
インターネットサービスプロバイダの老舗であるIIJ(インターネットイニシアティブ)が運営する、格安SIMおよびSIMフリースマートフォンを提供している個人向けインターネットサービス「IIJmio」。
今回は、IIJmioの利用者がSIMカードを再発行したい場合について紹介します。
IIJmioは新型iPhoneなど新しい端末への対応が早い格安スマホブランド
IIJmioの特長は、何といってもトレンドへの対応の早さでしょう。格安スマホサービスの場合、価格の安さの反動として、取り扱う端末は・・・というケースが少なくありません。端末の品揃えの薄さを補って余りあるお得な通信料ではあるのですが。
IIJmioは、月額990円(税抜)の低価格プランもありながら、iPhoneをはじめとした新型端末への対応が、格安スマホの中では抜けて早いと言えます。今年発売されるiPhone12シリーズについても、下記のように発売日に動作確認を実施する対応ぶりです。
https://www.iijmio.jp/info/iij/1602664610.html
IIJmioは端末でもSIMでもビックカメラとヨドバシカメラも利用できる
本題に入る前にもう1つ、IIJmioの特長を紹介します。後ほどの内容にも関わってきますので。
それは、IIJmioは、オンラインにプラスして、販路としてビックカメラとヨドバシカメラの店頭を持っているという点です。
ビックカメラもヨドバシカメラも、都市圏の駅前に店舗があります。都市部で勤務している方にとって、仕事ついでに立ち寄って購入または受け取り、といったことが出来るのは、生活時間の有効活用を考えると大きく、利用メリットの1つになるでしょう。
IIJmioのSIMカードの種類やサイズは何通り?回線はドコモだけ?
IIJmioを利用する場合、SIMカードのサイズや種類はどのようなものなのでしょうか?
IIJmioは、ドコモとauの回線を利用しています。IIJというと、昔のイメージから、NTTドコモの回線を使用しているイメージはあるでしょうが、auの回線も同様に利用できます。
ドコモとauの回線を利用、ということで、同様の形態の格安スマホと同じように、IIJmioは、基本的にSIMカードはマルチSIMとなります。ですので、種類やサイズとしては1種類ということになります。
IIJmio のSIMカードを再発行する場合は3,000円の手数料で期間は3日ほど
マルチSIMといっても、nanoSIMのスマートフォンの場合には、nanoSIMサイズにカットして端末に挿入しなければなりません。そうなった時は、紛失リスクも充分にあります。
利用停止手続き(回線の中断)は電話またはマイページから
もしあなたがSIMカードを紛失した、またはSIMカードを盗難された場合には、直ちに回線利用を中断する手続きを取らなければいけません。電話またはIIJmioの会員ページから手続きをしましょう。電話の場合は下記にダイヤルをしてください。
0570-09-4400(有料)
(9:00~17;00/年中無休)
※国際電話、IP電話、みおふぉんダイアルは03-5205-4400
なお、回線を中断しても、月額基本料などの料金は引き続き発生しますので、その点は注意しましょう。
SIMカードの再発行はマイページかビックカメラ又はヨドバシカメラで
回線の中断をしたら、または、破損や磁器不良でSIMカードを再発行したい場合には、SIMカードの再発行の手続きへと移ります。
IIJmioの場合、SIMカードを再発行する手段は3通りです。
- 会員ページの「SIMカードの再発行(サイズ変更)」から申し込む
- ビックカメラ(BIC SIMカウンター)で申し込む
- ヨドバシカメラ(なんでも相談カウンター)で申し込む
SIMカードの再発行の手数料は合計3,000円だが割引とキャンペーンあり
IIJmio のSIMカードもまた、他社と同様に、再発行をする場合には有料となります。ただし、他社とは、SIMカード再発行に関する料金の内訳が異なります。IIJmio の場合、再発行手数料2,000円(税抜) + 即日発行手数料1,000円(税抜)の合計3,000円(税抜)となるのです。
上記の再発行の手段に当てはめると、
- 会員ページ→再発行手数料2,000円(税抜)
- ビックカメラ→再発行手数料2,000円(税抜) + 即日発行手数料1,000円(税抜)
- ヨドバシカメラ→再発行手数料2,000円(税抜) + 即日発行手数料1,000円(税抜)
となります。つまり、webでSIMカードを再発行すれば、手数料は2,000円(税抜)ということになります。実質的に1,000円の割引となります。
また、IIJmioでは、定期的にSIMカード発行手数料の割引キャンぺーンを行っています。このキャンペーンは、目的としてはSIM単体での購入促進や、新たな端末への買い替え促進と思われますが、SIMカードの再発行手続きをする際にも、その恩恵を受けられます。キャンペーン期間内の場合には、有効活用するべきでしょう。
SIMカードの再発行にかかる期間は店頭なら0日でwebは3日ほど
では、SIMカードの再発行にかかる日数(期間)はどのくらいでしょうか?上記の手数料の仕組みからも、何となく想像がつくかと思います。
IIJmioの場合、店頭(ビックカメラおよびヨドバシカメラ)だと即日発行されます。つまり、0日です。web(会員ページ)の場合は、凡そ3日~4日ほどかかるようです。いずれにしましても、他社と比べても対応は早いと言えるでしょう。
まとめ
1.IIJmioは、新型iPhoneなどの新しい端末の採り入れが格安スマホ会社の中で早い。高性能端末を格安料金で使いたい人に向いている。
2.IIJmioはビックカメラとヨドバシカメラでも取り扱いがある。端末やSIMカード購入の際だけではなく、SIMカード再発行の際にも活用できる。
3.IIJmioでSIMカードを再発行する場合、web(会員ページ)だと手数料が2,000円(税抜)となり、店頭での手続きよりも1,000円割引となる。日数は3~4日かかる。
4.ビックカメラとヨドバシカメラでSIMカードを再発行する場合、手数料は3,000円(税抜)だが、即日再発行できるというメリットがある。