
夏の暑い時にサイダーって美味しいですよね。缶やペットボトルで直接飲むのも良いのですが、コップに氷を入れて飲むのが大好きです。
そんなサイダーの賞味期限について調べてみました。
サイダーってどんなもの?
サイダーと言えばもっとも有名なのが三ツ矢サイダーではないでしょうか?
現在では地ビールならぬ地サイダーがあるくらいですが、そんなサイダーの名前の由来ってご存じですか?
賞味期限を調べていくうちにサイダーの定義が分かりにくくなり少し調べてみました。
元々サイダーは英語でリンゴ酒を指すものでした。しかし、日本では砂糖とクエン酸と香料が加えられた炭酸飲料を指す飲料になっていました。
リンゴ酒としての名残はリンゴ系の香味を含んだものをサイダーとしていたようですが、現在ではアルコールを含まない無色透明の炭酸飲料の総称として使われています。
無色透明な炭酸飲料と言えば昔からサイダーの他にキリンレモンやリボンシトロンと言った飲み物がありました。
キリンレモンやリボンシトロンは柑橘系の香味を使っていたためサイダーとは名乗らなかったようです。
要するにサイダーとの違いは香味にリンゴを使っているか、使っていないかで区別されていたことになります。
サイダーの賞味期限を調べていくうちに無色透明な炭酸飲料に関しては、ほとんど変わらないという事が分かりました。
サイダーの賞味期限はどれくらい?
サイダーの賞味期限ですが、缶とペットボトルがありますね。
賞味期限はどちらも半年~1年程度なっていました。
もう少し細かく見るとペットボトルの1.5Lの物は賞味期限が短く半年とされていて、500ml以下の商品に関してはほぼ1年となっています。
開封後はすぐに飲み切るようにします。
口を直接つけた場合はその日のうちに、コップなどに移して飲んだ場合は2,3日で飲み切るようにしましょう。
どんな飲料でも同じことが言えますが直接口を付けた場合は、一日で雑菌が繁殖してしまいます。
賞味期限切れサイダーはいつまで飲める?
賞味期限が切れたサイダーはいつまで飲むことが出来るのでしょうか?
当サイトでも飲料の賞味期限については何度か取り上げているのですが、保管条件によって変わってくるものや、容器に影響されるものなど色々あります。
サイダーの場合はどうなのでしょうか?
まずサイダーの賞味期限は殆どが1年程度となっています。これは日本の飲料のスタンダードとも言えます。
缶などに入っている炭酸飲料は元々劣化しにくいものが多いのですが、サイダーも腐りにくい炭酸飲料です。
当然賞味期限ですから過ぎたとしても飲めなくなるわけではありません。
日持ちする飲料などの場合は、容器の保証期間が賞味期限になることもあります。
しかし、サイダーの場合は官能試験によるところが大きいかもしれません。
官能試験とはその商品の味や食感、形状といったものから判断され、メーカーが最低限の品質を保てないと判断した場合はそこで賞味期限を設定します。
ここで注意したいのは衛生上の問題ではないという事です。
分かりやすく言うと不味くなるけど飲んでも衛生上の問題は少ないですよという事になります。
サイダーは長期保存すると徐々に炭酸が抜けていきます。ペットボトルなどは缶に比べると炭酸が抜けやすいです。
炭酸が抜けた甘い水になってしまうという事です。
しかし、賞味期限は余裕を持って定められており、半年程度過ぎたくらいでは大きく劣化することは無いでしょう。
徐々に炭酸が抜けて行ったり、風味が落ちていくものなので適切な保存がされ、且つ未開封であれば飲める確率は高いという事です。
サイダーの保存方法は?
サイダーの保存方法は基本的に常温で構いません。
但し直射日光は避けるようにしましょう。太陽の光は変色などを招く原因となります。
高温多湿になる場所は避け冷暗所に保管するようにしましょう。
冷凍庫などに保管すると破裂する可能性があります。冷蔵庫でも冷気の直接当たる場所は避けるようにします。
まとめ
日本では無色透明な炭酸飲料をサイダーと呼びます。
サイダーの賞味期限は1年程度です。
賞味期限を過ぎた場合は炭酸が抜けていきます。
未開封であれば賞味期限を多少過ぎても衛生上の問題は少ないでしょう。
保存する際は直射日光の当たらない冷暗所に保管するようにします。