ハダニ駆除は無農薬でできる。牛乳・コーヒー・重曹!対策は水を噴霧

ガーデニングや家庭菜園をやっている人には有名なハダニ。名前は聞いたことはあるけど実際には見たことないし、植物にどんな被害があるかわからない人も少なくないと思います。 

ハダニによる影響は植物の葉が白くなってしまったり、腐ってしまってカビが生えたりと大変な被害になってしまいます。 

そこで今回はハダニについて勉強していきます。 

ハダニって? 

ハダニはクモに近いダニで、8本の脚を持つ小さな虫です。クモのような糸を吐くことから、英語では【Spider mite(スパイダーマイト)】と呼ばれています。 

ハダニは、3~10月の暖かい時期に発生しやすく、植物を食害して弱らせてしまいます。通常1匹のメスは単為生殖(メスだけ)で卵を産むことができ、この場合はオスしか生まれません。また、オスとメスで交尾することもあり、この場合はオスとメスが生まれるといった特殊な生態をしています。環境が悪くなると糸を出して風に乗って別の場所に移動する特徴もあります。 

ハダニは、乾燥した高温状態を好むので雨の少ない真夏の時期に発生しやすくなります。 

ハダニによる被害 

ハダニは少数では被害はあまり大きくなりません。しかし、繁殖能力が高く産卵からサナギ化までのサイクルが短いので、短期間に爆発的に増えてしまいます。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、成長不良になったり植物自体が枯れてきたりします。被害がひどくなると、葉の先端にたくさんのハダニが寄生してクモの巣状態になることもあります。 

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無農薬でハダニ駆除 

発生しているハダニの数が少ない場合や、なるべくなら農薬を使いたくない人には、牛乳・コーヒー・重曹などさまざまな駆除方法があります。 

牛乳スプレーで駆除する 

ハダニを駆除する方法で有名なのが牛乳で駆除する方法です。ハダニに牛乳をかけると、ハダニは息ができなくなってしまいます。なので、牛乳と水を1:1で割ったものをスプレーボトルに入れて、ハダニがいる葉の裏側などに噴霧しましょう。牛乳の代わりにでんぷん質のものを使ってもできます。牛乳をかけたまま放置してしまうと牛乳が腐ってしまいますので、ある程度時間が経ったら水で流しましょう。 

コーヒーを使う

コーヒーを使うときは、普段飲んでいる普通のコーヒーで大丈夫です。インスタントコーヒー・ドリップコーヒー・缶コーヒーでも何でも使えます。自分で作る場合は濃い目に作ることがオススメです。できたコーヒーは熱を冷ましてそのままスプレーボトルなどに入れて噴霧します。牛乳とは違い、後で洗い流す必要がないので簡単にできる方法です。 

重曹を使う 

農薬や殺虫剤などの薬剤を使いたくない人には重曹で駆除もオススメです。 

重曹(小さじ1)と植物性サラダ油(カップ1/3)と水(カップ1)を混ぜたものをスプレーボトルに入れて噴霧するだけです。ハダニには効果的ですが益虫は殺さないという利点もあります。しかし、しばらくの間葉が油まみれになってしまうというデメリットもあります。 

殺虫剤(キンチョール)や農薬で駆除する方法 

殺虫剤(キンチョール)で駆除 

ハダニが大量発生してしまったら、殺虫剤を使います。薬剤を使いたくない人も多いと思いますが、大量発生してしまったら、そうも言ってられません。殺虫剤にはいろいろ種類がありますが、定期的に使う薬剤を変えて使いましょう。同じく薬剤を使い続けると、ハダニが慣れてしまい抵抗を持ち始めてしまうので、薬剤を変えることで対策してください。 

スミチオンを使う 

スミチオン乳剤は農家さんも使っている使用ルールがしっかり決められている農薬です。使用するのは難しそうなイメージがありますが、使用ルールを守れば初心者でも安心して簡単に使うことができます。 

スミチオン乳剤は、人体への毒性も少なく環境にやさしい農薬だと言われています。しかし、農薬を吸い込んでしまい体内に悪影響を及ぼす可能性もあります。スミチオン乳剤を散布するときは、必ずマスクとゴーグルをしましょう。 

スミチオン乳剤は、水で薄めて散布することが原則となっています。容器に希釈倍数が記載されているので、この表記にあわせて希釈します。希釈したスミチオン乳剤を噴霧器や、スプレーボトルに入れて散布します。 

スミチオン乳剤には使用回数も定められているので、予防のつもりでハダニ発生前に散布したりせず、必ず発生してから駆除として使いましょう。 

ハダニを発生させない対策 

ハダニを発生させない対策としては、葉の裏に水を吹きかけておきます。ハダニは水に弱いため、普段から乾燥しないようにしておくと、予防効果があります。また、ハダニは水に流されやすい特徴もあるので、勢い良く水を流すことにより、ハダニが流されていきます。 

まとめ 

植物の見た目だけでなく、成長にまで被害を与えるハダニ。たくさんの症状が出てきたときにはすでに大量発生していることもあります。未然に防ぐためにこまめに水やりなどの対策をして、ハダニの好きな乾燥状態を作らないようにしましょう。 

また、発生してしまった場合は無農薬で駆除する方法もありますので、安全で簡単に駆除してください。 

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