
ちくわは便利な食材ですね。子供のお弁当に大活躍します。ちくわを使ったレシピはたくさんのバリエーションがあります。
そんな便利なちくわですが賞味期限や種類などいろいろと調べてみました。
生ちくわと焼きちくわの違いって何?
ちくわと言えば愛知県豊橋市が有名ですが、全国にご当地のちくわが存在します。
ちくわって焼きちくわと生ちくわがあるの知ってますか?
焼きちくわは煮物やおでんなんかによく使われます。生ちくわはそのまま食べたりすることが多いかもしれません。
この違いって意外とはっきりしないんですよね。
大手メーカーの「紀文」の場合は使っている魚の材料から見た目迄大きく変わります。
焼きちくわは水玉模様の焼き目が入っているちくわです。主に東北地方で作られぼたん焼きと言われています。
ぷくっと膨れた焼き目におでんのつゆなどがしみ込み味が付きやすいように工夫されています。
使われる魚も火を通して甘みが出るような魚のすり身を使っているそうです。
生ちくわは生食用でそのまま食べても美味しいようにと作られています。
真ん中に均一に焼き目が入っています。
しかし、これは「紀文」のちくわのことでメーカーが変わるとその焼き目も大きく変わり製法も違うものもあります。
なので、焼きちくわと生ちくわと明確に分けるのは難しいところもあります。
使う魚は地方によっても変わります。元々地元でとれる魚が使われることが多く場所によって使われる魚も変わってきます。
焼き目に関しても紀文では生ちくわとして売られている真ん中に均一に焼き目が入っているものでも、他のメーカーでは焼きちくわとして売られているものもあります。
メーカーによって製造されてから、そのまま出荷されるものを生ちくわとして、一度冷凍した物を焼きちくわとしているところもあります。
ちくわの賞味期限はどれくらい?
ちくわの賞味期限はどれくらいでしょう?
賞味期限は未開封である場合です。開封後は出来るだけ早く食べるようにします。空気に触れると菌の繁殖などリスクが高まり傷みも早くなる可能性があります。
ちくわは原料が魚のすり身で作られているので、そんなに日持ちはしません。焼きちくわ、生ちくわのどちらも賞味期限に差がありません。
製造工程で火を通すので生の魚よりは傷みません。
冷蔵品で1週間程度、冷凍品だと1か月~2か月程度となっています。
冷蔵品のちくわはスーパーなどでよく売られているものですね。
一般的にはこちらのちくわを手にすることが多いと思います。
賞味期限切れのちくわはいつまで食べる事が出来るか?
賞味期限が切れてしまった場合はどれくらいまで食べる事が出来るのでしょうか?
賞味期限が過ぎてもすぐに食べる事が出来なくなるわけではありません。
冷蔵品のちくわの賞味期限が1週間とするとプラス3日程度は問題なく食べる事が出来る可能性が高いでしょう。
未開封で冷蔵庫で保存した場合です。
メーカーも賞味期限を定める際に必ず余裕を持って賞味期限を決めます。
安全係数と言われるものがあり、例えば商品が劣化する期間を9日とすると安全係数0.8を掛けて賞味期限を7日に設定するという事です。
要するに賞味期限の1.2倍くらいの期間は問題なく食べる事が出来るという期間なのです。
もちろん保存方法などに左右されるので食べる際にはしっかりと安全を確認してから食べるようにしましょう。
冷蔵品に関しても同じ事が言えます。
賞味期限が1か月とすると1週間程度過ぎたとしても問題が無い可能性は高いという事です。
ちくわが傷んでいるのか?見極めるには
賞味期限が過ぎても食べる事出来ることを紹介しましたが、しっかりと確認してから食べる事をお勧めします。
賞味期限内であっても保存方法が悪ければ傷んでしまうこともありますし、開封後などはしっかりと確認してから食べる方が良いです。
ちくわは見た目、臭い、味、触感で判断します。
見た目ですが、カビがある場合や変色している場合は食べるのを避けましょう。
臭いはツンと酸っぱい臭いがする場合は傷んでいる可能性が高いです。
触ってみてヌルヌルしたりべたべたするようなものも傷んでいます。糸を引くようなものもダメです。
最後に味ですが、少し食べてみて違和感があったらやめておきましょう。
ちくわの保存方法は?
冷蔵で1週間程度の賞味期限ですが冷凍するとある程度賞味期限を延ばすことが出来ます。
かまぼこなどと違って、ちくわは冷凍しても食感があまり変わらない食品です。
最初からの冷凍品と同じにはなりませんが1か月程度であれば食べる事が出来ます。
冷凍品であっても一度解凍してしまうと、賞味期限が短くなります。使う際は必要な分だけ取り出し解凍するようにしましょう。
冷蔵品も常温の外気に置いておくと結露が発生してしまいます。それをそのまま冷蔵庫へしまうと周りに水分がついているため傷みが早くなってしまいます。
冷蔵庫から取り出すのも使う分だけ取り出す方が良いでしょう。
まとめ
ちくわは生ちくわと焼きちくわがある。
しかし、全国的に様々なちくわが生産されていて線引きはあいまい。
賞味期限は冷蔵品で1週間程度、冷凍品で1か月~2か月程度。
賞味期限切れはしっかりと見た目や味、臭い、触感、確認して食べるようにしましょう。
ちくわは冷凍保存すれば賞味期限を延ばすことが出来る。