
みなさんはご自分の県や地域にご当地ナンバーはありますか?
たくさんの可愛いデザインを見て、これに変えたい!と思った人も多いのではないでしょうか。
しかし、残念ながら好きなデザインを選べるわけではありません。
ご当地ナンバーに変えたくても変更のやり方がわからない人がほとんどだと思います。
そこで今回はご当地ナンバーへの変更のやり方とかかる費用などを紹介していきます。
ご当地ナンバーって?
ご当地ナンバーとは、地域・観光振興の観点から全国的に認知されている地名を、ナンバープレートに使用する取り組みによるナンバープレートになります。
ご当地ナンバーの導入は、2006年度はら始まり、導入直後には大きな話題となりました。
ナンバープレートに記載される地域は、実際にその車を使用する地域の名称になります。
自分の好きな地域のナンバーを付けることは基本できませんが、好きな地域に別荘を持ったり、法人支社を作ったりすればその地域のご当地ナンバーを得ることは可能です。
地方版図柄入りナンバーって?
地方版図柄入りナンバープレートは、2018年10月に全国41地域において交付を開始しました。
その交付の目的は、地域の風景や観光資源を図柄に採用し、マイカーユーザーが走る広告塔として地域の魅力を広げるためとされています。
2020年5月11日に新たに17地域名表示による図柄入りナンバープレートが追加されました。
この図柄入りナンバープレートを取得する際に、ナンバープレート代とは別に寄付金を付けることによって、さらに付加価値のついたナンバープレートを選択する事ができるようになっています。
ご当地ナンバーと地方版図柄入りナンバーの違いは、ナンバープレートに図柄があるかないかになります。
ご当地ナンバーの種類
ご当地ナンバーには、通常版・図柄入り(フルカラー)・図柄入り(モノトーン)の3種類のナンバープレートがあります。
1 通常版
通常のナンバープレートと同じで、地域名だけがご当地になります。図柄は入っていません。
ペイント式と字光式があります。
2 図柄入り(フルカラー)
通常版にフルカラーで図柄が入ります。取得の際に、交付手数料+寄付金(1000円以上)が必要です。軽自動車の場合は白地に図柄が入り、黄色い枠になります。
3 図柄入り(モノトーン)
通常版にモノトーンの図柄が入ります。寄付金がない場合は、モノトーンの図柄になります。
こちらもフルカラーと同じで軽自動車には、黄色い枠が入ります。
図柄入りナンバープレートは、ペイント式だけで、字光式はありません。
寄付金は、地域の交通サービス改善・観光振興などに活用されます。
取り付けた図柄入りナンバープレートは、そのナンバープレートを変更する事由(破損・汚損など)が発生しない限り使用できます。
使用終了後は不正使用防止のために穴をあければ記念に受け取ることができます。
ご当地ナンバーに変更するには?また、その費用は?
ご当地ナンバーに変更する場合は、通常のナンバー変更とは違う手続きをする必要があります。
それは、現在のナンバープレートの表記のままご当地ナンバーにするのか、全く別のナンバーにするのかで変わってきます。
現在乗っている車の、番号や地域名を変えずに図柄入りナンバーにする場合 ⇒ 【交換】
新たな地域名に変える場合や好きな数字に変える場合 ⇒ 【希望番号 】
どちらの方法も、図柄ナンバー申し込みサービスから申し込みを行うことができます。
図柄入りナンバーは、通常のナンバープレートと異なり1枚1枚注文製作となるため、申込みからナンバープレートの交付までに10日程度(土、日、祝日及び年末年始を除いた日数)かかります。
交付手数料は通常版で約1500円(希望番号は約4500円)、図柄が入りは約7500円(フルカラーは+寄付金1000円以上)になります。
※都道府県によって費用は変わります
図柄入りナンバーはインターネットで申し込んだ後、完了メールに記載されている方法で手数料を支払います。
手数料の支払いが完了すれば手続き完了となり、もう一通メールが届きます。
そのメールに記載されている交付可能期限内に運輸支局・自動車検査登録事務所の窓口へ行くと、受け取ることができます。
ご当地ナンバー変更に必要な書類
1 自動車検査証(車検証)
2 ナンバープレート(古いナンバープレート)
3 自動車検査証記入申請書
4 軽自動車税申告書
5 車の所有者の印鑑(軽自動車は使用者の認印)
※自動車検査証記入申請書、軽自動車税申告書は、運輸支局・自動車検査登録事務所の窓口で入手できます。
ご当地ナンバー変更のやり方
まずは図柄ナンバー申し込みサービスから申し込みをします。申し込みが終わったら、その後に届くメールに従ってください。
その後はこちらへ

まとめ
ご当地ナンバー変更の流れを紹介していきましたがいかがでしたか?
目にも鮮やかで郷土愛溢れるご当地ナンバーは、これからさらに広がりを見せていくかもしれないですね。
交換手続きはさほど難しいものではなく、事前準備をしっかりと行っておけば、誰でも簡単に行うことができます。
ご当地ナンバーへ変更して様々な地域を走り、郷土を知ってもらうきっかけにしてみてもいいかもしれませんね。