
セルフのENEOSのガソリンスタンドを使うときに、かざすだけのスピードパスを使っている人も多いと思います。
しかし、このスピードパスが2020年12月31日をもってサービス終了してしまうので、新たな決済ツールとして登場したのがEneKey(エネキー)です。
このEneKey(エネキー)は2019年7月1日にデビューしましたが、まだスピードパスから切り替えていない人や、これからエネキーを使ってみようか悩んでいる人もいると思います。
また、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループやnanacoマークがある店で便利に使えるnanacoカードですが、ENEOSが発行しているENEOSnanacoをご存知でしょうか?
サービスステーションでnanacoが使えるのはENEOSだけなので、nanacoユーザーではない人も持ってみようかと考えた人もいるのではないでしょうか。
そこで今回はEneKey(エネキー)やENEOSnanacoについて解説していきます。
EneKey(エネキー)
EneKeyは、ENEOSのセルフガソリンスタンドで使える、キーホルダー型の新しいスピード決済ツールです。
EneKeyにあらかじめクレジットカード情報を登録しておき、セルフガソリンスタンドの給油機に、EneKeyをかざすだけで支払いができるようになります。
EneKey(エネキー)の特徴
1 持っているクレジットカードで登録可能
EneKeyへの登録は、普段使っているクレジットカードでできます。
新規でクレジットカードを申し込む必要がないので、わずらわしい発行審査が無くスムーズに登録できます。
登録できるカードは、ENEOSカード(C・P・S・ニコス)、シナジーカード、特別提携カード(JALカード・ANAカード・楽天カードなど)などさまざまなカードが登録できます。
2 決済がスピーディーに
EneKeyにクレジットカードを登録してあるので、財布からクレジットカードやお金を出すことなく、EneKeyをリーダーにタッチするだけで決済が完了します。
3 車のキーに付けられるキーホルダータイプ
車や家の鍵に付けられるため、持ち運びがとても便利です。
また、給油のために現金やクレジットカードを持ち運ぶ必要がないので、給油だけする場合は手ぶらで行けます。
他会社のキーホルダー型決済ツールはこちら
4 無くした時に安心の紛失・盗難補償付き
EneKey入会と同時に盗難補償に自動加入になります。
もし落としたり盗まれた場合でも、連絡した日の60日前~3日後の不正利用による被害は、60万円を限度に補償されます。
5 入会金・年会費無料
EneKeyは、入会金や年会費が全て無料です。
EneKeyの作り方
EneKeyを新規で発行する場合は、サービスステーションの店頭でのみ発行可能です。
スピードパスからEneKeyに切り替える場合は、Webまたは店頭で切り替え可能です。
新規発行ですでに持っているクレジットカードでEneKeyに入会する場合
必要な物 クレジットカード 運転免許証
1 サービスステーションのスタッフにクレジットカードを提示して、EneKeyに仮登録する。
2 店頭のタブレットで、会員情報(氏名・住所・生年月日・性別・電話番号・メールアドレス)を入力して本登録する。
3 EneKey本体・契約一式を受け取って完了。
※EneKeyは、発行当日から利用できます。
ENEOSカードと同時にEneKeyに入会する場合
1 ENEOSカードの申込書、または店頭のタブレットにて、ENEOSカードの入会時に「EneKey申込欄」をチェックする。
2 ENEOSカード発行後、メールまたはDMでEneKey発行準備完了、及び再来店のお知らせが届きます。
3 EneKey発行準備完了のメールやDM、再来店のお知らせが来たら、ENEOSのサービスステーションに行き、上記の「すでに持っているクレジットカードで入会」と同じ方法で手続きする。
スピードパスからの切り替え方法
すでに持っているスピードパスからEneKeyに切り替える方法はWebと店頭の2種類があります。
Webで切り替える場合
1 切り替え専用Webサイトにアクセスして、空メールを送信する。
Webサイトはこちらへ【切替え申込み】
2 返信されたメールに記載されたURLにアクセスして、必要事項(スピードパス番号・クレジットカードの下4桁・生年月日)を入力して送信する。
3 スピードパスに登録されている住所にEneKey本体・契約一式が届きます。
※EneKeyが届いたら、スピードパスヘルプデスクに連絡して、退会手続きをしてください。
店頭で切り替える場合
必要な物 スピードパスに登録しているクレジットカード 運転免許証
1 スピードパスに登録されているクレジットカードを店頭のレジに提示して、切り替えを実施する。
2 EneKey本体・契約一式を受け取ったら切り替え完了。
EneKey(エネキー)を無くしてしまったら
ENEOSnanaco
ENEOSnanacoは、ENEOSが発行しているキーホルダー型のnanacoです。
ENEOSnanacoの特徴
1 nanacoが使えるサービスステーションはENEOSだけ
セルフのサービスステーションでの支払いは、操作ガイドに従って、給油前にnanacoを所定のリーダーにタッチするだけです。洗車時にも使えます。
フルサービスステーションでの電子マネーに取り扱いについては、店舗によって異なりますので、詳しくは店舗に問い合わせてください。
2 nanacoポイントが貯まる
給油でも洗車でもnanacoで支払いした場合は、nanacoポイントが貯まります。
【200円(税抜) ⇒ 1ポイントが貯まります】
3 NEOSnanacoはキーホルダー型
通常セブンイレブンなどで発行しているnanacoはカード型のnanacoになりますが、ENEOSnanacoはキーホルダー型のnanacoになりますので、車や家の鍵などに付けておけば、持ち運びも簡単で支払い時に現金やカードを出さずにすればスムーズに支払いができます。(チャージしておく必要があります)
ENEOSnanacoの作り方
ENEOSnanacoは、ENEOSのサービスステーションに行けば、その場で作れます。
Nanacoを持っていなくても、ENEOSのサービスステーションで作ることができ、チャージも可能です。
発行した日からすぐにチャージをすれば使えます。
発行手数料に300円(税込)かかりますが、年会費は無料で使えます。
まとめ
1 EneKeyは、ENEOSのセルフガソリンスタンドで使える、キーホルダー型の新しいスピード決済ツール。
2EneKeyの特徴は新たにクレジットカードを作らなくても、普段使っているクレジットカードで登録できる・キーホルダー型なので持ち運びも簡単・支払い時に現金やクレジットカードを出さずにすむ・無くした時に安心の紛失・盗難補償付き・入会金・年会費無料などがある。
3EneKeyの作り方は、店頭で作る場合とWebサイトで申し込む場合の2種類がある。
4 ENEOSnanacoは、ENEOSが発行しているキーホルダー型のnanaco。
5ENEOSnanacoの特徴は、給油や洗車時に使える・nanacoポイントが貯まる・キーホルダー型なので支払いがスムーズになる・ENEOSのサービスステーションでもチャージできるなどがある。
6ENEOSnanacoは、ENEOSのサービスステーションに行けばその場で発行でき、発行手数料300円年会費無料で作れる。