アイドリングストップは燃費向上に期待できない?乗り方で無駄になる

Warning: array_column() expects parameter 1 to be array, null given in /home/aozorablog/aozorablog.com/public_html/wp-content/plugins/quick-adsense-reloaded/includes/conditions.php on line 314

Warning: array_column() expects parameter 1 to be array, null given in /home/aozorablog/aozorablog.com/public_html/wp-content/plugins/quick-adsense-reloaded/includes/conditions.php on line 315

近年の車では標準装備となってきているアイドリングストップですが、信号待ちなどで自動的にエンジンを停止し、発進時にブレーキから足を離したり、アクセルを操作すると再始動してくれます。 

また、アイドリングストップ機構は軽自動車や二輪のスクーターなどの採用が増えてきていますが、アイドリングをストップさせているから環境に良いとか燃費が良くなるという話もよく聞きます。 

しかし、「何回もエンジンを始動させていて本当にエコなの?」や「アイドリングストップして本当に燃費はよくなっているの?」と疑問も持つ人もいると思います。 

そこで今回はアイドリングストップについて解説していきます。 

アイドリングストップの基礎知識 

そもそも「アイドリングストップ」とはどういう意味なのか分からない人もいると思いますので、最初に「アイドリング」から解説していきます。 

アイドリングとは? 

一般的にアイドリングとは、『いつでも動き出せる状態を維持しつつ動かずに待機している状態』の事を言います。 

例えば、車に乗ってエンジンをかけた直後や、信号待ちで車が停止している状態などはエンジンが稼働しているけどアクセルは踏んでいないけどすぐに車を動かす事ができる状態にありますね。 

このような状態を、アイドリング状態にあると言います。 

アイドリングストップとは? 

アイドリング状態では、車が停止していてもエンジンが動いているため、排気ガスを無駄に排出したり、燃費に悪影響を与えてしまう状態と言えます。 

そこで、環境保全意識が高まった現代において、停止しているときはエンジンを切り無駄な排気ガスを少しでも出さない「アイドリングストップ」を行うことが推奨されています。 

アイドリングストップ機構 

昔の車でアイドリングストップを行うには、停止中にキースイッチをOFFにしてエンジンを止める必要がありました。 

1988年に施行された『アイドリングストップ規制自動車排出ガス規制)』で、自動車メーカーがドライバーに自主的なアイドリングストップを呼びかけてユーザーも徐々に関心を持つようになり、そこで開発されたのがアイドリングストップ機構です。 

アイドリングストップ機構は、停止時にブレーキを踏み続けるとエンジンが切れ、ブレーキを放しアクセルを踏むとエンジンが再始動いて滑らかに走り出すことができる機構です。 

スポンサードリンク

市街地での環境問題や車両価格差は? 

アイドリングは、エアコンなどを動かすなど必要な時もありますが、地域によっては駐車中のアイドリングを禁止している所もありますし、アイドリングストップ機構は環境負荷の軽減としては、なくてはならない機能と言えると思います。 

しかし、アイドリングストップ機構は非装着の車と比較すると、コストが高いのも事実です。また、エンジンを始動する回数が多くなるため、スターターモーターの耐久性を上げる必要があり、スムーズな再始動を狙ってスタータージェネレーターを採用する車もあります。 

そして、エンジン始動のエネルギーを担うバッテリーについてもアイドリングストップ専用のバッテリーが必要になります。 

大容量バッテリーが高コストに 

このアイドリングストップ専用のバッテリーが高価なことも車両価格を上げる原因にもなっています。 

一般的な車は、エンジン停止時(アイドリングストップ中)にはカーナビやエアコンは止まってしまいますが、アイドリングストップ機能搭載車は電装品を動かし続けることが可能(エアコンは停止しますが、送風は続けるなど)です。 

そのため、カーナビやエアコンなどをバッテリーからの電力供給だけで動かせるように、大容量なバッテリーが搭載されています。 

アイドリングストップ専用のバッテリーには、「それなりの放電にも耐えらる」や「エンジン始動後に素早く充電する」能力が必要とされ、さらに前途したスタータージェネレーター搭載車では、小間切れの充電となるため充電受入性が求められます。 

この事から、アイドリングストップ専用のバッテリーは高性能なため高価になってしまいます。 

また、アイドリングストップ機構はいろいろな部品を揃えなければいけないので、車のコストは必然的に上がってしまいます。 

バッテリーの寿命が短い? 

当然ながらバッテリーへの負担も大きいので寿命も短い傾向にある事から、「車検ごとにバッテリー交換が必要」などと言われています。 

車検ごとに従来品より高価なアイドリングストップ専用のバッテリーを交換するとなると、ますます燃費改善分ではカバーできないほどのコストがかかってしまいます。 

本当に車検ごとにバッテリー交換が必要であるかと言えば、こちらも使用状況によって異なります。 

例えば、「走行距離が年間5000㎞位でほとんど街乗り」という人でも、「車検でバッテリー電圧を測ったら規定値をクリアしていて交換の必要がなかった」などという人もいます。 

街乗りでバッテリーへの負担は大きいにもかかわらず消耗はしていなかったというケースもありますので、必ずしも車検時に交換しなくてはいけないという事はないので、必要以上に不安になる事もないと思います。 

乗り方によっては燃費向上の期待は少ない 

アイドリングストップによって燃料消費量が減ったとしても、その差額分で十分にコストアップ分をカバーできるかは、走行距離や乗り方によって変わってきてしまうので、絶対に燃費向上分で車両価格の上昇分を埋められるとは言い切れません。 

現在の燃費測定モードである「WLTCモード」は、それまでの「JC08モード」に比べて、信号待ちなどを想定した停止時間を短く設定されているため、アイドリングストップの効果が出づらいとされています。 

また、外気温が低い時やエンジンの暖機が一定以上に進んでいない時には、アイドリングストップしない制御が入っていることも多いです。 

信号などの多い市街地走行などでは燃費改善が期待できるアイドリングストップですが、「高速道路をひたすら走る」ような状況では当然無意味になります。 

このように、車の乗り方やおかれている環境によってアイドリングストップの恩恵を受けづらい事もあります。 

こうした向き不向きはどのような機構にもあるので、アイドリングストップだけが無意味という事にはなりませんが、「使い方によってはコスト上昇分ほどの恩恵は受けられない」と言う声があるのも必然となります。 

まとめ 

現代社会では環境問題に配慮しなくてはならないのは事実あり、特に排気ガスを排出する車に関しては、少しでも環境に配慮しなくてはいけません。 

現代社会においてアイドリングストップ機構は、車両価格が高くなるデメリットもありますが、環境問題を考えると欠かすことができない重要な機構であると言えると思います。 

車を運転する私たちも、できるだけアイドリングストップを利用して、地球にやさしいドライブを心がけるようにしたいですね。 

スポンサードリンク