イオンETCカード
イオンETCカードとは、クレジットカードとETCカードが一体型になっているカードです。
クレジットカード自体がETCカードに機能を持っているので、買い物での支払いとETCカードの機能を1枚にまとめることができる便利なカードです。
イオンカードが発行するETCカードの年会費は?
イオンカードが発行するETCカードは、年会費・発行手数料がどちらも無料で作る事ができます。
さらに、「家族カードも年会費無料」「ETCカードに紐づけするイオンカードは、ほとんどが年会費無料」という特徴があります。
そのため、維持費をかけずにETCカードとクレジットカードを持つことが可能となります。
一般的に、発行手数料は無料であることは多いですが、年会費は楽天カードや三井住友カードなど550円(税込)かかるなど有料の場合もあるので、年会費が無料はイオンETCカードのメリットの1つとも言えます。
イオンカードが発行するETCカードの発行にかかる日数
ETCカード発行にかかる日数は、ETC専用カードは最短翌日に発行されて、約5日で手元に届きます。
一体型のイオンETCカードは、まずイオンカードの入会審査があるため、2~3週間程度で登録住所へ届きます。
イオンカードが発行するETCカードの申込方法
イオンETCカードの申込方法について、「すでにイオンカードを持っている場合」と「イオンカードと同時に申し込む場合」を紹介していきます。
すでにイオンカードを持っている場合
イオンETCカードは、イオンカードの追加のカードという形で発行されます。
そのため、すでにイオンカードを持っている場合は、【イオンフィナンシャルサービス】からETCカードの追加発行申し込みを行います。
その他にも各店舗の専用カウンターにイオンカード持参する、または郵送での申し込みも可能です。
イオンカードを持っていない場合
上記の通り、イオンETCカードはイオンカードを持っていないと申し込みできないので、ETCカードの発行を希望する場合は、イオンカードも同時に作成する必要があります。
イオンカードには多数種類があるので、まずは作成したいカードを決めてからオンラインで発行申し込みを行います。
その際に、ETCカードの同時申込欄にチェックを入れると、イオンカードと同時に発行してもらう事ができます。
こちらも各店舗の専用カウンターや郵送での申し込みも可能です。
申し込みから発行までは、店頭で申し込みした場合は最短で翌日、オンライン・郵送で申し込みした場合は、審査期間を含めて1~2週間程で発行されます。
イオンカードとETCカードが別々に郵送される場合もありますが、どちらも手元に届いた時点で利用可能な状態になっています。
ETC一体型カードの場合
イオンカードとETCカードが一体型となったカードもあります。
こちらについては、イオンオフィシャルサービスから資料請求を行い、記入して返送する方法のみで発行されます。
イオンカードとETCカードを別々に持つ場合であっても、ETC一体型カードを持つ場合であっても、利用できる制度やポイントなどに対する差異・制限などはありません。
イオンETCカードのメリット
イオンETCカードには、【ときめきポイントが貯まる】【ETCゲート車両損傷お見舞金制度が付いている】【さまざまなカード特典のあるカードが選べる】というメリットがあります。
ときめきポイントが貯まる
イオンETCカードがあれば、ETC通行料金の支払いでときめきポイントが貯まります。
ときめきポイントは、200円につき1ポイントを貯めることができるので、短距離区間でもお得にポイントが貯まります。
さらに、ETCカードに紐づけされているイオンカードをイオングループの店舗で利用すればポイントが2倍になるため、200円で2ポイント貯める事ができます。
ときめきポイントは、1,000ポイント=1,000WAONポイントに交換して、電子マネーWAONで1,000円分として使うことができます。
普段からよくイオングループの店舗を利用する人にとっては、イオンETCカードでときめきポイントが貯める事ができるので、お得なカードと言えます。
ETCゲート車両損傷お見舞金制度が付いている
ETCゲート車両損傷お見舞金制度とは、ETC開閉バーで車両が損傷したとしても年1回まで5万円のお見舞金が支払われるというものです。
もちろん、運転者の過失(ETCカードが挿入されていなかった・運転者のスピード違反があったなど)があった場合は対象外となります。
年会費無料でこの制度が付いているETCカードは少ないので、イオンETCカードならではの特典と言えます。
さまざまなカード特典のあるカードが選べる
イオンETCカードは、ささまざまなカード特典のあるカードが選べるメリットがありますが、ETCカードだけでも「追加カード」「一体型カード」と選べるので、運用形態に合わせて選ぶことができます。
また、追加カードとしてETCカードを発行する場合は、イオンカード(WAON一体型)・イオンSuicaカード・コスモザカードオーパスといったさまざまな特典のあるカードから、紐づけするイオンカードを選ぶ事ができます。
まとめ
1イオンETCカードは年会費無料
2ETCカードに付帯するイオンカードも年会費無料
3紐づけするイオンカードはさまざまな特典があるカードを選べる
4追加カードとして発行するETC専用カードは5日程度で発行される
5 ETC通行料金の支払いでときめきポイントが貯まる
6 ETCゲート車両損傷お見舞金制度がある