
あたりめはダイエットに向いている
「あたりめ」とは「するめ」と同じものです。
昔の商人が、損をするという意味の「する」と似ていたため、縁起をかついで「あたり」を使い、「あたりめ」になったと言われています。
おつまみと言うイメージが強いでしょうか。
最近ではダイエット食品として注目を集めています。
噛めば噛むほどあじが出るあたりめは、咀嚼回数が多くなり満腹中枢を刺激してお腹いっぱいになった錯覚を起こしやすい食べ物です。
ダイエット中、空腹時の間食などに適していると言われています。
糖質制限中は特に間食にも悩むものです。「あたりめ」は糖質制限中でも食べて大丈夫なのか?カロリーと糖質を調べてみました。
あたりめのカロリーは?
100gあたり 334cal
100g当たりのカロリーとしては高めの食品です。
しかし、コンビニなどで売っている袋詰めのあたりめの内容量は20g程度なので66.8calです。
1切で考えれば2~3gなので6~8calです。
この様に見ると2,3切食べたところで、大したカロリーではないです。
これだけ少ないカロリーで満腹感を味わえれば、ダイエット食品として注目が集まるのもうなづけます。
酒のつまみとして、お酒がすすんでしまってはあまり意味が無くなってしまいますから、ご注意を!
あたりめの糖質は?
糖質制限を行っている人にとって、あたりめの糖質は気になるところです。
実はあたりめは糖質が少ない食べ物なんです。
100gあたり 0.4g
1袋20gを一人で全部食べたとしても約0.1gの糖質となります。
こいつは嬉しい数字です。
糖質ダイエットを実践している人にとっては、「あたりめ」は空腹を凌ぐのには素晴らしい食品なんです。
糖質ダイエットしていると食べてもいいけど、気を使うモノです。ちょっとした空腹を満たすのも気を使います。
あたりめは袋から出して簡単に食べれる上に、咀嚼効果で満腹感を味わえて、かつ糖質が少ない優れた食品です。
あたりめは塩分に注意
カロリーや糖質と言った面で見れば素晴らしい食品のあたりめですが、弱点が無いわけではありません。
あたりめは塩分が高めなので、食べ過ぎると問題があるかもしれません。
高血圧などの人にとっては当たり前ですが、ダイエット中の方も気を付けた方が良いでしょう。
塩分を取り過ぎると、体内の塩分濃度が高まり、その結果体内に水分を蓄えてむくみが発生しやすくなります。
せっかく、ダイエットしているのに体重が減らないなんてこともあります。糖質制限を行うとせっかく余分な水分を外に出し体重が減っているのに、あたりめの食べ過ぎで水分を蓄えてしまい結果体重が増えてしまうという事です。
あたりめを食べる時は、大量の摂取は身体によくないばかりか、ダイエットにも逆効果になりかねないことを頭に入れておきましょう。
もう一つ「プリン体」にも注意が必要です。
痛風など尿酸値の気になる方は、出来るだけ摂取を控えた方が良いかもしれません。
あたりめはタウリンなどの希少な栄養素も入っているので、悪い事ばかりではないですよ。
食べ過ぎは良くないという事で、ダイエット中の間食するには良い食べ物です。
まとめ
あたりめは糖質が少なく糖質制限を行っている人にとっては、食べても問題ない食品です。
ダイエット中の人にとって、ちょっと小腹がすいた時などに、かじることで満腹感を味わえるのでダイエットの強い味方だとわかりました。
お酒が進んでしまうのが玉に瑕です。
塩分とプリン体には注意して、食べ過ぎないように気を付ける事が大切です。