
赤ちゃんの発見は要注意!
「ゴキブリを1匹見つけたら100匹いると思え!」と言われるゴキブリ君!
あまり好きな人はいないです。そんなゴキブリの中でも赤ちゃんゴキブリを見つけた時は、大量発生の前触れかもしれません。
成虫のゴキブリならば、たまたま外からの侵入かもしれません。
ゴキブリの侵入能力はなかなか優れています。
玄関や窓、排水口や屋根裏など1ミリの隙間があれば侵入すると言われるくらいあちこちから入ってきます。
なので、お隣のゴキブリが侵入してくるなんてこともあります。
しかし、ゴキブリの赤ちゃんを家で見るようになった場合は要注意です。
1匹見つかると言うことは家の中で孵化していることが考えられます。
赤ちゃんゴキブリの行動範囲は成虫より狭い為、屋外からの侵入は確率が低いのです。
赤ちゃんゴキブリを部屋で見るということは一匹だけと言うのは、考えにくい状況なのです。
ゴキブリの大量発生のメカニズム
ゴキブリは太古の昔から命を繋いでいるくらい生命力の強い生き物です。
その繁殖力は強力で信じられないスピードで増え続けます。
1度に孵る赤ちゃんゴキブリは40匹程度
ゴキブリが成虫になって繁殖能力を持つまでには、2か月と言われています。
なので、ゴキブリの赤ちゃんを見かけたら2か月後には繁殖を始めるのです。
ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)と呼ばれる殻に包まれておりこの中に約40個程度の卵が入っています。
また、成虫になって死ぬまでに4,5回の産卵をすると言われ一匹のメスから約200匹以上の赤ちゃんが生まれてくることになるのです。
赤ちゃんが2か月で繁殖能力を持ち1匹が200匹の子供を産むのですから・・・・1匹見つけたらいっぱいになる訳です。
卵を抱えている親ゴキブリ
ゴキブリは孵化するまで卵を抱いたまま行動します。
天敵に卵を捕食されない為に持ち歩いているのです。
卵を抱いたゴキブリを駆除しても絶命する前に卵鞘を切り離すという技を持っているためかなり厄介です。
卵鞘に守られた卵は殺虫剤などが効かない為、駆除するのも困難です。
「繁殖するためには何でもありかよ!」と言いたいくらいの繁殖力なのです。
ゴキブリの天敵と言えば、「蜘蛛」ですが、家の中に大量の蜘蛛を放し飼いにするのは抵抗がありますよね!
個人的にはゴキブリ駆除はホウ酸団子が良いと思います。
でも、作るのがちょっと面倒なんですよね!
市販のものを使うならゴキブリ駆除に関しては「ブラックキャップ」が一番いいと思いますよ。
赤ちゃんゴキブリの発見場所の近くを探せ!
赤ちゃんゴキブリを1匹見つけた場所の近くには、他にも赤ちゃんゴキブリが潜伏している可能性があります。
まずは、その付近に殺虫剤やトラップを仕掛けるのも有効な方法です。
その近くには親ゴキブリがいる可能性もあります。
発見場所から半径3m以内を重点的に探してみてください。
ゴキブリの赤ちゃんは集団行動することが多く、その近くに仲間が潜んでいる可能性が高いのです。
そして、親ゴキブリ程行動範囲が広くはないので、集中してトラップを仕掛けるのは効果的です。
大量発生する前に対処せよ
そんなゴキブリ君も、気温が下がると行動できずに多くが死んでしまいます。一部は暖かい場所を見つけて冬でもたまに見ることはありますが、ほとんどは越冬できずに死んでしまう為、冬場は遭遇する率が減ります。
なので、個体数が少ない春先が対処するポイントとなります。
気温が25度を超えると、行動が活発になり繁殖活動を始ます。
春先にゴキブリの赤ちゃんを一匹でも見つけたら、すぐに対処しないと大量発生に繋がることもあるのです。
まとめ
赤ちゃんゴキブリがいるということは、すでに黄色信号だということですね!いや、もう赤と言っても過言ではないかもしれません。
赤ちゃんゴキブリが家に出た時は、相当の覚悟で挑まないと大量発生に繋がる可能性があるという事です。
ゴキブリと戦う準備をする時が来たようです。
ゴキブリの繁殖力を理解して、早めの対策を行うことで夏のゴキブリ君との遭遇率を下げることが出来ます。