ゴキブリ対策に天然成分のハッカ油を使ったスプレーを自作する

天然成分のゴキブリ除け

天然成分の虫よけとして大人気の「ハッカ」、スプレーなどにして撒いておくだけで虫よけだけではなくゴキブリ除けにもなるってご存知でしたか?

ハッカ油て何?

ハッカ油は、シソ科ハッカ属のハッカの葉を精製して抽出した天然植物油です。

食品添加物などとしても利用され、昔から広く使われてきています。

このハッカ、実は嫌われ者のゴキブリ君に対して忌避効果があるとして人気になっています。

特に小さなお子さんがいる家では重宝されています。

虫よけスプレーなどの成分に含まれる、昆虫忌避剤「ディート」と言う成分は乳幼児などには使えない為、天然成分であるハッカを使うご家庭が増えているんです。

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100円均一のアロマは使えるの?

アロマテラピーなどで使うアロマオイルとは一般的には天然成分100%のエッセンシャルオイル(精油)を指します。

100円均一で売っているものは、人工的な香料を混ぜて作っているもので、実はゴキブリ対策には使えないのです。

ゴキブリや虫は、ハッカやスペアミントの精油に含まれるテルペン化合物に対して嫌がっているので、エタノールと香料が主成分の100円均一アロマオイルは効果が期待できないということになります。

スプレーボトルに注意

ハッカスプレーを入れる容器ですが、少し注意が必要です。

ハッカ油はプラスチックを溶かしてしまいます。ポリスチレン製の PS と表記されている容器はNGです。

ガラス製または、ポリプロピレン PP 、ポリエチレン PE製の物を選ぶようにします。

ハッカスプレーの作り方

【用意するもの】

ハッカ油

・無水エタノール

・水(精製水)

ハッカスプレー100mlの作り方

・精製水90ml

・無水エタノール10ml

・ハッカ油 10~20滴程度

無水エタノールはハッカ油が水に溶けにくいので、混ぜて使います。

精製水は赤ちゃんの肌に使う場合などは使った方が良いかもしれませんが、水道水で代用しても問題ありません。

ハッカスプレーの使い方

ハッカスプレーはゴキブリ君の侵入口などに吹きかけておくといいので、排水口、換気扇、玄関、窓、キッチン回りなどゴキブリ君が立ちまわりそうな箇所に撒いておくと効果的です。

その他、エアコンのフィルターに吹きかけて部屋全体に行き渡らせたりするのも良いです。

ディフューザーで家中ブロック

ディフューザーを使って家中にハッカの香りをばらまくという方法も有ります。ゴキブリ君たちもハッカの成分が漂う家には入りにくいものです。

アロマディフューザーなどを使う場合は、ハッカ油の量を少し減らして使います。20滴入れるとかなりきつい臭いになります。

※ハッカ油を網戸に使う場合はポリスチレン製の物もあるので、確認してから使うようにしましょう。網戸が溶けてしまう可能性があります。

猫を飼っている家では使わない方が良い

猫はハッカ油が苦手です。

猫はハッカ油成分を体内で分解することが出来ずに蓄積してしまうそうです。

最悪死に至ることもあるそうで、猫を飼っているおうちでは使用を避けた方が良い様です。

まとめ

ハッカ油は花粉症などの鼻づまり時や肩こりなどに使われたりと、一家に一瓶あってもいいものですね。

ライフハック系を取り扱う当ブログでもハッカは色々なシーンで登場します。

安全、安心のゴキブリ対策として是非お試しあれ。

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