
子供がブヨ刺された!
先日、親戚と一緒にキャンプに出掛けた我家の子供がブヨに刺されて帰ってきた。
刺された足は見事に腫れあがり「痛い」と「痒い」が織り交ざり苦しんでいる。
本人はいつ刺されたのか分からなかったらしい。
朝、起きたら痒くて帰りの車の中ではどんどんはれ上がってきたそうだ。
「ブヨに刺されると、暫くしてから腫れ上がるんだよね~」と他人事のように話していたら子供にキレられたwww
ブヨの毒ってどんなの?
ブヨは「蚊」よりも大きくて「ハエ」よりも小さな虫で海や山などの自然の多いところに生息しています。
キャンプなどは絶好のブヨに刺されるチャンスです。
このブヨは蚊のように刺すのではなく、皮膚をかみ切って血を吸うのですが、チクッとするだけで後は気付かない事も多いのが特徴です。
ブヨは皮膚をかみ切った後に麻酔をかけて血を吸います。
血を吸われている間、気付かない事が多いのはこのせいなのです。
最後にお礼としてたんぱく性の酵素毒を残していってくれます。
本当におせっかいな奴なのです。
刺された時の対処法は?
ブヨに刺された後は小さな赤い点が出来ています。
まずはブヨの毒を絞り出すことが大切です。
本来、「ポイズンリムーバー(虫の毒を吸い出すスポイトみたいな物)」などがあればいいのですが、無ければ毒を絞り出すしかありません。
この時、口で吸いだしてはいけません。たんぱく性の酵素毒は口の中に傷などがあった場合、そこから毒が回ってしまいます。
手でつねるように、毒を絞り出してください。
その後は水道水で洗い流し、しっかり消毒をしましょう。
まずは患部を温める、症状が治まらなければ冷やす。
「たんぱく性の酵素毒」ってムカデと同じです。
先日、ムカデに刺されたばかりの私ですので、この手の毒はお手の物です。
患部をまず温めることで、たんぱく性の酵素毒は熱によってタンパク質が変性します。
42度以上のシャワーでしっかりと患部を温めてあげると痛みやかゆみが収まってきます。
シャワーが無くても患部をしっかり温められればいいので、蒸しタオルなどでも大丈夫です。
外ならホットの缶ジュースなどを患部にあてて置くのもいいのですが、夏場はなかなか無いんですよね!
ただし、刺されてから時間が経ちすぎていると、逆効果になります。
毒が回り切って、温めても痒みや痛みが治まらない時は、患部を冷やしましょう。
うちの子の場合は、帰ってきて直ぐに熱いシャワーで20分以上患部を温めたら、痛みや痒みが引いたと喜んでいました。
市販薬は何を使えばいい?
ブヨに刺された時はステロイド外用薬がオススメです。
幸いムカデに刺されたばかりの私もお世話になりましたので、子供にはムヒを患部に塗って、3日もしたらだいぶ良くなりました。
症状がひどい時は病院へ
虫刺されとなめてかかると、結構怖いので頭痛や発熱がある場合や腫れのひどい時は皮膚科の病院へ行きましょう。
まとめ
ブヨは蚊と違い腫れ方や痒みなどの症状がひどいケースが多く在ります。
刺されないように気を付けることはもちろんですが、刺された時の初期対応を間違わないようにしないといけません。
子供の場合は幹部は痒いのでかきむしってしまって、悪化させてしまう事も多いようなので雑菌などが入らないように気を付けるようにしましょう。