夏のエアコン節電術!無駄な電気代を抑えるテクニックを紹介

エアコンの冷房効果を効率的に

夏場の電気代はエアコンの占める割合が多くなる季節。

日中に限って言えば、50%以上がエアコンによる電力消費と言われています。

電気は自由化されたとは言え、料金は上昇傾向にあります。エネルギー輸入国の日本では仕方がないことかもしれません。

しかし、日本の家電の省エネ技術は世界一と言っても過言ではありません。

その節電効果を最大限に生かさない手はありません。

全く節電対策を行っていない人が、これから紹介するテクニックを駆使していただければ、エアコンの電気料金を半額に抑えることが可能かもしれません。

エアコンの仕組みを理解していれば、簡単に出来る節電方法です。

簡単にまとめると、エアコンの消費電力は最大値と最小値の差が10倍以上の開きがあることがポイントです。

最大値で1時間運転するのと、最小値で10時間運転するのが同じ電気消費量であることを理解するだけでも無駄な電気を使わずに済むかもしれませんね。

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エアコンを掃除する

エアコンがほこりまみれでは、十分に性能を発揮できません。

まずは、フィルターの掃除を行いましょう。フィルターは簡単に取り外せますのでまめに掃除してあげましょう。

エアコン本体の掃除は、洗浄剤が発売されています。

自分で面倒な方は業者に頼んでしまえばいいでしょう。

毎年掃除して方が良いとされますが、それは業者さんの言い分なような気がしますので、個人的な意見としては3年に一度程度で十分かと思います。

室外機を正しい環境に

室外機は正しい位置に設置していないと、エアコンは本来の能力を発揮できません。

室温上昇を抑える

エアコンの節電効果を最大限に発揮するためには、室温の上昇を防ぐことが大切です。

特にリビングなどの日当たりの良い部屋は、室温が上昇しやすい環境です。

遮光カーテンも良いのですが、カーテンとサッシ間の空気の温度はかなり上昇します。

温められた空気は天井に抜けてしまいますので、出来れば窓の外側に対策をする方が良いです。

オススメは「すだれ」です。

ペアガラスになっている窓は熱が通りにくくなっていますが、サッシのアルミ部分は結構熱を持ちます。

サッシ部分が熱くなるとせっかくの冷房効果も無駄になってしまいます。

窓の外側にすだれなどを設置することで、サッシ部分の温度上昇を防ぐことが可能になります。

植物を使った緑のカーテンも効果的です。

夏場は直射日光が部屋に入るのを極力抑えることが、ポイントとなります。

設定温度は?

設定温度は高めに設定をすることが節約のポイントです。

エアコンは設定温度に達するまで、出力を上げて運転します。

設定温度が低いとそれだけ到達するまでに時間がかかり電力を消費します。

また、外気との温度差が高ければすぐに室温が設定温度を上回り、結果出力を上げて運転することになります。

扇風機を併用する

設定温度が高いと涼しく感じないという方は大勢かもしれません。

そんな方にお勧めなのが扇風機との併用です。

最近のエアコンには「ムーブアイ」などの、人がいるところに直接風を当てる機能がついているものが、多くなっています。

我が家も「ムーブアイ」ですが、設定温度28度でも直接風が当たると寒くて仕方ありません。

風が当たることで汗が蒸発して熱を奪うので、体感温度はかなり低く感じます。

扇風機を使う場合は、部屋全体の空気を混ぜるために使うのではなく、冷気を直接に身体にあてるために使った方が効果的です。

長時間当てていると身体が冷えてしまいますので、ほどほどにした方がいいでしょう。

電源のON・OFFは?

エアコンの消費電力が最大値になるのは、設定温度に達するまでの時間です。

ON・OFFをまめにすると、それだけ電力消費が激しくなります。

設定温度を高めにして運転させた方が節電効果が期待できます。

エアコンを買い替える

これは、節電術とは少し違いますが、古いエアコンを使っているとそれだけで電気消費量は多くなってしまいます。

何十年も前に購入したエアコンは、最近のエアコンに比べると消費電力に大きな開きがあり買い替えた方がお得になります。

年配者に取っては「使えるのに勿体ない」とのことで買い替えしたがりませんが・・・うちの母もそうなので。

まとめ

簡単に出来るエアコンの節電術ですが、しっかりと意識すれば結構な節電になります。

ポイントはエアコンに頑張らせないようにすることです。

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