
車に乗る時の静電気をグッズを使わずにどうにかしたい
冬になると車に乗る時や降りる時に、バチっと静電気が発生することがあります。
あれ嫌ですよね!
私も大嫌いです。
静電気を除去する方法を調べていくとグッズの宣伝ばかりです。
グッズを使えば効果のあるものもありますが、「邪魔くさい」と思う方も多いはず。
個人的にはキーに付けるタイプでも邪魔くさかったし・・・
「わざわざグッズを買うまでは・・・」と思っている人も多いでしょう。
そんなわけでグッズ使わない静電気対策法を紹介します。
プリウスって静電気を帯びやすい?
ネットを調べているとある掲示板に「プリウスって静電気を帯びやすい?」との書き込みがありました。
プリウスと言えばハイブリット車の草分け的存在の車です。
電気を使って走るから、静電気が発生しやすいと思っている人がいるのかもしれません。
しかし、結論から言うとプリウスだからと言って、電気が溜まりやすい訳ではありません。
静電気の発生とは殆ど関係が無いでしょう。
最近の車はタイヤから放電しているので、車体に帯電することは無いのです。
静電気が発生する原因は?
静電気が発生するメカニズムを分かっていれば、対策もおのずと見えてきますね。
そこで、簡単に静電気が発生する原因を理解しましょう。
身体に溜まった電気が、車に触れた時に放電するのが静電気のバチッとなる原因です。
身体に溜まった電気が原因なので電気自動車が原因と言う訳ではないのです。
空気が乾燥してきたら要注意
夏場は静電気が発生する事ってあまりないですよね。
しかし冬場は静電気が発生しやすくなります。
人間の身体は夏場は電気が溜まりにくく、冬場は電気が溜まりやすいということです。
それは、なぜかというと夏場は湿度が高く空気中に電気を放電しやすい為に、身体に電気が溜まりにくいのです。
対して冬場は空気が乾燥していて、身体に溜まった電気を空気中に放電しにくい為に、身体に溜めてしまうのです。
その身体に溜まった電気が、車に触った時に放電するためにバチッとなるのです。
だから、冬場でも雨が降っているときは、静電気が起こりにくいですよね!
衣類によって発生する頻度が変わる
衣類によっても静電気が発生しやすいものと、そうでないものがあります。
例えばウールのセーターに合成皮革のコートなどを重ね着すると静電気が発生しやすい組み合わせとなります。
素材によって持っている電極が違うので特性を知らないとたくさんの電気を身体に溜めることとなります。
・ウール(+)にポリウレタン(-)
・ナイロン(+)にポリウレタン(-)
・ポリエステル(-)にナイロン(+)
上記のような相性の悪い組み合わせを避けて、静電気を抑えることが出来ます。
・ウール(+)にナイロン(+)
・ポリエステル(-)にポリウレタン(-)
車に乗る時の静電気対策
車に乗る時に発生する静電気は、身体に帯びた電気が放電するのが原因ですから、ドアに触る前に電気を逃がしてあげればバチッとはこないです。
衣類などを気を付けて、帯電しないようにすることも一つの対策ではありますが、そこまで気にして服を選ぶこともないです。
静電気を逃がすために車に触る前に「地面に掌をつける」と言うのも一つの方法です。
しかし、毎回車に乗る際に地面に触るというのも現実的ではありません。
車のキーでドアを触る
簡単に出来る静電気対策としては、車のキーの金属部分をしっかりと握ってキーの金属部分をドアにタッチします。
この時金属部分をしっかりと握るようにします。しっかりと握っていないと手にびりっとした感触が来ますのでしっかり握っておきましょう。
キーレスの車であれば、車のキーである必要はありません。
家の鍵でも机の鍵でもいいから金属の物であればOK!
ドアに触る前に体内の電気を放電してしまえば、同じことです。
車から降りる時の静電気対策
車から降りる際は、チョット注意します。
と言うのも、衣類とシートの摩擦で静電気が発生しやすく身体に帯電しているケース多い為です。
金属部分に触れて降りる
車から降りる際には、電気を逃がしながら降りるのが静電気対策となります。
やり方は簡単!
車の金属部分(車のボディなど)に触れながら降りるだけで静電気を防ぐことが出来ます。
降りる際に摩擦で静電気が発生するので、シートから身体が離れるまで金属部分に触れておきましょう。
ウェットティッシュなどがある場合は、手を拭いてから降りるのも一つの方法です。
手に水分がつくと、その水分が空気中に電気を放出してくれます。
まとめ
車に乗る時は先にキーなどの金属部分でしっかりと触るようにすることと、降りる時は車のボディなどの金属部分触りながら降りる癖をつけることが、静電気対策です。
癖にしてしまえば、静電気の「バチッ」という嫌な思いを減らしてくれるはずです。
是非お試しください。