
緑のカーテンに向いている植物は?
この夏初めて緑のカーテンを作ろうと考えている方は「何を育てたらいいの?」と悩むこともあるでしょう。
育てやすいもの、収穫を楽しみたい、マンションなどの場合プランターで育つの?など疑問も多いはず。
つる性の植物であれば、グリーンカーテンになりますが、植え付ける時期や手間のかかるものなど知っておきたいところです。
そこで、グリーンカーテンに適している植物をご紹介します。
花を楽しむグリーンカーテン
せっかくグリーンカーテンを作るなら「花を見て楽しめるものが良い」と思う方にお勧めの植物です。
育てやすく、手間のかからない品種を集めてみました。
朝顔
グリーンカーテンの定番中の定番は朝顔です。
入門編としては最適です。
育てやすく手間も少なくて済むのが特徴で、綺麗な花も咲きます。
また、いろんな品種の朝顔を植えることで、様々な色の花を咲かせることも出来ます。
グリーンカーテンにたくさんの朝顔が咲いている様は、絵画の様な綺麗さです。
琉球朝顔
名前の通り沖縄県に生息する朝顔です。
琉球朝顔は生命力が強く成長も早い品種です。
普通の朝顔より葉が大きい為、グリーンカーテンに向いている品種です。
注目すべき特徴として、朝と昼で花の色が変わることが挙げられます。
早朝は青色をしていますが、昼にかけて紫色に変化するという変わった性質を持っています。
ミナロバータ
花の咲く時期は秋頃となりますが、夏の間は緑の葉を沢山茂らせます。
蕾は緋赤色で、咲き進むと橙、黄、白色へと変色していきます。
虫がつきにくく、手間がかからないのが初心者に向いています。
収穫が楽しみ
夏は日陰を作ってもらってエアコンの電気代の節約に、秋には収穫をするという2度おいしい植物を集めてみました。
実のなる植物は、水の管理が大切です。
その点は少し手間がかかるかもしれません。
ゴーヤ
ゴーヤは苦瓜ともいわれ栄養価の高い実を浸けます。
成長が早く、虫がつきにくいのが特徴でグリーンカーテンにも良く使われます。
葉は大きく日陰を作ってくれるのに最適です。
へちまの様な葉が厚いものだと光が入らなくなってしまうデメリットがありますが、ゴーヤの場合へちまほどの厚さはなく適度に光を通してくれるので部屋の中が暗くならずに済みます。
キウイ
病害虫もつきにくく比較的育てやすいのですが、実をつけさせるためには少し手間がかかります。
雄雌の2株が無いと実をつけないので2株を植えてあげる必要があります。
受粉しないと実をつけないので気を使いますね。
受粉させる必要のないスーパーエメラルドと言う種類も出ています。
スーパーエメラルドの場合は1本の苗木で実をつけることが出来るので、初心者はこちらの方が良いかもしれません。
ホップ
ホップはビールの原料としても有名です。
暑さに弱い為に関東より以北の地域でグリーンカーテンに使われます。
自分でビールを作る人がいるかどうかは分かりませんが、ビールに使うホップは雌木の物だけだそうです。
パッションフルーツ
甘酸っぱい実がなるパッションフルーツは温かい地域で育てられています。
寒さに強い品種を選べば関東以西の平野部でも育てることが出来ます。
紹介している植物の中では少しだけ難易度が高いかもしれません。
パッションフルーツの苗は1~2年生のさし木苗で販売されることが多く。
夏のグリーンカーテンに成長を間に合わせるためには、なるべく大きな苗を用意するようにします。
ミニカボチャ
普通のかぼちゃを育ててグリーンカーテンにしている方もいますが、重量がかかる為ネットや支柱をしっかりとしたものを用意する必要があります。
ミニカボチャであれば、重量に関しては少し負荷が軽くなるので、初心者にはこちらの方がオススメです。
まとめ
グリーンカーテンは楽しみ方も色々です。
今回ご紹介した植物使って複数の種類を植えている方もいます。
エアコンの節電効果だけではなく、楽しんで育てて地球温暖化にも優しいグリーンカーテンなので、是非楽しんでください。