
au(KDDI)が運営・管理をしている「au PAYプリペイドカード」。
先日概要を紹介しましたが、今回は、その使い方を紹介していきたいと思います。
au PAYプリペイドカードはMastercardブランドのみで展開
「au PAYプリペイドカード」は、2014年からサービスを展開しているプリペイド式のカードで、Mastercardブランドのみ発行されています。VISAやJCBブランドのものはありません。
au PAYプリペイドカードの使い方とは?
au PAYプリペイドカードに限らず、プリペイドカード全般に言えることですが、利用するにあたっては、チャージする→使う、の2ステップを経ないとショッピングはできません。その点が、クレジットカードと違って面倒であり、また、クレジットカードと違って、使い過ぎリスクを減らせるわけでもあります。
au PAYプリペイドカードのチャージ方法は5通り!セブン銀行でもできる
au PAYプリペイドカードでショッピングなどをしたいなら、まずはカードにチャージをしましょう。方法は全部で5通りです。
auのカードですので、TVCMやインターネットの広告などを見たことがある方なら、ローソンでは使えそうなイメージがあるかもしれませんが、意外な所として、セブン銀行(場所によってはセブン‐イレブン店内)でもチャージができるのです。
現金チャージはセブン銀行とローソン店頭およびauショップで行える
最も馴染みがあるのは、現金でチャージする方法でしょう。au PAYプリペイドカードの場合、次の3つの場所で現金チャージを行えます。
セブン銀行のATMでチャージ
アプリからのチャージ、セブン銀行ATMにカードを挿しこんでチャージする方法の2通りがあります。
アプリからチャージする場合は、セブン銀行ATMの画面で「スマートフォンでの取引」をタップし、画面上に表示されるQRコードを読み込めばチャージの手続きに進めます。
ローソン店頭のレジでチャージ
ローソンの場合は、店舗レジでチャージが行えます。店員に、プリペイドにチャージしたい旨を伝え、手続きを進めましょう。最小単位は1,000円からで、それ以上なら1円単位でチャージができます。
auショップ内の「au SaKuTTO」でチャージ
auショップ店内にあるセルフ端末「au SaKuTTO」でも、au PAYプリペイドカードのチャージができます。一部、au SaKuTTOを設置していないところもあるようですので、最寄りの店舗に置いてあるかは、事前にチェックをしましょう。
auのサイトにある、auショップ検索ページでの店舗表示結果にて、au SaKuTTO:「〇」と表記されていれば、設置されています。
この、au SaKuTTOは割と便利なようで、au PAYプリペイドカードのチャージのほか、auの通話料金支払いや、iTunesカードなどのプリペイドカードの購入もできます。
クレジットカードでチャージをする
au PAYプリペイドカードはプリペイドカードなのですが、アプリ上でならクレジットカードからのチャージもできます。ただし、一部チャージができないクレジットカードブランドもありますので注意してください。
・Mastercard
すべての発行元で利用可能
・アメリカン・エクスプレス
すべての発行元で利用可能
・VISA
au PAY カード、セゾンカード、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード
・JCB
セゾンカード、TS CUBICカード
・ダイナースクラブ
利用不可
「auかんたん決済」を使ってチャージをする
契約中のauスマートフォンに設定されている「auかんたん決済」を使ったチャージも可能です。コンビニなどの日常的かつそれほど多額の利用でないのならば、auかんたん決済を使うのが、手軽で良いかもしれません。
1,000円単位でチャージが可能で、auかんたん決済で設定されている月額以上の金額はチャージできません。
auじぶん銀行からチャージ
auじぶん銀行口座をお持ちの方は、こちらからau PAYプリペイドカードにチャージすることもできます。auじぶん銀行の場合、au PAYプリペイドカードの金額が一定金額以下になると、自動的に金額をチャージする「オートチャージ」機能に対応していますので、その点では便利です。
さらに、オートチャージ機能の一種である「リアルタイムチャージ」を設定すると、au PAYプリペイドカードの残高が0円になると、自動的にauじぶん銀行口座から引き落としをしてくれるようになります。デビッドカードのような機能ですね。
入出金記録を一元管理で残しつつ、都度チャージする手間も省きたい場合には、この使い方はおすすめです。
なお、非auユーザーの方の場合は、じぶん銀行口座からのオートチャージが自動設定されています。
Ponta(ポンタ)ポイントからチャージ
たぬきのイメージキャラクターでおなじみのPonta(ポンタ)ポイントからも、au PAYプリペイドカードへのチャージが可能です。
チャージは100ポイント以上から、月に合計20,000円まで利用でき、1ポイント=1円の交換率100%で交換ができます。
au PAYアプリを頻繁に使う方(au PAYプリペイドカード情報をアプリに登録したうえで)は、この方法はとても簡単でオススメです。
ローソンにて、au PAY アプリ(au PAYプリペイドカード)プラスPontaをうまく使うと、下記のような特典もありますのでご参考になさってください。
ローソンだけではなくセブン‐イレブンやファミマでの買い物でも使える
チャージをしたら、次は買い物です。広告の影響で、どうしてもauと言えばローソンというイメージがついているかと思いますが、au PAY(プリペイドカード)はセブン‐イレブンやファミリーマート、そしてミニストップでも使えますので覚えておきましょう。
要は、au PAY(プリペイドカード)が使える店(レジ)ならどこでも使えるのです。どうしても、「ポイント」とつくので、TカードやそれこそPonta(ポンタ)カードのようなイメージを持たれると思いますが、それよりはSuicaのイメージで使うと良いかと思います。
au PAYプリペイドカードはAmazonなどの通販サイトの買い物に便利
プリペイドカードはクレジットカードではなく、どちらかと言うと現金払いに近いイメージを持たれている方が多いと思いますので、クレジットカードの決済が当たり前化してきている、Amazonなどの通販サイトでは利用できないと思われるかもしれません。しかし、これは誤解です。
au PAYプリペイドカードは、基本的に、Mastercardが使えるお店なら利用できるのです。
従って、Amazonや楽天市場、そしてYahoo!ショッピングといったサイトでも、クレジットカードとしてau PAYプリペイドカードを登録すれば、支払時に使えるのです。
いわゆる「ポイ活」をする上では便利な使い道だと思いますので、おさえておくと良いでしょう。
まとめ
1.au PAYプリペイドカードは、Mastercardブランドのみの発行だが、au PAYプリペイドカードチャージするぶんには、VISAなどの他ブランドも使える。
2.au PAYプリペイドカードは、チャージ、買い物利用ともに、実はセブン‐イレブンでも使える。買い物利用だけなら、セブン‐イレブンのみならず、ファミリーマートやミニストップでも使える。
3.au PAYプリペイドカードを日常的に使うようなら、じぶん銀行口座を開くと便利。「リアルタイムチャージ」を設定すると、au PAYプリペイドカードの残高が0円になると、自動的にauじぶん銀行口座から引き落としをしてくれる。