
カーテンに付いた黒いカビ何で落とす?
レースのカーテンに黒い点々が出来てしまいました。
そう、カビです。
結露などで、カーテンにカビが生えるのは良くあること。
しかし、このカビ実はなかなか手強いんです。
そもそも、カーテンを自宅で洗えるの?と言うところから始まって、このカビはどうやって落とすの?など分からない事ばかりです。
色物のカーテンは色落ちなどの問題もあるので、今回はレースの白いカーテンのカビの落とし方と洗濯の仕方を紹介します。
自宅で洗濯しても大丈夫なカーテンか?
まずは、レースのカーテンが自宅で洗濯をしてもいいものか?を調べないといけません。
カーテンについている洗濯表示を見てみましょう。
2016年12月1日からJISとISOの統合が図られ、JISのマークは新しいJIS L 0001へと変更されたんです。
新しいマークは

がついていたら洗えませんと言うことです。前のマークと大して変わらないんですけどね!
ということで、洗濯表示に✖があるか?ないか?を確認しましょう。
自宅洗うのが無理なら、クリーニング屋さん行きです。
カーテンのカビを落とすには素材を傷める可能性もあります。
「カビも生えたし捨てるつもりでやってみよう」くらいの覚悟あると良いかもしれません。
強力な洗剤を使えばカビを落とす事は出来るのですが、素材も傷めてしまいます。
素人にはその判断が難しいところでもあります。
重曹でカーテンのカビを落とせるか?

よく重曹を使ってカーテンのカビを落とす方法が紹介されますが、個人的には懐疑的です。
カビが薄くなることはあっても綺麗に落ちるまでは難しいと思うんですよね。実際落ちなかったし・・・
私のやり方が悪かったのか?それともカビが強力だったのか?それは分かりません。
カビの色が薄くなっても白いカーテンに黒い点々が残っているのは気持ちのいいものではありません。
カビキラーVSキッチンハイター
本命は「カビキラー」と「キッチンハイター」です。
どちらも、次亜塩素酸ナトリウムが含まれている洗剤です。
カビと言えば、次亜塩素酸ナトリウムですが、因みにどちらの商品の濃度が高いかご存知でしょうか?
次亜塩素酸ナトリウム濃度はカビキラーが0.5%キッチンハイターが5~6%です。
圧倒的にキッチンハイターの方が強力なんです。本来「カビキラー」はそのまま使うもので「キッチンハイター」は薄めて使うものだからです。
カーテンのカビを落とすのに適しているのは?
使いやすさで言えば、キッチンハイターでしょう。
カビキラーは泡で出てきます。カーテンに吹きかけていくと、カビは落とせてもムラになりやすいんです。
その点キッチンハイターは、10倍に薄めて使えばカビキラーと同等の濃度になりますし、濃くするのも薄くするのもカビ次第で変えることが出来ます。
浸け置き洗いが出来て、カビキラーよりムラになりにくいです。
キッチンハイターのデメリットもあります。
このサイトではよくキッチンハイターを使った掃除方法を紹介していますが、強力すぎるゆえに素材を傷めるんです。
うちの雑巾はすぐに薄くなって穴が空きますw
浸けて直ぐに穴が空くわけではないですが、長時間浸けていたり、何度もハイターに浸けていたりすると薄くなり穴が空きます。
綿や麻などの素材は、特に気を付けた方が良いです。
カーテンのカビの落とし方と洗濯の仕方
カーテンのカビの落とし方
カーテンをプリーツに合わせて折りたたみ、ネットに入れます。
10ℓ位の水にキッチンハイターをキャップ3杯程度入れます。タライが無ければ浴槽を使って浸けると良いですよ。
30分程度浸けておきます。
カビがひどい場合には長めに浸けるか、キッチンハイターを10倍程度に薄めてスプレー容器で直接カビのある場所に吹きかけてから浸け置きます。
カーテンの洗濯の仕方
軽くもみ洗いして、漂白成分を落としてから洗濯機に入れます。
すすぎの回数は2回するようにします。
干す際はカーテンレールに戻して窓を開けて乾燥させます。この方がシワにならずに済みますよ。
まとめ
カーテンのカビの落とし方はキッチンハイターが使い勝手良いと思います。
ただし、素材は傷めるのでカビが生える前に対処したいですね。
カビが生える前に洗濯をするのも予防となります。
カビ防止の為の商品もあります。
この様な商品を使ってカビ対策をしておくのも良いと思います。