
育てる朝顔を決めよう
グリーンカーテンを作るのに人気上位にいるのは朝顔です。
人気がある理由は、育てやすいということです。お花も綺麗ですし品種によっては10月くらいまで花を咲かせます。
ちょっと寂しいのは部屋からは花が見えない(笑)
太陽に向かって咲く為、当たり前ですが外側に向いて花が咲きます。外から見ると綺麗なんですけど、家の中からも観賞できたらいいのにと思います。
そんな、朝顔ですが結構な数の品種が出ています。
大雑把に分けると、日本朝顔、西洋朝顔となるのでしょうか・・・
グリーンカーテンに向いているのは西洋朝顔とされています。
理由はつるの伸びが早く、日本朝顔より大きく成長するためです。
しかし、最近販売されている種は交配品種も多く「これでなくてはいけない」とは言いずらい状況です。
日本朝顔の短所を交配によって克服した品種などもあります。
朝顔の品種選びは、好きな品種を育てれば問題ないです。不安な場合「グリーンカーテンに向いている品種はどれですか?」園芸店の店員さんに聞くのもいいでしょう。
また、「寄せ植え」と言って様々な品種を同時に植え付ける方法も有りますので。複数の品種を育ててみるのもいいでしょう。
用意するものはこれ
マンションで育てる場合はプランターなどが必要になります。
朝顔を育てる場合は深めのプランターを選ぶといいでしょう。
マンションで使えるグッズを紹介していますので下の記事を参考にしてみてください。
種を植える
土の表面に1センチほどの穴をあけて種を2~3個入れ土を掛けてあげます。
60センチのプランターであれば3箇所程度が良いでしょう。
購入した種の場合は「発芽促進処理」をしているものとそうでないものがあります。
発芽処理をしていない種を購入した場合やご近所で収穫した種を頂いたりした場合は発芽促進を行います。
朝顔の種は固く吸水しにくいので、発芽促進を行った方がいいでしょう。
1、種の曲面側にやすりやハサミなどで軽く傷を付けます。
2、種を水に浸けて1日置いておきます。
この処理をしておくと、発芽するスピードが同じ位になります。発芽する確率も上がりますのでやっておきましょう。
間引きしよう
1つの場所から複数の種が発芽した場合は、間引きを行います。
本葉が2枚程度に育ったら、一番勢いのある1株をだけを残して間引いてあげます。
間引く際は根元からハサミで切ってしまえば、残す株の根を傷つけずに済みますが、かわいそうな場合は他の場所に植え替えてあげて育てるのもありです。
摘芯をする
本葉が7,8枚になったら摘芯を行います。
摘芯とは、つるの先端を切り落とす事を言います。真ん中のつるを切り落とす事によって脇芽のつるに栄養が回り横に広がるようになります。
脇芽から出た子つるに7,8枚の葉がついたら先端を切ってあげると、孫つるが伸び始めます。
摘芯は早い段階でやり過ぎるとかえって、朝顔を弱めてしまいますので本葉が7,8枚になるまで待ちましょう。
水はしっかりあげる
土の表面が乾いたらお水をあげるようにします。
水あげる時は、プランターの下から水が流れ出すくらいあげるようにします。
朝顔は水を切らすと葉に元気がなくなりしおれてきます。
朝顔を育てるうえで水を切らさない事は重要なポイントです。
誘引しよう
つるが伸びてきたら、誘引してあげましょう。
ネットと朝顔のつるを紐や園芸用のテープなどで固定してあげることで、伸ばしたい方向につるを導きます。
肥料をあげよう
朝顔は栽培期間も長く旺盛に成長します。その為肥料を追加してあげる必要があります。
最初に培養土を使っていれば、肥料は必要ありませんが、成長するにつれ1か月に1度は化成肥料を株元に追肥します。
化成肥料は、窒素、リン酸、カリウムなどを含んでいるものを選びます。
また、1週間に1回は液体肥料をあげるようにします。
花が咲かない時は
朝顔の花が咲かないということがあります。
日照不足や夜間照明が当たるところにあると、花を咲かせないケースがありますので、注意してあげましょう。
まとめ
小学生の理科の時間に育てることもある朝顔です。
基本的に育てやすい植物ではないので、気軽に取り掛かってみましょう。
色んな種類の朝顔を育てると、時期や色など長く楽しむことも出来ます。
朝顔は大きなグリーンカーテンになると結構迫力ありますよ。