
ココアのカフェイン量は?
ココアってカフェインが含まれているって知ってました?
先日、授乳中のお母さんとそんな話になりました。
「ココアって子供の飲み物でしょ?飲んでも大丈夫じゃないの?」
「チョコレートだってカフェインが入っているからね!」
そうなの??と言うことで、調べ上げて見ましたよ。
食品安全委員会のページから
食品名 カフェイン含有量
コーヒー 60 mg/100ml
インスタントコーヒー 57 mg/100ml
紅茶 30 mg/100ml
せん茶 20 mg/100ml
ココアが載ってない!
じゃあ、ココアを販売しているメーカーのページに行けばわかるかも・・・
Q.ココアにはカフェインは含まれていますか。
A.ココアにもわずかにカフェインが入っています。ココアに含まれるカフェインはお茶やコーヒーに含まれる量よりはるかに少ないので あまり気にせず、お飲みください。
森永のHPを見てみるとカフェインは少しだから気にするな!と言う感じです。
しかし、ネットを見ているとココア1杯にはカフェインが10mg~50mg含まれていると言うサイトもある。
どういうことなのでしょう?
更に深く調べてみると、どうやらココアには純粋なココアパウダーと調整ココアと言うものがあるようです。
カカオマス(cocoa mass、まれにcacaomas)とは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したもの。外皮と胚芽は工程中で除去される。液体のものをカカオリカー、冷却・固化したものをカカオマスと呼ぶ。
ココアパウダーはカカオマスから脂肪分であるココアバターを搾った残りである「ココアケーキ」を粉砕して粉末状にしたもの
引用元: wikipedia
ココアパウダーに含まれるカフェイン量は100gあたり230mg
バンホーテンミルクココア 350mlに含まれるカフェイン量は35mg
純粋なココアパウダーであるとカフェインの量はそれなりに含まれるようです。
森永ミルクココア、バンホーテンミルクココアのような調整ココアには、さほどカフェインが含まれていないという事のようです。
寝る前に飲んで大丈夫?
カフェインのせいで眠れなくなる事を心配している方も多いようですが、コーヒーなどと比べると調整ココアでは含まれるカフェインの量が少ない為、そんなに気にしなくても大丈夫なようです。
限度を超えて大量に摂取すればそれなりに影響もあるかと思われますが、一杯のココアで眠れなくなると言うことはなさそうです。
それでも気になる方は、朝昼に飲むことをお勧めします。
また、カフェインの効果は摂取した後30分程度を要すると言われています。
なので、ココアを飲んですぐに脳が活性化するかと言われれば、そんなこともないと思われます。
そもそも、眠気覚ましとして考えた場合にカフェインの摂取量が少なすぎてココア一杯程度では効果はあまり期待できません。
眠気覚ましで考えれば調整ココアより純ココアの方が若干効果が見込める程度です。
授乳中のお母さんが飲んでも大丈夫?
授乳中の母親がとれるカフェイン量の目安が1日コーヒー1杯程度とすると、調整ココアは4,5杯飲んでも問題ないということです。
摂取量から考えればもっと飲んでも大丈夫と言うことになりますが、あかちゃんがカフェインの排出に時間がかかることを考えると、ほどほどにした方がよさそうです。
ココアを飲むタイミングは、授乳後すぐが良いですね!
カフェインゼロなら麦茶があります。こちらの記事もあわせてどうぞ
まとめ
調整ココアにはそれほどカフェインは含まれていないので、授乳中のお母さんがや子供が飲んでも影響は少ないようです。
WHOなどの基準による、ココアのカフェイン量は純粋なココアパウダーをもとに考えられているようです。
この場合は、コーヒーの半分程度のカフェインを想定した方がいいでしょう。
授乳期のお母さんが飲める量は2杯程度となりますので、少し注意した方がいいみたいです。