飼っているインコがビワを食べた!インコにあげて良い餌悪い餌

イヌやネコ、そしてハムスターなどと並んで人気が高いペットであるインコ。人間の言葉を話すことはよく知られていますが、それ以外の特徴は意外と知られていないのではないでしょうか?

例えば、問題ない餌とそうでない餌との区別とか。

今回は、餌の話を中心に、インコについて紹介していきたいと思います。

インコは330もの種類から成っている種子食のオウム目の鳥

インコは、分類上はオウム目インコ科に属する鳥で、オウム目を構成する2種類のうちの1つにあたります(もう1つはオウム目)。その生息域はとても広く、アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアとポリネシアに至る太平洋東方にまで及びます。

また、インコはとても多くの種類がいる鳥で、その数330種類も誇ります。だから、動物園のインコのコーナーは、見たことが無いような種類のもたくさん居るわけですね。

インコは種子食の鳥

オウム目の鳥ですので、インコが食べるものはオウムと酷似しています。つまりは、基本的には種があるものを食べる、種子食の鳥に当たります。木の実や葉っぱ、昆虫などを主食としています。

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インコの餌は殻付きのものがベター

したがって、インコを飼いたい場合、与える餌としては、できるだけ殻付きの餌を与えた方が良いでしょう。殻付きの方が、インコにとって大切なカルシウムなどが豊富に含まれています。ベストなのは、ペットショップなどで良く売っている、殻付きのミックス餌です。あれならば、穀物類で補えない栄養素も補給できるでしょう。

小松菜などの青菜系はインコの消化を助ける

ですが、飼っている年数が増えれば増えるほど、ペットにも人間と同じものを食べさせたい。と思ってしまうのが飼い主心理というやつでしょう。

人間と同じ食べ物で、明らかにインコにオススメなのは、小松菜などの青菜類です。インコは、元々野生のやつも野菜(葉っぱ)を好みます。青菜類は、インコの体内での消化を助けます。

パセリもインコに与えてOKな食材

パセリもまた、インコに与えてOKな食材のひとつです。なぜか、一部の小動物に与えすぎるのは・・・なんて言われてしまうパセリですが、体内の悪い菌を除いてくれるほか、ビタミン補給の効果もあるようです。

アボガドや桃やビワなどは飼っているインコに与えるのはNG

反対に、与えるのが危険なのが、アボガドや桃、ビワなどです。これらをインコが食べてしまうと、中毒を引き起こしてしまうようです。種が大きいところが共通していますね。原因はまだはっきりとはわかっていないようですが、インコは食べ物の刺激に弱い体質なようで、その辺が関係しているのかもしれませんね。

果物の与えすぎには注意を

桃やビワは先述の通りですが、インコの餌として、果物は全般的に避けた方が良さそうです。果物はインコにとって中毒性が高い様で、いちど食べると、穀物類などのほかの餌を食べなくなる傾向になり、栄養バランスが悪くなってしまうようです。

また、果物の摂り過ぎにより、糖分過多から機能障害を起こしてしまうケースもあるようです。

どうしても与えたい場合には、ごま粒大レベルまで小さくして与えるようにしましょう。

インコを放し飼いにする際は観葉植物に注意を

もう1つ注意したいのが、家の中にある植物です。インコは葉っぱ類を好んで食べます。従って、部屋のなかで放し飼い・・・なんてしますと、植物の葉っぱを見つけるやいなや、食べようとします。

しかし、基本的に、観葉植物の葉っぱは、インコにとって有害な成分を多く含んでいるようです。従って、インコを飼う際には、観葉植物はインコの行動範囲外のところに置くようにしましょう。

まとめ

1.インコは330もの種類がいる、種子食の鳥。

2.栄養素や本来の習性から、インコの餌は殻付きのものがベター。

3.青菜系はインコによいが、アボガドや桃、ビワは、インコが中毒を引き起こす恐れがあるので注意を。

4.インコを飼う(放し飼いする)際には、インコが観葉植物を誤食しないよう注意。

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